じゃがいもの保存に新聞紙がないときは?代用品と長持ちさせる保存方法をやさしく解説

おいしいもの♪

じゃがいもをたくさん買ったり、家庭菜園で収穫したじゃがいもをもらったりしたとき、

「じゃがいもって、どうやって保存すればいいの?」

と迷うことはありませんか?

 

じゃがいもの保存方法を調べてみると、

「新聞紙で包んで保存しましょう」

と紹介されていることがよくあります。

ところが最近は、新聞を取っていない家庭も多いため、

「うちには新聞紙がない……」

「新聞紙の代わりにキッチンペーパーでもいい?」

「紙袋や段ボールに入れるだけではダメなの?」

「買ったときのビニール袋のまま保存してもいいのかな?」

など、かえって困ってしまうこともありますよね。

 

でも、じゃがいもを保存するために、必ず新聞紙を用意しなければならないわけではありません。

大切なのは、新聞紙そのものを使うことではなく、じゃがいもを光などから守り、保存に適した環境を整えることです。

新聞紙がない場合でも、紙袋や段ボール、キッチンペーパーなど、身近にあるものを活用できる場合があります。

 

ただし、じゃがいもはどこにでも置いておけばよいわけではありません。

特に気をつけたいのが「光」です。

じゃがいもに光が当たると緑色になることがあり、芽や緑色になった部分には天然毒素が多く含まれる場合があります。

そのため、新聞紙がない場合でも、できるだけ光を避けて保存することが大切です。

また、夏と冬では室内の環境が大きく違うため、季節によって保存場所を見直したほうがよいこともあります。

 

この記事では、

  • じゃがいもの保存に新聞紙がなくても大丈夫なのか
  • 新聞紙の代わりに使いやすいもの
  • 紙袋や段ボールを使った保存方法
  • キッチンペーパーは代用できるのか
  • ビニール袋のまま保存してもよいのか
  • 新聞紙なしで常温保存する方法
  • 夏と冬で気をつけたいポイント
  • 冷蔵庫で保存するときの注意点
  • 芽や緑色になるのを防ぐためのコツ
  • じゃがいもを長持ちさせるためのポイント

などを、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

 

「新聞紙がないから、どうしよう……」

と困っている方は、まず家に紙袋や段ボールなどがないか確認してみてくださいね。

それでは、新聞紙がない場合にどうすればよいのか、順番に見ていきましょう。

 

 

  1. じゃがいもの保存に新聞紙がない!代用品を使えば大丈夫?
    1. 新聞紙がなくてもじゃがいもは保存できる
    2. 新聞紙を使う目的を知ると代用品を選びやすい
    3. 迷ったら紙袋や段ボールが使いやすい
    4. 新聞紙なしで保存するときの代用品を早見表でチェック
    5. 「新聞紙がない」と慌てて買いに行かなくても大丈夫
  2. そもそも、じゃがいもの保存に新聞紙を使うのはなぜ?
    1. じゃがいもは光を避けて保存することが大切
    2. 新聞紙はじゃがいもを光から守りやすい
    3. 湿気がこもらないようにすることも意識しよう
    4. 新聞紙で一つずつ包むことが絶対条件ではない
    5. 「新聞紙があるか」より「どこでどう保存するか」が大切
  3. じゃがいもの保存で新聞紙の代わりになるもの7選
    1. ①紙袋|少量から中量のじゃがいも保存に使いやすい
      1. 紙袋を使った基本的な保存方法
      2. 紙袋はこんな人に向いている
    2. ②段ボール|じゃがいもがたくさんあるときに便利
      1. 段ボールが向いている理由
      2. 段ボールを使うときのポイント
      3. 段ボールは床に直接置いてもいい?
    3. ③キッチンペーパー|少量のじゃがいもなら使いやすい
      1. キッチンペーパーだけで保存してもいい?
      2. 湿ったらそのままにしない
    4. ④包装紙やチラシ|家にある紙類も工夫次第で使える
      1. 清潔で乾いている紙を使おう
      2. ツルツルした紙は使い方に注意
    5. ⑤清潔な布やふきん|箱の上からかぶせる方法も便利
      1. 布を使う場合の注意点
    6. ⑥野菜保存袋|専用品を使いたい人におすすめ
      1. 商品ごとの使い方を確認しよう
    7. ⑦保存箱や収納ケース|遮光と通気性を確認して使う
      1. 密閉容器は慎重に使おう
    8. 新聞紙の代用品は「一番高価なもの」を選ぶ必要はない
    9. 代用品を選ぶときの簡単な目安
  4. じゃがいもの保存にビニール袋は使える?
    1. 買ったときのビニール袋に入れっぱなしは避けたほうが安心
    2. ビニール袋は湿気がこもりやすい
    3. ビニール袋を使うなら完全密閉しない
    4. 紙袋とビニール袋ならどちらがおすすめ?
    5. スーパーの袋をそのまま使いたいときは?
  5. 新聞紙なしでじゃがいもを常温保存する方法
    1. STEP1|まずじゃがいもの状態を確認する
    2. STEP2|濡れている場合は乾かしてから保存する
    3. STEP3|必要に応じて紙袋やキッチンペーパーを使う
    4. STEP4|光が入らないようにする
    5. STEP5|涼しく暗い場所へ置く
    6. STEP6|定期的に中の状態を確認する
    7. 常温保存は季節によって向き不向きがある
    8. 少量なら早めに使い切るのも大切
  6. じゃがいもを保存する場所はどこがいい?
    1. 直射日光が当たる場所は避けよう
    2. キッチンの棚は温度を確認してから使う
    3. シンク下は保存場所として使える?
    4. 床下収納は環境によって使える
    5. 玄関は条件が合えば利用しやすいこともある
    6. ベランダでの保存はおすすめしにくい
    7. 冷暖房の風が直接当たる場所も避ける
    8. 保存場所に迷ったら4つのポイントをチェック
  7. 夏のじゃがいもは新聞紙なしでどう保存する?
    1. 夏は常温保存に向かない環境になりやすい
    2. 夏は家の中でも涼しい場所を探そう
    3. 室温が高いときは冷蔵保存も検討する
    4. 梅雨時期は湿気にも注意する
    5. エアコンを使っていない部屋には置かないほうがよい場合もある
    6. 夏は少量ずつ買うのもおすすめ
  8. 冬のじゃがいもはどう保存する?
    1. 暖房の効いた部屋は意外と高温になる
    2. ストーブやヒーターの近くは避ける
    3. 冬も光を避けることは同じ
    4. 寒すぎる場所にも注意する
    5. 夏と冬で保存場所を変えてもOK
  9. じゃがいもを冷蔵庫で保存するときはどうする?
    1. 冷蔵庫に入れるなら野菜室を利用しよう
    2. キッチンペーパーなどで包んで保存する
    3. 冷蔵庫の中でも乾燥に注意する
    4. 冷蔵保存したじゃがいもは調理方法にも気をつけよう
    5. 冷蔵したじゃがいもを揚げ物にしたい場合は?
    6. 「冷蔵庫なら長期間放置しても大丈夫」ではない
    7. 常温と冷蔵、どちらを選べばいい?
  10. じゃがいもを長持ちさせる7つのコツ
    1. ①光を避けて保存する
    2. ②高温になる場所を避ける
    3. ③湿気をためない
    4. ④保存前にじゃがいもの状態を確認する
    5. ⑤傷んだものを見つけたら早めに取り除く
    6. ⑥袋や箱へ詰め込みすぎない
    7. ⑦「保存したら終わり」にしない
    8. 保存方法に迷ったら「遮光・温度・湿気」の3つを思い出そう
  11. こんなじゃがいもは食べられる?状態別にチェック
    1. 芽が出ているじゃがいも
    2. 皮が緑色になっているじゃがいも
    3. 少し柔らかくなっているじゃがいも
    4. しわしわになっているじゃがいも
    5. 表面に小さな傷があるじゃがいも
    6. 切ったら中が黒いじゃがいも
    7. 切ったら茶色っぽく変色している
    8. カビが生えているじゃがいも
    9. 汁が出ているじゃがいも
    10. 変なにおいがするじゃがいも
    11. 苦味やえぐみを感じたら食べ続けない
    12. 状態判断に迷ったら無理をしないことも大切
  12. じゃがいもの保存でやってはいけないこと
    1. NG①明るい場所に置きっぱなしにする
    2. NG②直射日光に当てる
    3. NG③保存前に水洗いして濡れたままにする
    4. NG④ビニール袋を完全に密閉する
    5. NG⑤傷んだじゃがいもを一緒に放置する
    6. NG⑥コンロや家電の近くに置く
    7. NG⑦暖房器具の近くに置く
    8. NG⑧段ボールに詰め込みすぎる
    9. NG⑨保存したことを忘れて長期間放置する
    10. NG⑩緑色や芽を軽く考える
    11. やってはいけない保存方法を早見表で確認
  13. 大量にもらったじゃがいもはどう保存する?
  14. 大量にもらったじゃがいもはどう保存する?
    1. まずはじゃがいもの状態を確認する
    2. 段ボールを使うとまとめて保存しやすい
    3. 一箱に詰め込みすぎない
    4. 先に食べるものを分けておく
    5. 保存した日を書いておくと管理しやすい
    6. 定期的に上下を入れ替えながら状態を見る
    7. 食べ切れない量なら料理に使う計画を立てよう
  15. じゃがいもは冷凍保存できる?
    1. マッシュして冷凍すると使いやすい
    2. 小さく切って加熱してから冷凍する方法もある
    3. 冷凍したじゃがいもは加熱料理に使いやすい
    4. 冷凍保存も長期間放置しない
  16. 切ったじゃがいもはどう保存する?
    1. 切ったじゃがいもは冷蔵庫へ
    2. 水にさらすのは変色防止にも役立つ
    3. 保存していた水は調理前に取り替える
    4. 切ったじゃがいもは早めに使い切る
    5. 作り置きしたいなら加熱してから保存する
  17. じゃがいもの保存期間はどのくらい?
    1. 常温保存は保存環境によって大きく変わる
    2. 冷蔵保存も状態を確認しながら使う
    3. 冷凍したじゃがいもも早めに使おう
    4. 切ったじゃがいもはできるだけ早く使う
    5. 保存期間より「状態」を見ることが大切
    6. 保存方法別の考え方を早見表でチェック
  18. じゃがいもの保存についてよくある質問
    1. Q1. じゃがいもの保存に新聞紙は絶対に必要ですか?
    2. Q2. キッチンペーパーで代用できますか?
    3. Q3. ティッシュペーパーでも代用できますか?
    4. Q4. 紙袋へじゃがいもを直接入れても大丈夫ですか?
    5. Q5. 段ボールへそのまま入れてもいいですか?
    6. Q6. ビニール袋のまま保存しても大丈夫ですか?
    7. Q7. 買ってきた袋からすぐに出したほうがいいですか?
    8. Q8. じゃがいもは洗ってから保存したほうがいいですか?
    9. Q9. 土付きのじゃがいもはどう保存すればいいですか?
    10. Q10. 夏は必ず冷蔵庫に入れたほうがいいですか?
    11. Q11. 冬なら室内に置きっぱなしでも大丈夫ですか?
    12. Q12. じゃがいもと玉ねぎを一緒に保存してもいいですか?
    13. Q13. りんごと一緒に入れれば芽が出なくなりますか?
    14. Q14. 芽が少しだけ出ていたら捨てたほうがいいですか?
    15. Q15. 緑色になったじゃがいもは食べられますか?
    16. Q16. 冷蔵庫に入れたじゃがいもは普通に使えますか?
    17. Q17. 一人暮らしならどんな保存方法が簡単ですか?
    18. Q18. 大量のじゃがいもはどう保存すればいいですか?
  19. まとめ|新聞紙がなくてもじゃがいもは上手に保存できる

じゃがいもの保存に新聞紙がない!代用品を使えば大丈夫?

