赤紫蘇と青紫蘇の違いは?味や食べ方・大葉との違い・料理別の使い分けまでわかりやすく解説

おいしいもの♪

スーパーで大葉を買うことはあっても、赤紫蘇を手に取る機会はあまりないという方も多いのではないでしょうか。

梅干しを作る季節になると、野菜売り場に大きな袋いっぱいの赤紫蘇が並んでいることがありますよね。

 

そんな赤紫蘇を見て、

「いつもの大葉とは何が違うの?」

「赤紫蘇も青紫蘇みたいに、そのまま食べられるの?」

「色が違うだけで、味は同じなのかな?」

と疑問に思うこともあるでしょう。

 

青紫蘇は「大葉」という名前でもおなじみで、刺身や冷奴、そうめん、天ぷらなど、普段の食卓でもよく使われています。

一方の赤紫蘇は、梅干しや赤紫蘇ジュースなどのイメージが強く、

「特別な料理にしか使わないもの」

と思っている方もいるかもしれません。

 

赤紫蘇と青紫蘇は、どちらも同じシソの仲間です。

ただし、違うのは葉の色だけではありません。

味や香りの感じ方、よく使われる料理、下処理の方法などにも違いがあります。

 

それぞれの特徴を知っておけば、

「この料理ならどちらを使えばいい?」

「青紫蘇がないけれど、赤紫蘇で代用しても大丈夫?」

と迷ったときにも判断しやすくなりますよ。

ここでは、赤紫蘇と青紫蘇の違いから、生で食べられるのか、味や香り、下処理、料理別の使い分け、代用方法、余ったときの活用方法、保存方法まで詳しく紹介します。

赤紫蘇を初めて使う方にもわかりやすいように順番に説明していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