じゃがいもの保存方法を検索すると、「新聞紙で包む」という方法をよく見かけます。

そのため、

「新聞紙がないと、じゃがいもは保存できないの?」

と心配になる方もいるかもしれません。

 

結論からいうと、新聞紙がなくてもじゃがいもを保存することはできます。

新聞紙を使うこと自体が目的ではないからです。

重要なのは、じゃがいもの特徴に合わせて保存環境を整えること。

まずは、新聞紙がないときに覚えておきたい基本から確認していきましょう。

 

新聞紙がなくてもじゃがいもは保存できる

じゃがいもの保存で新聞紙がよく使われるのは、身近にあり、じゃがいもを包んだり光を遮ったりするのに使いやすいためです。

そのため、

「新聞紙でなければ保存できない」

ということではありません。

 

新聞紙がない場合には、

  • 紙袋
  • 段ボール
  • キッチンペーパー
  • 清潔で乾いた布
  • 野菜保存用の袋

などを状況に合わせて活用することができます。

 

たとえば、じゃがいもが数個しかないのであれば、キッチンペーパーなどで包んで紙袋へ入れる方法があります。

反対に、たくさんのじゃがいもを保存したい場合は、ひとつずつ包むより、光を遮りやすい段ボールなどを活用したほうが手軽なこともあります。

 

「新聞紙とまったく同じものを探さなければ」

と難しく考えなくても大丈夫です。

まずは、じゃがいもに光を当てないことを意識するところから始めましょう。

 

 

新聞紙を使う目的を知ると代用品を選びやすい

新聞紙がないとき、

「何を代わりに使えばいいの?」

と迷ったら、新聞紙を使う目的を考えてみましょう。

 

じゃがいもの保存で特に重要なのが、光を避けることです。

じゃがいもは光に当たると緑色になることがあります。

これは単なる色の変化として軽く考えないほうがよいポイントです。

じゃがいもの芽や緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンと呼ばれる天然毒素が多く含まれることがあります。

そのため、じゃがいもはできるだけ光の当たらない環境で保存する必要があります。

 

新聞紙で包んだり、段ボールや紙袋に入れたりする方法は、じゃがいもを光から守るためにも役立ちます。

つまり、

「新聞紙の代用品=新聞紙と同じ紙質のもの」

と考える必要はありません。

 

「光を遮れるか」

「保存中に蒸れにくいか」

「清潔に使えるか」

などを考えながら選ぶことがポイントです。

 

 

迷ったら紙袋や段ボールが使いやすい

家に新聞紙がない場合、まず確認してみたいのが紙袋や段ボールです。

ネット通販を利用したときの段ボールや、お店でもらった紙袋が残っている家庭も多いのではないでしょうか。

 

紙袋は、少量のじゃがいもを保存するときに使いやすいアイテムです。

じゃがいもを入れたあと、光が入りにくいようにして冷暗所に置きます。

段ボールは、じゃがいもをまとめて保存したいときに便利です。

 

たとえば、

「実家からじゃがいもを一箱もらった」

「家庭菜園でたくさん収穫した」

というときにも使いやすいでしょう。

 

ただし、紙袋や段ボールに入れれば、どこに置いてもよいわけではありません。

直射日光が当たる場所や、夏場に高温になる場所、湿気がこもりやすい場所などは避けましょう。

保存する「入れ物」だけでなく、どこに置くかまでセットで考えることが大切です。

 

 

新聞紙なしで保存するときの代用品を早見表でチェック

「結局、家にあるもので何が使えるの?」

という方のために、代表的な代用品をまとめてみました。

 

代用品 使いやすさ 向いている使い方 注意したいポイント
紙袋 少量〜中量の保存 湿気の多い場所を避ける
段ボール 大量保存 光や湿気、置き場所に注意
キッチンペーパー 少量・個別に包む 湿ったら交換する
包装紙など 個別に包む 清潔で乾いたものを使う
布・ふきん 箱などにかぶせる 清潔で乾いたものを使用
野菜保存袋 商品に合わせた保存 使用方法を確認する
ビニール袋 補助的な使用 密閉による蒸れに注意

 

家庭で取り入れやすいのは、紙袋・段ボール・キッチンペーパーあたりでしょう。

ただし、どの方法でも共通して意識したいのが、

「光を避ける」

ということです。

 

じゃがいもを透明な袋に入れて明るい場所へ置いてしまうと、新聞紙を使わないことよりも、光が当たり続けることのほうが問題になります。

反対に、新聞紙がなくても、光を避けながら保存に適した環境を整えれば、じゃがいもを保存することはできます。

 

 

「新聞紙がない」と慌てて買いに行かなくても大丈夫

じゃがいもの保存方法を調べて、

「新聞紙で包むと書いてあるけれど、家にない!」

と困ってしまうことがあります。

しかし、そのためだけに新聞紙をわざわざ用意する必要はありません。

 

今の家庭では、新聞を購読していないことも珍しくありませんよね。

そんなときは、

「新聞紙の代わりになるものは家にないかな?」

という視点で探してみましょう。

 

紙袋があれば紙袋を使う。

段ボールがあれば段ボールを使う。

少量ならキッチンペーパーを活用する。

 

このように、じゃがいもの量や自宅にあるものに合わせて方法を選べば大丈夫です。

大切なのは、「新聞紙」というアイテムそのものではありません。

じゃがいもを光から守り、保存に適した環境を作ること。

まずはこの基本を覚えておけば、新聞紙がなくても慌てずに対応しやすくなります。

 

 

そもそも、じゃがいもの保存に新聞紙を使うのはなぜ?

「新聞紙がなくても保存できるのはわかったけれど、そもそもどうして新聞紙を使うの?」

と疑問に思う方もいるでしょう。

 

じゃがいもの保存方法として新聞紙が長く使われてきたのには、きちんと理由があります。

その理由を知っておくと、新聞紙がないときにも「何で代用すればいいのか」を判断しやすくなります。

 

じゃがいもは光を避けて保存することが大切

じゃがいもを保存するとき、特に気をつけたいのが光です。

じゃがいもは、太陽の光だけでなく、室内の光の影響を受けることもあります。

光が当たることで皮の周辺が緑色になる「緑化」が起こることがあるため、できるだけ暗い場所で保存することが大切です。

 

「直射日光じゃなければ大丈夫でしょう」

と思って、キッチンの棚やテーブルの上に置きっぱなしにするのはおすすめできません。

室内であっても、明るい場所へ長期間置かないようにしましょう。

 

じゃがいもを新聞紙で包む方法は、こうした光を遮るための工夫のひとつです。

 

 

新聞紙はじゃがいもを光から守りやすい

新聞紙は、じゃがいもを包むだけで簡単に光を遮ることができます。

また、大きさを調節しやすいのも便利なところです。

じゃがいもを数個まとめて包むこともできますし、一つずつ包むこともできます。

段ボール箱の中に敷いたり、上からかぶせたりすることもできます。

 

 

昔から家庭に新聞紙があることが多かったため、じゃがいもの保存にも利用されてきたのでしょう。

ただし、現在は新聞紙がない家庭も増えています。

そこで大切なのが、

「新聞紙がしていた役割を別の方法で補う」

という考え方です。

 

たとえば紙袋なら、中へじゃがいもを入れることで光を遮りやすくなります。

段ボールも箱を閉じれば、中に光が入りにくくなります。

つまり、新聞紙がなくても、工夫次第で同じ目的に近づけることができます。

 

 

湿気がこもらないようにすることも意識しよう

じゃがいもの保存では、光だけでなく湿気にも注意したいところです。

保存している袋や容器の中に水分がたまったり、じゃがいもが濡れた状態になったりすると、傷みにつながることがあります。

そのため、じゃがいもを保存するときは、濡れたままにしないことが基本です。

 

たとえば、土が付いているからといって、保存前にきれいに水洗いして、そのまま箱へ入れるのは避けたほうがよいでしょう。

保存する場合は、じゃがいもの表面をできるだけ乾いた状態にしておくことがポイントです。

 

また、ビニール袋など通気性が低いものを使う場合は、中に湿気がこもっていないか確認することも大切です。

 

 

新聞紙で一つずつ包むことが絶対条件ではない

じゃがいもの保存方法を見ると、

「一つずつ新聞紙で包む」

と書かれていることがあります。

すると、

「20個もあるのに全部包まないといけないの?」

と思ってしまいますよね。

 

 

もちろん、個別に包む方法が便利な場面もあります。

しかし、じゃがいもを保存するために、必ず一つずつ新聞紙で包まなければならないわけではありません。

たくさんある場合は、光を遮れる段ボールなどを活用する方法もあります。

少量なら紙袋に入れて保存するほうが簡単なこともあります。

 

「正しい保存方法は一つだけ」

と考えるのではなく、

じゃがいもの量・季節・自宅の保存環境に合わせて選ぶ

ことが大切です。

 

 

「新聞紙があるか」より「どこでどう保存するか」が大切

ここまで読んでいただくと、新聞紙の有無だけを気にする必要はないことがお分かりいただけると思います。

 

たとえば、新聞紙できれいに包んでいても、真夏の高温になる場所へ置いていたら、よい保存環境とはいえません。

反対に、新聞紙がなくても、紙袋や段ボールなどを活用して光を避け、適した環境で保存できていれば、目的に合った保存方法になります。

 

 

つまり、じゃがいもの保存で考えたいのは、

「何で包むか」だけではなく「どこで、どのような状態で保存するか」

ということです。

 

新聞紙がないときは、

「代用品がないから保存できない」

と考えるのではなく、

「光を避けるにはどうすればいい?」

「湿気がこもらない場所はどこ?」

「今の季節なら常温で大丈夫?」

と考えてみましょう。

 

この視点を持っておくと、家庭にあるものを使って保存方法を工夫しやすくなります。

 

 

じゃがいもの保存で新聞紙の代わりになるもの7選

新聞紙がなくても保存できるとわかったところで、次に気になるのは、

「では、具体的に何を使えばいいの?」

ということですよね。

身近なものの中にも、じゃがいもの保存に活用しやすいものがあります。

 

ただし、

「紙なら何でも大丈夫」

「袋に入れておけば安心」

というわけではありません。

 

じゃがいもの保存では、光を避けること・湿気をこもらせないこと・保存場所の環境を整えることが大切です。

ここでは、新聞紙の代用品として使いやすいものを7つご紹介します。

それぞれ向いている使い方が違うので、自宅にあるものやじゃがいもの量に合わせて選んでみてください。

 

 

①紙袋|少量から中量のじゃがいも保存に使いやすい

新聞紙の代わりとして、まず使いやすいのが紙袋です。

買い物でもらった紙袋や、持ち帰り用の紙袋などが残っていれば、じゃがいもの保存に活用できます。

 

紙袋のよいところは、袋の中に入れるだけで光を遮りやすいことです。

じゃがいもを一つずつ包む必要もないため、

「新聞紙で全部包むのは少し面倒」

という方にも向いています。

 

 

紙袋を使った基本的な保存方法

紙袋を使う場合は、まずじゃがいもの状態を確認します。

濡れているものがあれば、表面の水分をしっかり乾かしてから保存しましょう。

傷が大きいものや、すでに傷みが進んでいるものがあれば、長期保存用とは分けておくと安心です。

 

そのうえで、じゃがいもを紙袋へ入れます。

袋いっぱいにぎゅうぎゅう詰めにするのではなく、少し余裕を持たせるのがポイントです。

 

紙袋へ入れたら、直射日光が当たらない、できるだけ涼しい場所へ置きます。

完全に密閉する必要はありません。

むしろ、中に湿気がこもらないようにすることを意識しましょう。

 

 

紙袋はこんな人に向いている

紙袋での保存は、

  • じゃがいもが5〜10個程度ある
  • 新聞紙を一枚ずつ巻くのが面倒
  • 家に紙袋が余っている
  • キッチン周りをすっきり見せたい

という方に向いています。

特に、少量から中量程度なら扱いやすい方法です。

 

ただし、真夏など室温が高くなりやすい時期は、紙袋に入れているだけでは十分とは限りません。

保存場所の温度も確認しましょう。

 

 

②段ボール|じゃがいもがたくさんあるときに便利

大量のじゃがいもを保存したいときは、段ボールが便利です。

 

例えば、

「実家から一箱もらった」

「まとめ買いでたくさん残っている」

「家庭菜園で多く収穫した」

という場合は、一つずつ包むよりも、段ボールにまとめて保存するほうが楽なこともあります。

 

 

段ボールが向いている理由

段ボールは厚みがあり、光を遮りやすいのが特徴です。

箱として自立するので、じゃがいもがたくさんあるときもまとめやすくなります。

また、買ったじゃがいもが段ボールに入っていた場合、その箱をそのまま利用できることもあります。

 

ただし、届いた箱が湿っていたり汚れていたりする場合は、別の清潔で乾いた段ボールへ移したほうがよいでしょう。

 

 

段ボールを使うときのポイント

段ボールの底に、乾いた紙やキッチンペーパーなどを敷いておく方法もあります。

じゃがいもを入れるときは、一か所に強く押し込まないようにしましょう。

箱いっぱいに詰め込むと、下のじゃがいもに重みがかかりやすくなります。

 

また、ふたを閉じる場合も、湿気がこもらないように様子を見ることが大切です。

長く保存する場合は、

「入れたらそのまま忘れる」

のではなく、定期的に中を確認しましょう。

傷んだじゃがいもを見つけたら、早めに取り除いてください。

 

 

段ボールは床に直接置いてもいい?

段ボールは手軽ですが、置き場所には注意が必要です。

床が湿気やすい場所や結露しやすい場所では、段ボール自体が湿ってしまうことがあります。

また、夏場は床付近でも暑くなる場所があります。

 

「段ボールだから安心」

と考えず、直射日光が当たらず、湿気や高温を避けやすい場所を選びましょう。

 

 

③キッチンペーパー|少量のじゃがいもなら使いやすい

新聞紙がなくても、家庭にあるキッチンペーパーを使える場合があります。

特に、

「じゃがいもが数個だけ残っている」

というときに便利です。

 

じゃがいもを一つずつキッチンペーパーで包み、紙袋などに入れて保存すれば、新聞紙の代わりとして使いやすくなります。

 

 

キッチンペーパーだけで保存してもいい?

キッチンペーパーは新聞紙ほど大きくないため、それだけでは十分に光を遮れないことがあります。

そのため、

キッチンペーパーで包む+紙袋や箱に入れる

という使い方がおすすめです。

 

この方法なら、じゃがいも同士が直接こすれにくくなり、袋や箱の中も整理しやすくなります。

 

 

湿ったらそのままにしない

キッチンペーパーを使うときに気をつけたいのが、水分です。

保存中にペーパーが湿っていたら、そのまま放置せず交換しましょう。

濡れた紙にじゃがいもが長く触れている状態は避けたいところです。

定期的に状態を確認し、乾いた状態を保つようにしてください。

 

 

④包装紙やチラシ|家にある紙類も工夫次第で使える

新聞紙がない場合、包装紙やチラシなどを使う方法もあります。

プレゼントの包装紙や、通販の商品に入っていた紙などが残っていれば、活用できることがあります。

ただし、何でもそのまま使えばよいわけではありません。

 

 

清潔で乾いている紙を使おう

保存に使う紙は、清潔で乾いているものを選びましょう。

濡れている紙や、油汚れなどが付いている紙は避けます。

また、厚手の紙を使う場合は、蒸れが起こっていないか、ときどき確認しましょう。

 

じゃがいもを包んだあと、紙袋や段ボールに入れて保存すると、より光を遮りやすくなります。

ツルツルした紙は使い方に注意

コーティングされた紙やツルツルした紙は、通気性が低い場合があります。

そのため、完全にぴったり包んで密閉するような使い方は避けたほうが扱いやすいでしょう。

 

 

あくまで、

光を遮るための補助として使う

くらいに考えておくと安心です。

 

 

⑤清潔な布やふきん|箱の上からかぶせる方法も便利

新聞紙も紙袋もない場合は、清潔で乾いた布やふきんを使う方法もあります。

例えば、じゃがいもをかごや箱に入れて、その上から布をかぶせれば、光を遮りやすくなります。

一つずつ包む必要がないため、少し面倒を減らしたい方にも向いています。

 

布を使う場合の注意点

布は必ず清潔で乾いたものを使いましょう。

湿ったふきんをかぶせるのは避けてください。

また、布を厚く何重にもかぶせて、熱や湿気がこもる状態にする必要はありません。

あくまで遮光のために使い、保存場所そのものも涼しく風通しのよい環境を意識しましょう。

 

 

⑥野菜保存袋|専用品を使いたい人におすすめ

家庭に野菜保存用の袋がある場合は、それを活用する方法もあります。

野菜保存袋には、通気性や湿度管理などを考えて作られている商品もあります。

「家にある代用品を工夫するより、専用品を使ったほうが安心」

という方には便利です。

 

 

商品ごとの使い方を確認しよう

野菜保存袋は商品によって特徴が異なります。

そのため、

  • 常温向けなのか
  • 冷蔵庫向けなのか
  • 袋を閉じて使うのか
  • 通気させるのか

など、パッケージの使用方法を確認しましょう。

「野菜保存袋なら全部同じ」

と考えず、商品ごとの案内に従うことが大切です。

 

 

⑦保存箱や収納ケース|遮光と通気性を確認して使う

じゃがいも専用の保存箱や、野菜用の収納ケースを使う方法もあります。

キッチンの見た目をすっきりさせたい方には、こうしたアイテムも便利です。

 

ただし、選ぶときは見た目だけでなく、

  • 光を遮れるか
  • 蒸れにくいか
  • 洗いやすいか
  • 中身を確認しやすいか

といった点も見ておきましょう。

 

 

密閉容器は慎重に使おう

じゃがいもをプラスチック製の密閉容器へ入れっぱなしにすると、中に湿気がこもることがあります。

そのため、完全密閉して長期間保存するより、通気性を確保しやすい容器を選ぶほうが使いやすいでしょう。

保存箱を使う場合も、定期的にふたを開けて中の状態を確認すると安心です。

 

 

新聞紙の代用品は「一番高価なもの」を選ぶ必要はない

ここまで7つの代用品をご紹介しましたが、

「専用の保存グッズを買ったほうがいいのかな?」

と迷う方もいるかもしれません。

 

 

しかし、必ずしも高価な保存用品を準備する必要はありません。

家に紙袋や段ボールがあれば、それで十分対応できる場合があります。

 

じゃがいもの保存で大切なのは、道具の値段ではなく、

光を避けられるか、湿気や高温を避けられるか、状態を確認しやすいか

という点です。

まずは家にあるものを使いながら、無理なく続けられる方法を選びましょう。

 

 

代用品を選ぶときの簡単な目安

どれを使えばよいか迷ったら、次のように考えると選びやすくなります。

 

じゃがいもが数個だけ
→キッチンペーパー+紙袋

5〜10個程度
→紙袋

たくさんある
→段ボール

紙類がまったくない
→箱+乾いた布

見た目をすっきりさせたい
→野菜保存袋や保存箱

 

 

このように、じゃがいもの量や自宅の環境に合わせて選べば大丈夫です。

「絶対にこの方法でなければいけない」

というものではありません。

自分が管理しやすく、じゃがいもの状態を確認しやすい方法を選ぶことが大切です。

 

 

じゃがいもの保存にビニール袋は使える?

じゃがいもをスーパーで買うと、透明なビニール袋に入っていることがあります。

そのため、

「このまま保存してもいいのかな?」

と疑問に思う方も多いでしょう。

 

ビニール袋は手軽ですが、使い方によっては中に湿気がこもりやすくなります。

また、透明な袋では光を遮ることができません。

 

じゃがいもをスーパーで買うと、透明なビニール袋に入っていることがあります。

そのため、

「買ったときの袋のまま置いておいても大丈夫?」

「わざわざ紙袋に移し替えたほうがいいの?」

と迷うこともありますよね。

 

 

ビニール袋は便利ですが、じゃがいもの保存では少し注意が必要です。

特に意識したいのが、光と湿気です。

 

 

買ったときのビニール袋に入れっぱなしは避けたほうが安心

透明なビニール袋に入ったじゃがいもを、そのままキッチンの棚やテーブルに置いておくのはおすすめできません。

理由のひとつは、光を遮れないことです。

じゃがいもは光に当たると緑色になることがあります。

また、袋の中に湿気がこもると、じゃがいもの状態が悪くなる原因になることもあります。

 

そのため、買ってきたらできるだけ早めに袋の中を確認し、必要に応じて紙袋や段ボールなどへ移し替えるとよいでしょう。

 

 

ビニール袋は湿気がこもりやすい

ビニール袋は水分を通しにくいため、袋の中に湿気がたまりやすい特徴があります。

例えば、買ってきたじゃがいもの表面に少し水分が付いていたり、気温差で袋の内側に水滴がついたりすると、そのまま湿った状態が続くことがあります。

 

袋の内側が曇っていたり、水滴が付いていたりする場合は、そのまま長く保存しないほうが安心です。

一度袋から出して、じゃがいもの表面を確認しましょう。

 

 

ビニール袋を使うなら完全密閉しない

どうしてもビニール袋を使う場合は、完全に密閉しないようにしましょう。

例えば、

  • 袋の口を少し開けておく
  • 通気用の穴がある袋を使う
  • 紙袋や箱と組み合わせる

といった方法があります。

 

ただし、透明な袋では光を遮れないため、袋に入れたまま明るい場所へ置くのは避けてください。

ビニール袋を使う場合でも、最終的には暗い場所で保存することが大切です。

 

 

紙袋とビニール袋ならどちらがおすすめ?

常温で保存する場合、新聞紙の代用品としては紙袋のほうが使いやすいでしょう。

紙袋は光を遮りやすく、ビニール袋よりも湿気がこもりにくいというメリットがあります。

 

一方でビニール袋は、じゃがいもをまとめるという意味では便利ですが、

  • 遮光できない
  • 水滴がたまりやすい
  • 密閉すると蒸れやすい

という点に注意が必要です。

 

迷ったら、

「常温保存なら紙袋」

と覚えておくとわかりやすいでしょう。

 

 

スーパーの袋をそのまま使いたいときは?

「紙袋も段ボールもない」

という場合は、すぐに捨ててしまう必要はありません。

まず袋の中を確認し、じゃがいもが濡れていないか、水滴が付いていないかを見てみましょう。

 

そのうえで、袋の口を閉じたままにせず、光が当たらない場所へ置きます。

後から紙袋や箱が用意できたら、そちらへ移すと管理しやすくなります。

 

大切なのは、袋の種類だけではなく、

「光・湿気・温度の3つを意識すること」

です。

 

 

新聞紙なしでじゃがいもを常温保存する方法

ここまで、新聞紙の代わりに使えるものをご紹介してきました。

では実際に、

「今日じゃがいもを買ってきたけれど、何から始めればいいの?」

という方のために、新聞紙なしで常温保存する流れを順番に見ていきましょう。

 

 

難しい作業は必要ありません。

基本は、

状態を確認する

光を遮る

涼しく湿気の少ない場所に置く

この3つです。

 

 

STEP1|まずじゃがいもの状態を確認する

買ってきたじゃがいもを、そのまま袋ごと保存場所へ置く前に、一度状態を確認しましょう。

見るポイントは、

  • 表面が濡れていないか
  • 大きな傷がないか
  • 柔らかくなっていないか
  • カビがないか
  • 芽が大きく伸びていないか
  • 緑色になっていないか

などです。

 

状態のよいじゃがいもと、早めに使ったほうがよさそうなものを分けておくと、その後の管理がしやすくなります。

 

 

STEP2|濡れている場合は乾かしてから保存する

じゃがいもが濡れている場合は、そのまま袋や箱へ入れないようにしましょう。

表面に水分が残っていると、保存中に傷みやすくなることがあります。

 

キッチンペーパーなどで軽く水分を取り、風通しのよい場所で表面を乾かしてから保存します。

ただし、直射日光に当てて乾かす必要はありません。

じゃがいもは光を避けたい食品なので、明るい日なたへ長く置かないようにしましょう。

 

 

STEP3|必要に応じて紙袋やキッチンペーパーを使う

新聞紙がない場合は、紙袋やキッチンペーパーを使います。

少量なら、一つずつキッチンペーパーで軽く包んで紙袋へ入れる方法が使いやすいでしょう。

たくさんある場合は、無理に一つずつ包まず、段ボールなどへまとめて入れてもかまいません。

 

 

このときも、じゃがいもをぎゅうぎゅうに押し込まないことが大切です。

STEP4|光が入らないようにする

じゃがいもを入れた紙袋や段ボールは、光が入らないようにします。

紙袋なら、口を軽く折る程度でもよいでしょう。

段ボールなら、ふたを閉める、または乾いた布などをかぶせる方法があります。

 

 

ただし、完全に密閉して湿気がこもる状態にはしないようにしてください。

遮光しながら、蒸れないようにする

というバランスが大切です。

 

 

STEP5|涼しく暗い場所へ置く

入れ物が準備できたら、次は保存場所です。

理想は、

  • 直射日光が当たらない
  • 室内灯が長時間当たりにくい
  • 高温になりにくい
  • 湿気がこもりにくい

場所です。

 

「暗ければどこでもいい」

というわけではありません。

例えば、夏の閉め切った収納棚などは、暗くてもかなり高温になることがあります。

保存場所は、暗さだけでなく温度も意識しましょう。

 

 

STEP6|定期的に中の状態を確認する

じゃがいもは、保存したら終わりではありません。

特に長く保存する場合は、数日おき、または定期的に状態を確認しましょう。

チェックしたいのは、

  • 芽が伸びていないか
  • 緑色になっていないか
  • 柔らかくなっていないか
  • 水分が出ていないか
  • カビがないか
  • 変なにおいがしないか

などです。

 

 

紙袋や段ボールの底にあるじゃがいもは見落としやすいので、たくさんある場合は下のほうも確認してください。

 

 

常温保存は季節によって向き不向きがある

じゃがいもは常温保存できる食品ですが、どんな季節でも同じように考えてよいわけではありません。

特に注意したいのはです。

室温が高い時期は、常温保存に向かない環境になることがあります。

一方、冬でも暖房の効いた部屋では意外と室温が高くなることがあります。

 

そのため、

「夏だからダメ」「冬だから大丈夫」

と単純に決めるのではなく、実際にじゃがいもを置く場所の温度や湿気を確認することが大切です。

 

 

少量なら早めに使い切るのも大切

保存方法を工夫することも大切ですが、

「どうすれば何か月も保存できる?」

と考えるより、食べ切れる量を買うことも立派な保存対策です。

 

例えば一人暮らしや二人暮らしなら、必要以上に大袋を買わず、数回の料理で使い切れる量を選ぶのもよいでしょう。

 

じゃがいもは、

  • 肉じゃが
  • カレー
  • ポテトサラダ
  • じゃがバター
  • スープ
  • 炒め物

など、さまざまな料理に使えます。

保存中に状態が変わる前に、早めに献立へ取り入れるのもおすすめです。

 

 

じゃがいもを保存する場所はどこがいい?

 

新聞紙の代用品を選んでも、保存場所が合っていなければ長持ちしにくくなります。

「キッチンのどこに置けばいいの?」

「シンク下でも大丈夫?」

「玄関やベランダは使える?」

と迷う方も多いでしょう。

 

新聞紙の代わりに紙袋や段ボールを用意しても、置き場所が合っていなければ、じゃがいもが傷みやすくなることがあります。

 

じゃがいもの保存場所を選ぶときは、

  • 光が当たりにくい
  • 高温になりにくい
  • 湿気がこもりにくい
  • 温度変化が大きすぎない

といった点を意識するとわかりやすいでしょう。

 

 

家庭によって間取りや室温は違うため、「この場所なら絶対に大丈夫」と一律に決めることはできません。

それぞれの場所の特徴を見ながら、自宅に合った保存場所を探してみてください。

 

 

直射日光が当たる場所は避けよう

まず避けたいのが、窓際や日当たりのよい場所です。

じゃがいもは光の影響を受けるため、直射日光が当たる場所には置かないようにしましょう。

 

例えば、

  • キッチンの窓辺
  • ダイニングテーブルの上
  • 日差しが入る棚
  • ベランダの近く

などは、明るい時間が長くなりやすい場所です。

 

「紙袋に入れているから大丈夫」

と思っていても、袋が薄かったり、口から光が入ったりすることもあります。

できるだけ最初から暗い場所を選んでおくと安心です。

 

 

キッチンの棚は温度を確認してから使う

キッチンの収納棚は、じゃがいもの保存場所として使いやすいことがあります。

ただし、場所によっては温度が上がりやすいので注意が必要です。

 

特に、

  • コンロのすぐ横
  • オーブンレンジの近く
  • 炊飯器の蒸気が当たる場所
  • 食洗機の近く

などは、調理中に熱や湿気がこもることがあります。

 

見た目では涼しそうでも、実際には毎日温度が上がっていることもあります。

じゃがいもを置くなら、調理家電から少し離れた場所を選びましょう。

 

 

シンク下は保存場所として使える?

「暗いからシンク下がちょうどよさそう」

と思う方もいるかもしれません。

 

シンク下は光が入りにくいという点では便利ですが、湿気がこもりやすいことがあります。

配管周りは結露する場合もあり、収納スペース全体がじめじめしやすい家庭もあります。

 

そのため、シンク下を使う場合は、

  • 湿ったにおいがしないか
  • 結露していないか
  • カビが発生していないか
  • 通気性が悪くないか

を確認しましょう。

 

湿気の多いシンク下なら、じゃがいもの長期保存には向きにくいと考えたほうがよいでしょう。

 

 

床下収納は環境によって使える

床下収納がある家庭では、

「ここなら暗いし保存に向いているのでは?」

と思うこともありますよね。

 

床下収納は光を避けやすい一方、家庭や季節によって温度や湿度が大きく異なります。

特に梅雨時期や夏は湿気が高くなることがあります。

段ボールを入れておくと、箱が湿気を吸ってしまう場合もあります。

 

利用する場合は、収納内が乾燥しているか、温度が上がりすぎていないかを確認してから使いましょう。

 

 

玄関は条件が合えば利用しやすいこともある

玄関は、家の中でも比較的日が当たりにくく、リビングより涼しいことがあります。

そのため、条件が合えばじゃがいもの保存場所として使いやすい場合があります。

 

例えば、

  • 直射日光が入らない
  • 暖房の影響を受けにくい
  • 湿気が少ない
  • 真夏に極端な高温にならない

といった環境なら、紙袋や段ボールに入れて置くこともできます。

 

ただし、玄関でも西日が入る住宅や、夏にかなり暑くなる住宅もあります。

季節ごとに環境を確認してください。

 

 

ベランダでの保存はおすすめしにくい

「部屋の中が狭いからベランダに置こうかな」

と考える方もいるかもしれません。

 

しかし、ベランダはじゃがいもの保存場所としてはおすすめしにくい場所です。

理由は、

  • 日光が当たりやすい
  • 夏は非常に高温になりやすい
  • 雨や湿気の影響を受ける
  • 昼夜の温度差が大きい
  • 虫や汚れの影響を受ける

など、保存環境が安定しにくいためです。

 

 

箱の中に入れていたとしても、夏場には箱自体がかなり熱くなることがあります。

できるだけ室内で、条件の合う場所を探しましょう。

 

 

冷暖房の風が直接当たる場所も避ける

エアコンを使っている部屋では、

「涼しいから保存に向いているのでは?」

と思うかもしれません。

 

室温が高くなりすぎない点ではよいのですが、エアコンの風が直接当たる場所は乾燥しやすくなります。

また、暖房器具の近くは温度が高くなります。

 

じゃがいもを保存するなら、

冷暖房の風や熱が直接当たらない場所

を選びましょう。

 

 

保存場所に迷ったら4つのポイントをチェック

どこに置けばよいか迷った場合は、次の4つを確認してみましょう。

  1. 日光や室内灯が長時間当たらないか
  2. 暑くなりすぎないか
  3. 湿気がこもらないか
  4. 定期的に状態を確認できる場所か

 

特に4つ目も意外と大切です。

奥深い収納に入れて存在を忘れてしまうと、芽が伸びたり傷んだりしていても気づきにくくなります。

 

保存しやすさだけでなく、確認しやすさも意識してみてください。

 

 

夏のじゃがいもは新聞紙なしでどう保存する?

じゃがいもの保存で、特に悩みやすい季節が夏です。

春や秋は比較的涼しくても、夏になると室温が一気に上がります。

「冬と同じ場所に置いていたら、すぐ芽が出た」

ということもあります。

 

 

夏は、新聞紙があるかないか以上に、保存場所の温度を気にすることが大切です。

 

 

夏は常温保存に向かない環境になりやすい

真夏の室内は、冷房を使っていないとかなり高温になることがあります。

キッチンは調理によってさらに暑くなることもあります。

 

そのため、

「じゃがいもは常温保存できるから、夏でも常温で大丈夫」

と考えるのは避けたほうがよいでしょう。

常温保存が向いているかどうかは、実際の室温によって判断する必要があります。

 

 

夏は家の中でも涼しい場所を探そう

まずは、自宅の中で比較的涼しい場所がないか探してみましょう。

例えば、

  • 日が当たらない玄関
  • 北側の収納
  • 冷房を使っている部屋の棚
  • 熱源から離れた収納スペース

などです。

 

 

ただし、「暗い」という理由だけで選ばないようにしてください。

閉め切った収納は、暗くても高温になることがあります。

室温が高いときは冷蔵保存も検討する

真夏に室温が高い場合は、冷蔵庫を利用する方法もあります。

その場合は、冷えすぎや乾燥を避けるため、野菜室などを利用し、紙やキッチンペーパーで包む方法が使いやすいでしょう。

 

ただし、冷蔵したじゃがいもは、調理方法に少し注意したい点があります。

この点については、後ほど冷蔵保存の章で詳しく説明します。

 

 

梅雨時期は湿気にも注意する

夏前の梅雨時期は、温度だけでなく湿気にも注意が必要です。

紙袋や段ボールは湿気を吸いやすいため、じめじめした場所に置いていると箱や袋自体が湿ることがあります。

 

保存中に、

  • 紙袋がしんなりしている
  • 段ボールが湿っている
  • じゃがいもの表面がべたつく
  • カビっぽいにおいがする

などの変化があれば、保存場所を見直しましょう。

 

 

エアコンを使っていない部屋には置かないほうがよい場合もある

日中、誰もいない部屋はエアコンを切っている家庭も多いですよね。

真夏の室内は想像以上に暑くなることがあります。

特に日当たりのよい部屋や最上階の部屋では、かなり温度が上がることもあります。

 

 

そのような場所にじゃがいもを置きっぱなしにするのは避けましょう。

 

 

夏は少量ずつ買うのもおすすめ

夏は保存環境を整えるのが難しいため、買い方を工夫するのもおすすめです。

例えば、

「安いから大袋を買おう」

ではなく、

「今週使い切れる分だけ買おう」

と考えると、保存に失敗するリスクを減らせます。

 

特に一人暮らしや少人数の家庭では、無理に大量保存しないほうが管理しやすいでしょう。

 

 

冬のじゃがいもはどう保存する?

冬は気温が低いため、

「冬ならどこに置いても大丈夫そう」

と思いやすい季節です。

しかし、冬にも注意点があります。

 

特に現代の住宅は暖房設備が整っているため、室内が思ったより暖かいことがあります。

 

 

暖房の効いた部屋は意外と高温になる

冬でも、リビングやキッチンでは暖房によって室温が高くなることがあります。

床暖房を使っている家庭では、床付近も暖かくなります。

 

 

そのため、じゃがいもを段ボールに入れて床へ置く場合も、床暖房の熱が伝わらないか確認しましょう。

 

 

ストーブやヒーターの近くは避ける

ストーブ、ファンヒーター、電気ヒーターなどの近くは、局所的に温度が高くなります。

「部屋全体は寒いから大丈夫」

と思っていても、暖房器具のすぐそばは保存場所として向きません。

 

じゃがいもは少し離れた場所へ移しましょう。

 

 

冬も光を避けることは同じ

冬は日差しが弱く感じることがありますが、じゃがいもを光から守る必要がなくなるわけではありません。

窓際や明るい場所は避け、紙袋や段ボールなどを使って遮光しましょう。

 

 

季節に関係なく、

光を避ける

という基本は変わりません。

 

 

寒すぎる場所にも注意する

冬場に玄関や物置などを使う場合は、極端に冷え込まないか確認しましょう。

特に寒冷地では、屋外に近い場所が非常に低温になることがあります。

保存場所は、ただ寒ければよいというわけではありません。

 

家の中でも温度が安定しやすい場所を選びましょう。

 

 

夏と冬で保存場所を変えてもOK

じゃがいもの保存場所は、一年中同じである必要はありません。

 

例えば、

春・秋
→涼しい収納スペース


→室温を確認しながら必要に応じて冷蔵庫


→暖房から離れた室内の冷暗所

 

というように、季節に合わせて変えるほうが合理的です。

「じゃがいもの定位置はここ」

と決めすぎず、季節ごとに見直してみましょう。

 

 

じゃがいもを冷蔵庫で保存するときはどうする?

ここまで常温保存を中心にご紹介してきましたが、夏場など室温が高い時期には、

「冷蔵庫へ入れたほうがいいのかな?」

と迷うこともありますよね。

 

じゃがいもは冷蔵保存することもできますが、常温保存とは少し注意点が異なります。

 

じゃがいもは冷暗所での保存が基本ですが、夏場など室温が高くなる時期には、

「常温で置いておくのが心配」

「冷蔵庫に入れても大丈夫?」

と思うことがありますよね。

 

家庭内に適した冷暗所を確保しにくい場合は、冷蔵庫を利用する方法もあります。

 

ただし、

「とりあえず冷蔵庫に入れておけば安心」

というわけではありません。

 

 

じゃがいもは低温で保存すると糖が増えることがあり、その状態で揚げる・焼くなど高温で加熱すると、アクリルアミドができやすくなることが知られています。

そのため、冷蔵保存したじゃがいもは、保存方法だけでなく、その後の調理方法についても知っておくことが大切です。

 

 

冷蔵庫に入れるなら野菜室を利用しよう

じゃがいもを冷蔵する場合は、冷蔵室よりも比較的温度が高めに設定されている野菜室を利用しやすいでしょう。

ただし、冷蔵庫の設定や機種によって温度環境は異なります。

自宅の冷蔵庫の取扱説明書なども確認してみてください。

 

 

野菜室へ入れるときも、じゃがいもを裸のまま入れるのではなく、乾燥や光を防ぎやすいように包んで保存します。

 

 

キッチンペーパーなどで包んで保存する

新聞紙がない場合は、キッチンペーパーなどを活用できます。

じゃがいもを一つずつ包んでから、紙袋などへまとめて入れると扱いやすくなります。

数が多ければ、無理に一つずつ包まず、数個ずつまとめてもよいでしょう。

 

大切なのは、じゃがいもの状態を確認しやすくしておくことです。

冷蔵庫に入れたからといって、長期間そのまま忘れないようにしてください。

 

 

冷蔵庫の中でも乾燥に注意する

冷蔵庫内は乾燥しやすいため、そのまま保存するとじゃがいもの水分が失われやすくなります。

キッチンペーパーや紙袋などを利用し、乾燥を防ぎながら保存しましょう。

 

ただし、ペーパーが濡れている場合は交換します。

「乾燥を防ぐため」といって、じゃがいもを濡らして保存する必要はありません。

 

 

冷蔵保存したじゃがいもは調理方法にも気をつけよう

冷蔵保存について、ぜひ覚えておきたいのがその後の加熱方法です。

じゃがいもを低温で保存すると、還元糖が増えることがあります。

還元糖が増えたじゃがいもを高温で揚げたり焼いたりすると、「アクリルアミド」という物質ができやすくなります。

 

 

そのため、冷蔵保存したじゃがいもを調理するときは、

  • 煮る
  • 蒸す
  • ゆでる

といった、水分を利用する調理方法を選ぶとよいでしょう。

 

一方で、

  • フライドポテト
  • ポテトチップス
  • 高温でしっかり焼く料理

などに使うじゃがいもは、保存方法にも注意したいところです。

 

 

冷蔵したじゃがいもを揚げ物にしたい場合は?

冷蔵していたじゃがいもを、

「やっぱりフライドポテトにしたい」

と思うこともありますよね。

 

 

そのような場合は、冷蔵庫から出した直後に高温調理するのではなく、一定期間、常温に戻してから調理する方法があります。

ただし、戻す間も光を避けることが大切です。

また、調理時には必要以上に濃い茶色になるまで揚げたり焼いたりせず、適度な色に仕上げることを意識しましょう。

 

 

「冷蔵庫なら長期間放置しても大丈夫」ではない

冷蔵庫は便利ですが、入れておけば何か月でも安心というわけではありません。

保存中は、

  • 芽が出ていないか
  • 緑色になっていないか
  • 柔らかくなっていないか
  • カビがないか
  • 異臭がしないか

などを定期的に確認しましょう。

 

 

野菜室の奥に入れてしまうと、存在そのものを忘れてしまいがちです。

じゃがいもを入れた紙袋に保存した日を書いておくと、管理しやすくなります。

 

 

常温と冷蔵、どちらを選べばいい?

「結局、常温と冷蔵のどちらがいいの?」

と迷ったら、まず自宅に適した冷暗所があるかを考えてみましょう。

涼しく、光が当たらず、湿気がこもりにくい場所があるなら、常温保存を検討できます。

 

一方で、

「真夏で部屋がかなり暑い」

「一日中エアコンを切っていて室温が上がる」

「適した冷暗所が見つからない」

という場合は、野菜室を活用する方法があります。

 

 

つまり、

季節だけで決めるのではなく、自宅の保存環境に合わせる

ことがポイントです。

 

 

じゃがいもを長持ちさせる7つのコツ

じゃがいもの保存では、

「新聞紙を使うか」

「紙袋を使うか」

だけに目が向きがちです。

 

しかし、実際にはちょっとした習慣も保存状態を左右します。

ここでは、新聞紙の有無に関係なく意識したい7つのポイントをご紹介します。

 

 

①光を避けて保存する

まず大切なのが、何度もお伝えしている遮光です。

じゃがいもは光が当たると緑色になることがあります。

 

そのため、

  • 紙袋に入れる
  • 段ボールに入れる
  • 光の当たらない収納へ置く

などの方法で光を避けましょう。

 

 

透明な袋に入れている場合は、袋の上から光が当たらないように工夫してください。

特に、

「料理に使いやすいようにキッチンカウンターへ置いておこう」

という保存方法には注意が必要です。

 

使いやすい場所でも、照明や日光が長時間当たるなら保存には向きません。

 

 

②高温になる場所を避ける

じゃがいもを保存する場所は、できるだけ涼しい環境を選びます。

特に、

  • コンロの近く
  • オーブンレンジの近く
  • 炊飯器の近く
  • 暖房器具の近く
  • 夏の窓際

などは避けましょう。

 

同じキッチンの中でも、場所によって温度は大きく違います。

「いつもここだから」

と一年中同じ場所へ置くのではなく、季節によって保存場所を見直すことも大切です。

 

 

③湿気をためない

じゃがいもを保存するときは、湿気にも注意しましょう。

例えば、ビニール袋に密閉したまま保存すると、袋の内側に水滴がつくことがあります。

また、段ボール自体が湿っていることもあります。

 

保存前に、

「袋の中が濡れていないかな?」

「段ボールは乾いているかな?」

と確認するだけでも違います。

 

梅雨時期など湿度が高い季節は、特にこまめに状態を確認しましょう。

 

 

④保存前にじゃがいもの状態を確認する

大袋のじゃがいもを買ったら、袋ごと保存する前に一度中を確認してみましょう。

 

例えば、

  • 傷が大きい
  • 柔らかくなっている
  • 芽がかなり伸びている
  • 緑色になっている
  • カビが見える
  • 汁が出ている

など、ほかとは状態が違うものが混ざっていることがあります。

 

状態のよいものと分けておけば、保存中のチェックもしやすくなります。

 

 

⑤傷んだものを見つけたら早めに取り除く

保存中にも、ときどきじゃがいもの状態を確認しましょう。

大量に保存している場合、ひとつだけ傷んでいることもあります。

そのまま箱の中に放置すると、周囲も湿ったり汚れたりすることがあります。

 

「少し変だな」

と思うものを見つけたら、ほかのじゃがいもとは分けて状態を確認しましょう。

 

 

⑥袋や箱へ詰め込みすぎない

じゃがいもがたくさんあると、

「全部ひとつの箱に入れてしまおう」

と思ってしまいますよね。

 

しかし、箱いっぱいにぎゅうぎゅう詰めにすると、下にあるじゃがいもへ重みがかかります。

また、奥や底の状態を確認しにくくなります。

 

大量にある場合は、無理に一箱へ詰めず、複数の箱や紙袋へ分けるのもおすすめです。

 

 

⑦「保存したら終わり」にしない

最後のポイントは、意外と重要です。

じゃがいもは、保存したあとも状態が変化します。

 

そのため、

「紙袋に入れたから、あとは1か月放置」

ではなく、ときどき中を確認しましょう。

 

特にチェックしたいのは、

芽・緑色への変化・柔らかさ・カビ・水分・におい

です。

 

そして、

「そろそろ芽が出そう」

「少ししなびてきた」

と感じたら、献立を変更して早めに使うのもひとつの方法です。

肉じゃが、カレー、ポテトサラダ、スープなど、じゃがいもを多く使える料理にすると消費しやすくなります。

 

 

保存方法に迷ったら「遮光・温度・湿気」の3つを思い出そう

ここまでたくさんのポイントをご紹介しましたが、

「全部覚えるのは大変……」

という方もいるかもしれません。

 

そんなときは、

光を避ける

高温を避ける

湿気をためない

という3つを思い出してください。

 

 

新聞紙がなくても、この基本を押さえれば保存方法を考えやすくなります。

紙袋でも段ボールでも、キッチンペーパーでも、

「この方法なら光を避けられるかな?」

「暑くならないかな?」

「中が蒸れていないかな?」

と確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

 

 

こんなじゃがいもは食べられる?状態別にチェック

じゃがいもを保存していると、買ったときとは少し見た目が変わってくることがあります。

 

「芽が少し出てきた」

「皮がしわしわしている」

「触ると少し柔らかい」

「切ったら黒い部分がある」

 

このような状態を見ると、

「もう食べないほうがいいのかな?」

と迷ってしまいますよね。

 

 

じゃがいもは、見た目が少し変わっただけで必ず食べられないとは限りません。

ただし、芽や緑色の部分、カビ、強い異臭など、注意したいサインもあります。

ここでは、よくある状態ごとに確認していきましょう。

 

 

芽が出ているじゃがいも

じゃがいもをしばらく保存していると、表面から芽が出てくることがあります。

小さな芽であれば、

「これくらいなら大丈夫かな?」

と思うかもしれません。

 

じゃがいもの芽には天然毒素が多く含まれることがあるため、調理するときは芽だけを表面から折るのではなく、芽の根元とその周囲までしっかり取り除くことが大切です。

 

また、芽が多数出ている場合や、じゃがいも全体がかなりしなびている場合、緑色の部分も目立つ場合などは、無理に使わないほうが安心です。

 

保存中に芽を見つけたら、

「まだ大丈夫だから、そのまま置いておこう」

ではなく、状態を確認して早めに使うことを考えましょう。

 

 

皮が緑色になっているじゃがいも

じゃがいもの皮が緑色になっている場合は注意が必要です。

緑色になった部分には、ソラニンやチャコニンといった天然毒素が多く含まれることがあります。

 

表面の一部分だけが緑色になっている場合は、周辺を含めて厚めに皮をむく必要があります。

一方で、切ったときに中のほうまで緑色になっている場合は、食べないようにしましょう。

 

「皮をむけば何でも大丈夫」

と考えず、緑色の範囲をよく確認することが大切です。

 

 

少し柔らかくなっているじゃがいも

保存していたじゃがいもが、買ったときより少し柔らかくなることがあります。

これは、水分が抜けてしなびてきている場合があります。

 

少し柔らかい程度で、カビや異臭、汁が出ているなどの異常がなく、芽や緑色の部分も適切に処理できる状態であれば、すぐに使うことを検討してもよいでしょう。

 

ただし、

  • 押すと簡単につぶれる
  • ぶよぶよしている
  • 中から水分が出ている
  • 酸っぱいような変なにおいがする

といった場合は、傷みが進んでいる可能性があります。

見た目だけでなく、触った感じやにおいも確認してください。

 

 

しわしわになっているじゃがいも

じゃがいもの表面にしわが出るのは、水分が抜けてきたサインのひとつです。

少ししわがある程度なら、すぐに食べられないとは限りません。

 

ただし、かなりしなびていて、

  • 芽がたくさん出ている
  • 皮が緑色になっている
  • 中身まで柔らかい
  • カビや異臭がある

といった状態なら、無理に食べないほうがよいでしょう。

 

「しわがあるかどうか」だけで判断せず、全体の状態を確認することが大切です。

 

 

表面に小さな傷があるじゃがいも

じゃがいもは土の中で育つため、収穫や運搬の際に小さな傷がつくことがあります。

表面に小さな傷があるだけなら、その部分を確認し、調理時に適切に取り除けば使える場合もあります。

 

ただし、大きな傷があるじゃがいもは、そこから傷みやすくなることがあります。

そのため、保存用のじゃがいもと分けて、早めに使うとよいでしょう。

 

大袋を買ったときは、最初に傷があるものを見つけておくと管理しやすくなります。

 

 

切ったら中が黒いじゃがいも

じゃがいもを切ったときに、中に黒っぽい部分が見えることがあります。

この場合、原因はひとつではありません。

打撲や内部の変色などによって黒くなっている場合もあります。

 

一部分だけが変色していて、周囲に異臭やぬめりなどの異常がない場合は、変色部分を十分に取り除いて使えることもあります。

 

ただし、

  • 黒い部分が広範囲に広がっている
  • 中が崩れている
  • 水っぽくなっている
  • 変なにおいがする

場合は、無理に使わないようにしましょう。

 

 

切ったら茶色っぽく変色している

じゃがいもは切ったあと、空気に触れることで色が変わることがあります。

調理前に切ってしばらく置いていた場合などは、表面が茶色っぽくなることもあります。

 

このような変色と、傷みによる変色は同じではありません。

ただし、保存状態が悪かったものや、長期間放置していたものは、見た目だけで判断しにくいこともあります。

 

切ったときのにおいや硬さ、ぬめりなども一緒に確認しましょう。

 

 

カビが生えているじゃがいも

じゃがいもの表面にカビが見える場合は注意が必要です。

「カビの部分だけ切り落とせば大丈夫?」

と思うかもしれませんが、見える部分だけを取り除けば必ず安全とは言い切れません。

 

特に、

  • カビが広がっている
  • 柔らかく崩れている
  • 水分が出ている
  • 強い異臭がある

場合は、食べないほうが安心です。

 

 

保存中にカビのあるじゃがいもを見つけたら、ほかのじゃがいもから分けましょう。

段ボールや紙袋も湿っていた場合は、箱や袋を交換してください。

 

 

汁が出ているじゃがいも

じゃがいもから汁が出ている場合は、傷みがかなり進んでいる可能性があります。

表面がぬるぬるしていたり、崩れていたりすることもあります。

 

このような状態なら、無理に調理せず処分を検討しましょう。

 

また、汁がほかのじゃがいもに付いていたら、そのじゃがいももよく確認してください。

箱や紙袋に汁が染み込んでいる場合は、保存容器も新しいものへ交換しましょう。

 

 

変なにおいがするじゃがいも

じゃがいもは通常、強いにおいがする食品ではありません。

 

そのため、

  • 酸っぱいようなにおい
  • 腐ったようなにおい
  • カビ臭いにおい

など、明らかに普段と違うにおいを感じた場合は注意してください。

 

「見た目は普通だから大丈夫」

と判断せず、違和感がある場合は無理に食べないようにしましょう。

 

 

苦味やえぐみを感じたら食べ続けない

見た目では異常がわからなくても、調理したじゃがいもを食べたときに強い苦味やえぐみを感じることがあります。

そのような場合は、そのまま食べ続けないようにしてください。

特に、芽が出ていたじゃがいもや、緑色の部分があったじゃがいもは注意が必要です。

 

「味付けが少し変だっただけかな?」

と無理に食べる必要はありません。

 

 

状態判断に迷ったら無理をしないことも大切

食品を捨てるのはもったいなく感じますよね。

特に、まだ見た目がある程度きれいだと、

「なんとか使えないかな」

と思うこともあるでしょう。

 

 

しかし、保存中に明らかな異臭やカビ、汁、広範囲の緑化などがある場合は、無理をしないことも大切です。

じゃがいもを長持ちさせたいなら、傷んでから判断するより、保存中にこまめにチェックして早めに使うほうが安心で無駄も減らしやすくなります。

 

 

じゃがいもの保存でやってはいけないこと

じゃがいもの保存は、それほど難しいものではありません。

ただし、何気なくやっていることが、じゃがいもを傷みやすくしたり、緑色になる原因につながったりすることがあります。

 

ここでは、保存するときに避けたい行動をまとめて確認しておきましょう。

 

 

NG①明るい場所に置きっぱなしにする

最も気をつけたいのが、です。

じゃがいもを透明な袋に入れたまま、

  • キッチンカウンター
  • テーブル
  • 窓際
  • 明るい棚

などへ置きっぱなしにするのは避けましょう。

 

室内であっても、光が長時間当たると緑化につながることがあります。

じゃがいもは、紙袋や段ボールなどを活用して、できるだけ暗い場所で保存してください。

 

 

NG②直射日光に当てる

保存前にじゃがいもが少し湿っていたとき、

「日なたに置けば早く乾くかな」

と思うかもしれません。

 

しかし、じゃがいもを長時間直射日光に当てるのは避けましょう。

表面を乾かしたい場合は、日光の当たらない風通しのよい場所で乾かします。

 

 

NG③保存前に水洗いして濡れたままにする

土が付いているじゃがいもを見ると、

「きれいに洗ってからしまいたい」

と思いますよね。

 

しかし、すぐに調理しないじゃがいもを水洗いし、濡れた状態のまま保存するのはおすすめできません。

水分が残ると傷みにつながることがあります。

 

 

保存するじゃがいもは、基本的に乾いた状態を保ちましょう。

土が気になる場合は、乾いた状態で軽く払う程度にして、洗うのは調理する前にすると扱いやすくなります。

 

 

NG④ビニール袋を完全に密閉する

スーパーで買ってきた袋の口をきつく結び、そのまま保存してしまうこともあります。

しかし、ビニール袋の中に湿気がこもると、水滴が付いたり蒸れたりすることがあります。

特に袋の中が曇っている場合は要注意です。

 

紙袋などへ移すか、ビニール袋を使う場合は通気性を意識しましょう。

 

 

NG⑤傷んだじゃがいもを一緒に放置する

一箱にたくさん保存している場合、ひとつだけ傷みが進んでいることがあります。

そのままにすると、汁が出たり、箱の中が湿ったりして、周囲のじゃがいもにも影響しやすくなります。

 

定期的に確認して、

「これは少し状態が違うな」

というものがあれば、早めに分けてください。

 

 

NG⑥コンロや家電の近くに置く

キッチン収納の中でも、

  • コンロ
  • オーブン
  • 電子レンジ
  • 炊飯器
  • 食洗機

などの近くは熱や蒸気の影響を受けることがあります。

 

棚の中だから大丈夫と思わず、実際に調理中の温度変化も考えて保存場所を選びましょう。

 

 

NG⑦暖房器具の近くに置く

冬場に意外とやってしまいやすいのが、暖房器具の近くに箱を置くことです。

部屋の隅に段ボールを置いたつもりでも、その近くにファンヒーターや床暖房があると、じゃがいもが暖まりやすくなります。

 

 

冬でも保存場所の温度には注意してください。

 

 

NG⑧段ボールに詰め込みすぎる

たくさんのじゃがいもを一箱へ無理に詰め込むと、下のじゃがいもが圧迫されることがあります。

また、底の状態を確認しにくくなります。

 

大量にある場合は、複数の箱に分けるほうが管理しやすいでしょう。

 

 

NG⑨保存したことを忘れて長期間放置する

紙袋や段ボールへ入れると、中が見えなくなるため、つい存在を忘れてしまいます。

気づいたときには、

「芽がかなり伸びていた」

「下のじゃがいもが傷んでいた」

ということもあります。

 

 

保存した日を紙袋や箱に書いておいたり、週に一度中を見る習慣をつけたりすると安心です。

 

 

NG⑩緑色や芽を軽く考える

「少し緑色だけど、加熱すれば大丈夫」

「芽は折ればいいでしょう」

と軽く考えるのは避けましょう。

 

じゃがいもの芽や緑色になった部分には天然毒素が多く含まれることがあります。

芽は根元周辺まで取り除き、緑色の部分は周辺を含めて厚く取り除く必要があります。

 

中心部まで緑色の場合や、十分に取り除けない場合は食べないようにしましょう。

 

 

やってはいけない保存方法を早見表で確認

最後に、避けたい保存方法を簡単にまとめます。

 

避けたい保存方法 理由
明るい場所に置く 緑化しやすくなる
直射日光に当てる 光の影響を受けやすい
濡れたまま保存する 傷みにつながりやすい
ビニール袋を密閉する 湿気がこもりやすい
高温の場所に置く 発芽や傷みにつながりやすい
傷んだものを放置する 箱の中が汚れやすい
詰め込みすぎる 圧迫され、状態確認もしにくい
長期間確認しない 芽や傷みに気づきにくい

 

 

すべてを難しく覚える必要はありません。

「暗く・涼しく・蒸れにくく・ときどき確認する」

と覚えておけば、保存方法を判断しやすくなります。

 

 

大量にもらったじゃがいもはどう保存する?

普段は数個ずつしか買わなくても、

「実家から箱いっぱい送られてきた」

「ご近所さんからたくさんいただいた」

「家庭菜園で一度にたくさん収穫できた」

ということもありますよね。

 

少量なら紙袋で簡単に保存できますが、大量になると少し工夫が必要です。

 

 

大量にもらったじゃがいもはどう保存する?

じゃがいもは、まとめてもらう機会が意外と多い野菜です。

「実家から一箱届いた」

「家庭菜園でたくさん収穫できた」

「近所の方から袋いっぱいもらった」

ということもありますよね。

 

少量であれば紙袋に入れて保存しやすいのですが、大量になると、

「全部このまま段ボールに入れておいていいのかな?」

「下のじゃがいもが傷まない?」

「食べ切れないときはどうすればいい?」

と迷ってしまいます。

 

 

大量のじゃがいもを保存するときは、最初に状態を分けることが大切です。

 

 

まずはじゃがいもの状態を確認する

箱いっぱいのじゃがいもをもらったら、そのまま閉じて保存するのではなく、一度中身を確認しましょう。

見ておきたいのは、

  • 大きな傷がないか
  • 柔らかくなっていないか
  • 芽が出ていないか
  • 緑色になっていないか
  • 表面が濡れていないか
  • カビや異臭がないか

といった点です。

 

状態のよいものと、早めに使ったほうがよいものを分けておくと、その後の管理がしやすくなります。

特に傷があるものは、長期保存用にせず、先に料理へ使うとよいでしょう。

 

 

段ボールを使うとまとめて保存しやすい

大量のじゃがいもには、段ボールが便利です。

新聞紙がなくても、段ボール自体が光を遮ってくれるため、保存に使いやすいでしょう。

 

ただし、届いたときの箱が湿っていたり汚れていたりする場合は、新しい乾いた段ボールへ移すのがおすすめです。

箱の底には、キッチンペーパーや乾いた紙を敷いておく方法もあります。

 

じゃがいもを入れるときは、ぎゅうぎゅうに押し込まず、できるだけ余裕を持たせましょう。

 

 

一箱に詰め込みすぎない

じゃがいもが多いと、

「全部まとめて一箱に入れたほうが場所を取らない」

と思ってしまいますよね。

 

しかし、箱いっぱいに入れると、下にあるじゃがいもへ重みがかかります。

また、底のほうまで確認しにくくなります。

 

 

量が多い場合は、2箱や3箱に分けるほうが管理しやすいでしょう。

少し手間に感じても、あとから傷んだものを見つけやすくなります。

 

 

先に食べるものを分けておく

大量保存では、すべてを同じペースで使う必要はありません。

例えば、

早めに使う箱
状態のよい保存用の箱

と分けておくと便利です。

 

傷があるものや少ししなびているものは「先に使う箱」へ入れます。

そうしておけば、

「どれから使えばいいかわからない」

という状態を防ぎやすくなります。

保存した日を書いておくと管理しやすい

段ボールや紙袋の外側に、

「8月10日にもらった」

などと日付を書いておくのもおすすめです。

 

じゃがいもは見た目だけでは、いつから保存しているのかわかりにくいことがあります。

特に複数の箱に分けた場合は、日付があると使う順番を決めやすくなります。

 

 

定期的に上下を入れ替えながら状態を見る

長く保存する場合は、箱の上だけでなく下のじゃがいもも確認しましょう。

底にあるものは、

  • 重みがかかる
  • 湿気に気づきにくい
  • 傷みが見えにくい

ため、見落としやすくなります。

 

一度全部出す必要はありませんが、定期的に箱の中を確認し、状態の悪いものがあれば早めに分けてください。

 

 

食べ切れない量なら料理に使う計画を立てよう

じゃがいもがたくさんあるときは、保存することだけでなく、早めに使う計画も大切です。

例えば、

  • カレー
  • 肉じゃが
  • ポテトサラダ
  • コロッケ
  • スープ
  • ジャーマンポテト
  • じゃがバター

など、じゃがいもを多く使う料理を献立に入れると消費しやすくなります。

 

 

「できるだけ長く保存する」より、「状態がよいうちにおいしく食べる」ことも意識してみてください。

 

 

じゃがいもは冷凍保存できる?

じゃがいもが食べ切れそうにないとき、

「冷凍しておけないかな?」

と考えることもありますよね。

 

じゃがいもは冷凍保存もできますが、生のまま丸ごと冷凍するより、加熱してから冷凍するほうが使いやすいです。

生のじゃがいもをそのまま冷凍すると、解凍後に食感が変わりやすくなります。

そのため、料理に使いやすい形にしてから冷凍するのがおすすめです。

 

 

マッシュして冷凍すると使いやすい

一番扱いやすいのが、マッシュポテトの状態で冷凍する方法です。

じゃがいもをやわらかくゆでたり蒸したりして、熱いうちにつぶします。

粗熱が取れたら、一回分ずつラップで包み、冷凍用保存袋へ入れて冷凍します。

 

この状態にしておけば、

  • ポテトサラダ
  • コロッケ
  • ポタージュ
  • 付け合わせ

などに使いやすくなります。

 

 

小さく切って加熱してから冷凍する方法もある

カレーやスープなどに使う予定なら、小さめに切って加熱してから冷凍する方法もあります。

完全にやわらかくしすぎると崩れやすくなるので、料理に合わせて加熱具合を調整しましょう。

 

冷凍する前に水分をよく切っておくことも大切です。

 

 

冷凍したじゃがいもは加熱料理に使いやすい

冷凍したじゃがいもは、解凍すると食感が少し変わることがあります。

そのため、

  • スープ
  • コロッケ
  • グラタン
  • ポタージュ
  • 煮込み料理

など、食感の変化が気になりにくい料理に使いやすいでしょう。

 

自然解凍してそのまま食べるより、加熱して使うのがおすすめです。

 

 

冷凍保存も長期間放置しない

冷凍庫に入れると安心して忘れてしまいがちですが、冷凍したじゃがいもも早めに使い切りましょう。

保存袋には冷凍した日を書いておくと便利です。

 

また、霜がたくさん付いている場合や、におい移りが気になる場合は、状態を確認してから使ってください。

 

 

切ったじゃがいもはどう保存する?

料理をしている途中で、

「じゃがいもを切りすぎた」

「明日の分まで切ってしまった」

ということもありますよね。

 

切ったじゃがいもは、丸ごとのじゃがいもとは保存方法が異なります。

皮をむいたり切ったりすると、乾燥や変色が進みやすくなるため、常温ではなく冷蔵庫で保存しましょう。

 

 

切ったじゃがいもは冷蔵庫へ

切ったじゃがいもを翌日などに使う場合は、冷蔵庫で保存します。

そのまま皿に置いてラップをするだけより、水にさらして保存する方法が使いやすいことがあります。

ボウルや保存容器にじゃがいもを入れ、全体が浸かるくらいの水を加えて冷蔵庫へ入れます。

 

ただし、長期間の保存には向きません。

できるだけ早めに使いましょう。

 

 

水にさらすのは変色防止にも役立つ

切ったじゃがいもは空気に触れると変色しやすくなります。

水にさらすことで、表面が空気に直接触れにくくなるため、変色を防ぎやすくなります。

 

ただし、長時間水にさらすと栄養成分が流れ出ることもあるため、必要以上に長く保存しないようにしましょう。

 

 

保存していた水は調理前に取り替える

冷蔵庫で水に浸していた場合は、調理前に水の状態を確認しましょう。

濁っていたり、においが気になったりする場合は注意が必要です。

 

使う前に一度新しい水ですすぎ、じゃがいもの状態も確認してください。

 

 

切ったじゃがいもは早めに使い切る

丸ごとのじゃがいもと違い、切ったじゃがいもは傷みやすくなります。

そのため、

「数日後に使えばいいかな」

と長く保存するのはおすすめできません。

 

翌日など、できるだけ早めに調理しましょう。

すぐに使えない場合は、加熱して冷凍する方法も検討できます。

 

 

作り置きしたいなら加熱してから保存する

じゃがいもを事前に下ごしらえしておきたい場合は、生のまま長く保存するより、加熱してから冷蔵や冷凍したほうが使いやすい場合があります。

例えば、

  • ゆでる
  • 蒸す
  • マッシュする

などしてから保存しておけば、翌日の料理にも使いやすくなります。

 

料理する予定に合わせて、生のまま保存するか、加熱して保存するかを選びましょう。

 

 

じゃがいもの保存期間はどのくらい?

ここまで保存方法をご紹介してきましたが、

「結局、何日くらい持つの?」

というのも気になりますよね。

 

じゃがいもの保存期間は、季節や保存環境、じゃがいもの状態によって変わります。

そのため、「必ず○日まで大丈夫」と一律に考えるのではなく、保存期間の目安と実際の状態の両方を見ることが大切です。

 

じゃがいもは比較的保存しやすい野菜ですが、保存できる期間は一定ではありません。

同じじゃがいもでも、

  • 買ったときの鮮度
  • 季節
  • 室温
  • 湿度
  • 光の当たり方
  • 保存する場所
  • 傷の有無

などによって状態の変化は異なります。

 

そのため、

「○日以内なら絶対に食べられる」

と日数だけで判断するのは避けましょう。

 

保存期間はあくまで管理の目安として考え、実際に使う前にはじゃがいもの状態を確認することが大切です。

 

 

常温保存は保存環境によって大きく変わる

丸ごとのじゃがいもは、適した冷暗所があれば常温で保存できます。

ただし、「常温」という言葉には注意が必要です。

春や秋の涼しい室内と、真夏の冷房を使っていないキッチンでは、環境がまったく違います。

 

そのため、

「常温なら何週間でも大丈夫」

と一律に考えないようにしましょう。

 

特に夏場は室温が高くなりやすいため、保存期間よりも、

「今の室内環境がじゃがいもの保存に向いているか」

を確認することが大切です。

 

 

冷蔵保存も状態を確認しながら使う

暑い時期などに野菜室を利用した場合も、入れっぱなしにせず定期的に確認しましょう。

冷蔵庫に入れていると、

「腐らないから大丈夫」

と思ってしまいがちですが、冷蔵保存中でも状態は変化します。

 

紙やキッチンペーパーが湿っていないか、芽が出ていないか、緑色の部分がないかなどを確認してください。

 

また、冷蔵したじゃがいもは、高温で揚げたり焼いたりする料理より、煮る・蒸す・ゆでるといった調理方法に利用するとよいでしょう。

 

 

冷凍したじゃがいもも早めに使おう

加熱して冷凍したじゃがいもは、常温や冷蔵より長く保存しやすくなります。

ただし、冷凍しているからといって永久に保存できるわけではありません。

家庭用冷凍庫は、扉の開閉によって温度が変化します。

 

時間がたつと、

  • 霜が付く
  • 乾燥する
  • 冷凍焼けする
  • においが移る

など、おいしさが損なわれることがあります。

 

保存袋に日付を書き、なるべく早めに料理へ使いましょう。

 

 

切ったじゃがいもはできるだけ早く使う

切ったじゃがいもは、丸ごとの状態より保存性が下がります。

「丸ごとならしばらく保存できたから、切ったあとも同じくらい大丈夫」

とは考えないようにしましょう。

 

翌日の料理の下ごしらえとして切った場合などは、冷蔵庫で適切に保存し、できるだけ早めに使います。

すぐに使う予定がないなら、加熱してから冷凍する方法も検討しましょう。

 

 

保存期間より「状態」を見ることが大切

じゃがいもの保存で覚えておきたいのは、

日数だけで食べられるかどうかを決めない

ということです。

 

使う前には、

  • 緑色への変化
  • カビ
  • 柔らかさ
  • ぬめり
  • 水分
  • におい

などを確認します。

 

 

反対に、

「まだ○日しかたっていないから大丈夫」

と考えるのも避けましょう。

保存場所が高温だったり、最初から傷があったりすれば、短期間でも状態が悪くなることがあります。

 

 

保存方法別の考え方を早見表でチェック

状態 保存場所 ポイント
丸ごと 適した冷暗所 光・高温・湿気を避ける
丸ごと(暑い時期) 野菜室など 包んで乾燥を防ぎ、調理方法にも注意
切ったもの 冷蔵庫 できるだけ早めに使う
加熱したもの 冷蔵・冷凍 料理や保存方法に合わせる
マッシュしたもの 冷凍庫 小分けにすると使いやすい

 

 

「何日保存できるか」だけを見るのではなく、どのような状態で、どこに保存しているかをセットで考えるようにしましょう。

 

 

じゃがいもの保存についてよくある質問

最後に、じゃがいもの保存について迷いやすい疑問をQ&A形式でまとめました。

新聞紙がない場合の代用品から、保存場所、芽、緑色への変化まで、気になるところを確認してみてください。

 

 

Q1. じゃがいもの保存に新聞紙は絶対に必要ですか?

いいえ、新聞紙がなくても保存できます。

新聞紙そのものが必要なのではなく、じゃがいもを光から守り、適した保存環境を整えることが大切です。

 

新聞紙がない場合は、

  • 紙袋
  • 段ボール
  • キッチンペーパー
  • 清潔で乾いた布

などを状況に合わせて活用できます。

 

「新聞紙を買わないと保存できない」

と慌てなくても大丈夫です。

 

 

Q2. キッチンペーパーで代用できますか?

はい。少量のじゃがいもなら、キッチンペーパーを活用できます。

一つずつキッチンペーパーで包み、さらに紙袋や箱へ入れると使いやすいでしょう。

 

ただし、キッチンペーパーだけでは光を十分に遮れないことがあります。

そのため、

キッチンペーパー+紙袋

のように組み合わせるのがおすすめです。

 

ペーパーが湿った場合は、新しい乾いたものへ交換しましょう。

 

 

Q3. ティッシュペーパーでも代用できますか?

ティッシュペーパーは薄く破れやすいため、じゃがいもの保存用としてはキッチンペーパーのほうが扱いやすいでしょう。

どうしてもほかに何もない場合は、光を遮ることを目的に紙袋や箱を活用するほうが簡単です。

 

無理にじゃがいも一つずつをティッシュで包む必要はありません。

 

 

Q4. 紙袋へじゃがいもを直接入れても大丈夫ですか?

乾いた状態のじゃがいもであれば、紙袋を活用できます。

ただし、袋いっぱいに詰め込まず、余裕を持たせましょう。

 

また、紙袋へ入れたあとも、

  • 高温にならない
  • 湿気が多くない
  • 光が当たりにくい

場所へ置くことが大切です。

 

紙袋に入れるだけで保存環境がすべて整うわけではありません。

 

 

Q5. 段ボールへそのまま入れてもいいですか?

大量のじゃがいもを保存する場合は、段ボールを活用できます。

新聞紙がない場合でも、清潔で乾いた段ボールであれば使いやすいでしょう。

 

ただし、じゃがいもをぎゅうぎゅうに詰め込まないようにします。

また、段ボールが湿ってきた場合は交換してください。

 

箱の底にあるじゃがいもも定期的に確認しましょう。

 

 

Q6. ビニール袋のまま保存しても大丈夫ですか?

買ったときのビニール袋に入れっぱなしにする場合は注意が必要です。

透明な袋では光を遮ることができず、袋を密閉すると湿気がこもりやすくなります。

 

できれば紙袋や段ボールなどへ移し替えると管理しやすいでしょう。

ビニール袋を使う場合は完全密閉を避け、袋の中に水滴がないか確認してください。

 

 

Q7. 買ってきた袋からすぐに出したほうがいいですか?

袋の状態によりますが、買ってきたら一度中を確認するのがおすすめです。

特に、

  • 袋の内側に水滴が付いている
  • じゃがいもが濡れている
  • 傷んでいるものが混ざっている

場合は、そのまま保存しないようにしましょう。

 

じゃがいもの状態を確認し、必要に応じて紙袋などへ移します。

 

 

Q8. じゃがいもは洗ってから保存したほうがいいですか?

すぐに使わないじゃがいもは、基本的に乾いた状態で保存するほうが扱いやすいでしょう。

土が付いているからといって水洗いし、濡れたまま保存するのは避けます。

 

汚れが気になる場合は乾いた状態で軽く土を落とし、水洗いは調理する直前に行うとよいでしょう。

 

 

Q9. 土付きのじゃがいもはどう保存すればいいですか?

土付きのじゃがいもも、基本的には光を避け、涼しく湿気の少ない場所で保存します。

土が付いていても、保存前に無理に水洗いする必要はありません。

乾いた土を軽く落とし、紙袋や段ボールなどを利用しましょう。

 

家庭菜園で収穫したじゃがいもの場合は、特に未熟な小さなものや緑色になっているものがないか確認してください。

 

 

Q10. 夏は必ず冷蔵庫に入れたほうがいいですか?

必ず冷蔵庫に入れなければならないわけではありません。

大切なのは、実際の保存環境です。

 

家の中に涼しく暗い場所があり、適した環境を保てるなら、そこで保存できる場合があります。

一方、真夏で室温が高くなる場合は、野菜室を活用する方法もあります。

 

「夏だから必ず冷蔵」「冬だから必ず常温」

と決めつけず、自宅の環境に合わせましょう。

 

 

Q11. 冬なら室内に置きっぱなしでも大丈夫ですか?

冬でも保存場所には注意が必要です。

暖房の効いたリビングや、ストーブ・ヒーターの近くは温度が高くなることがあります。

 

また、床暖房を使っている家庭では、床へ直接段ボールを置くと熱の影響を受ける場合があります。

 

冬も光と温度を確認して保存しましょう。

 

 

Q12. じゃがいもと玉ねぎを一緒に保存してもいいですか?

じゃがいもと玉ねぎは、どちらも常温で保存することがあるため、

「同じ箱にまとめてしまおう」

と思うかもしれません。

 

ただし、それぞれ状態を確認しやすくするためにも、別々の紙袋や箱に分けておくと管理しやすいでしょう。

特に大量に保存する場合は、ひとつの箱へいろいろな野菜を詰め込まないほうが、傷んだものを見つけやすくなります。

 

 

Q13. りんごと一緒に入れれば芽が出なくなりますか?

りんごと一緒に保存する方法が紹介されることがありますが、

「りんごを入れれば絶対に芽が出ない」

というものではありません。

 

まずは、

  • 光を避ける
  • 暖かすぎる場所を避ける
  • 定期的に状態を見る
  • 食べ切れる量を購入する

といった基本的な保存方法を優先しましょう。

 

 

Q14. 芽が少しだけ出ていたら捨てたほうがいいですか?

芽が少し出ているからといって、必ずじゃがいも全体を捨てなければならないとは限りません。

ただし、芽には天然毒素が多く含まれることがあります。

 

調理する場合は、芽だけを折るのではなく、芽の根元やその周囲まで十分に取り除くことが大切です。

緑色の部分がある場合も注意してください。

 

芽が多数出ている、全体がかなりしなびているなど、状態に不安がある場合は無理に食べないようにしましょう。

 

 

Q15. 緑色になったじゃがいもは食べられますか?

じゃがいもの緑色になった部分には、天然毒素が多く含まれることがあります。

一部分だけの場合は、その周辺も含めて厚めに取り除く必要があります。

 

切ったときに中心部まで緑色になっている場合は、食べないようにしてください。

また、苦味やえぐみを感じた場合も、それ以上食べないようにしましょう。

 

 

Q16. 冷蔵庫に入れたじゃがいもは普通に使えますか?

冷蔵保存したじゃがいもは、調理方法に注意しましょう。

低温で保存すると糖が増え、高温で揚げたり焼いたりしたときにアクリルアミドができやすくなることがあります。

 

そのため、冷蔵保存したものは、

  • 煮る
  • ゆでる
  • 蒸す

といった調理方法に使うとよいでしょう。

 

 

Q17. 一人暮らしならどんな保存方法が簡単ですか?

一人暮らしなら、まず大量に買いすぎないことがおすすめです。

数個程度なら、

キッチンペーパーで包む

小さな紙袋へ入れる

光が当たらず涼しい場所へ置く

という方法なら手軽です。

 

真夏で室温が高い場合は、野菜室の利用も検討しましょう。

「安いから大袋」

よりも、使い切れる量を選ぶほうが結果的に無駄を減らせることがあります。

 

 

Q18. 大量のじゃがいもはどう保存すればいいですか?

大量にある場合は、段ボールを活用すると便利です。

ただし、ひとつの箱へ詰め込みすぎず、量が多ければ複数に分けましょう。

 

また、

「先に使うもの」
「状態のよい保存用」

に分けておくと管理しやすくなります。

 

 

箱の底まで定期的に確認し、傷んだものがあれば早めに取り除いてください。

 

 

まとめ|新聞紙がなくてもじゃがいもは上手に保存できる

「じゃがいもの保存には新聞紙が必要」

と思っていた方も、ここまで読んで、

「新聞紙がなくても大丈夫なんだ」

と少し安心していただけたのではないでしょうか。

 

 

新聞紙はじゃがいもの保存に便利なアイテムですが、絶対に必要というわけではありません。

大切なのは、新聞紙そのものではなく、じゃがいもに適した保存環境を作ることです。

 

新聞紙がない場合は、

  • 紙袋
  • 段ボール
  • キッチンペーパー
  • 清潔で乾いた布
  • 野菜保存袋
  • 保存箱

など、身近にあるものを状況に合わせて活用できます。

 

 

特に覚えておきたいのは、

「光を避ける・高温を避ける・湿気をためない」

という3つのポイントです。

 

じゃがいもを透明なビニール袋のまま明るいキッチンへ置いておくのではなく、紙袋や段ボールなどを利用して光を遮りましょう。

 

 

また、夏場は室温が高くなるため、常温保存に向かない環境になることもあります。

その場合は、野菜室を利用する方法もあります。

反対に冬でも、暖房器具の近くや床暖房の上などは温度が高くなるため注意が必要です。

 

季節だけで判断するのではなく、

「実際にじゃがいもを置く場所はどんな環境かな?」

と考えてみてください。

 

 

そして、保存したあとも、ときどき状態を確認しましょう。

芽が出ていないか、緑色になっていないか、柔らかくなっていないか、カビや異臭がないかを見る習慣をつけておくと安心です。

 

特に、じゃがいもの芽や緑色になった部分には天然毒素が多く含まれることがあります。

芽は根元の周囲まで十分に取り除き、緑色の部分も周辺を含めて厚めに取り除きます。

中心部まで緑色になっているものや、状態に不安があるものは無理に食べないようにしましょう。

 

 

じゃがいもの保存は、難しく考えなくても大丈夫です。

新聞紙がなければ、まず家にある紙袋や段ボールを探してみましょう。

 

そして、

暗くする
暑くしすぎない
蒸れさせない
ときどき確認する

この4つを意識してみてください。

 

 

自宅の環境や季節、じゃがいもの量に合った方法を選べば、新聞紙がなくても無理なく保存できます。

 

せっかく買ったりいただいたりしたじゃがいもですから、上手に保存しながら、状態のよいうちにおいしく料理へ活用していきたいですね。

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