  1. 赤紫蘇と青紫蘇の違いをまず簡単にチェック
    1. 赤紫蘇とはどんな紫蘇?
    2. 青紫蘇とはどんな紫蘇?
    3. 青紫蘇と大葉は同じもの?
  2. 赤紫蘇と青紫蘇は味や香りがどう違う?
    1. 赤紫蘇はどんな味?
    2. 青紫蘇はどんな味?
    3. 赤紫蘇は青紫蘇より苦い?
    4. 香りが強いのはどっち?
    5. 同じ紫蘇でも食べた印象はかなり違う
  3. 赤紫蘇と青紫蘇は見た目で見分けられる?
    1. 一番わかりやすい違いは葉の色
    2. 葉の形は似ている
    3. 赤紫蘇なのに緑色が混じることもある?
  4. 紫蘇には赤紫蘇と青紫蘇以外にも種類がある?
    1. 紫蘇にはさまざまなタイプがある
    2. 葉だけでなく芽や穂も使われる
  5. 赤紫蘇は生で食べられる?
    1. 赤紫蘇は必ず加熱しなければならないわけではない
    2. 「生で食べられる」と「生で食べやすい」は別
    3. 赤紫蘇をそのまま食べるとどんな感じ?
    4. 生で使うなら少量から
    5. 苦味やクセが気になるときは?
  6. 青紫蘇(大葉)は生で食べられる?
    1. 刺身に添えられた大葉も食べられる
    2. 冷奴の薬味にも使いやすい
    3. サラダにもおすすめ
    4. 生で食べるときも洗う
  7. 赤紫蘇を使う前の基本的な下処理
    1. まず葉の状態を確認する
    2. 茎から葉を外す
    3. 水できれいに洗う
    4. 洗ったあとは水気を切る
    5. 塩もみする料理もある
    6. アク抜きも料理に合わせる
  8. 赤紫蘇の茎は食べられる?
    1. 柔らかい部分と硬い部分がある
    2. 太く硬い茎は無理に食べなくても大丈夫
    3. 茎を取る作業は少しずつ
  9. 青紫蘇(大葉)の下ごしらえは簡単
    1. 必要な分だけ洗う
    2. 水気をやさしく取る
    3. 千切りするときは葉を重ねる
    4. 香りを楽しみたいなら直前に切る
  10. 赤紫蘇は加熱するとどうなる?
    1. 加熱すると味の印象が変わることがある
    2. 香りも変わる
    3. 色も変化することがある
  11. 赤紫蘇と青紫蘇は売られる時期も違う?
    1. 赤紫蘇は梅仕事の時期に見かけやすい
    2. 青紫蘇は比較的いつでも見つけやすい
    3. 赤紫蘇が売っていない場合は?
  12. おいしい赤紫蘇・青紫蘇を選ぶポイント
    1. 葉のハリを見る
    2. 傷みが目立たないか確認する
    3. 大袋の赤紫蘇は見える範囲で全体を確認
  13. 料理別!赤紫蘇と青紫蘇はどちらを使う?
    1. 梅干しなら赤紫蘇
    2. 赤紫蘇ジュースなら赤紫蘇
    3. 刺身なら青紫蘇
    4. 冷奴なら青紫蘇
    5. そうめん・そば・うどんなら青紫蘇
    6. 天ぷらなら青紫蘇が定番
    7. サラダなら青紫蘇が使いやすい
    8. おにぎりならどちらも使える
    9. 混ぜご飯にもどちらも使える
    10. パスタには青紫蘇が便利
    11. 肉料理には青紫蘇が合わせやすい
    12. 魚料理にも青紫蘇
    13. 漬物は料理によって使い分ける
    14. ふりかけならどちらもアレンジできる
  14. レシピに「紫蘇」と書いてあったら赤と青のどちら?
    1. 「大葉」と書かれていれば青紫蘇
    2. 薬味なら青紫蘇を指すことが多い
    3. 梅干しなどなら赤紫蘇
    4. 写真や詳しい作り方も確認する
  15. 赤紫蘇で青紫蘇(大葉)の代用はできる?
    1. 代用すると色が変わる
    2. 味や香りも同じではない
    3. 薬味なら少量から使ってみる
    4. 天ぷらならアレンジとして
    5. 見た目が重要な料理では代用に注意
  16. 青紫蘇で赤紫蘇の代用はできる?
    1. 香りが目的ならアレンジできることもある
    2. 色を生かす料理では代用しにくい
    3. 「何のために紫蘇を使うのか」で考える
  17. 赤紫蘇と青紫蘇を一緒に使ってもいい?
    1. おにぎりや混ぜご飯なら合わせやすい
    2. 最初は少量ずつ
  18. 赤紫蘇が余ったときの使い道
    1. 少量なら普段の料理に使う
    2. 大量なら赤紫蘇ジュース
    3. ふりかけ風にする
    4. 漬物に使う
    5. 一度に全部使い切ろうとしない
  19. 青紫蘇(大葉)が余ったときの使い道
    1. 冷奴や納豆の薬味
    2. おにぎりや混ぜご飯
    3. 麺料理の仕上げ
    4. 肉や魚と合わせる
  20. 赤紫蘇と青紫蘇はどう保存する?
    1. 赤紫蘇は購入したら状態を確認する
    2. 青紫蘇は乾燥を防ぐ
    3. 水分が多すぎる状態にも注意
    4. 赤紫蘇は冷凍できる?
    5. 青紫蘇も冷凍できる?
    6. 保存日数だけで判断しない
  21. 赤紫蘇・青紫蘇でありがちな失敗
    1. 赤紫蘇を大葉と同じ量使ってしまう
    2. 赤紫蘇が余っているから大量に入れる
    3. 洗ったあとの水気をそのままにする
    4. 青紫蘇をかなり早く刻んでしまう
    5. 赤紫蘇は必ず同じ下処理だと思い込む
  22. 赤紫蘇と青紫蘇についてよくある質問
    1. Q1.赤紫蘇と青紫蘇は同じ植物ですか?
    2. Q2.青紫蘇と大葉は同じですか?
    3. Q3.赤紫蘇はそのまま生で食べられますか?
    4. Q4.赤紫蘇はサラダに入れてもいい?
    5. Q5.赤紫蘇を薬味に使える?
    6. Q6.赤紫蘇は天ぷらにできる?
    7. Q7.赤紫蘇の茎は食べられる?
    8. Q8.赤紫蘇は必ずアク抜きしないといけない?
    9. Q9.赤紫蘇を大葉の代わりに使える?
    10. Q10.青紫蘇を赤紫蘇の代わりに使える?
    11. Q11.赤紫蘇と青紫蘇を一緒に食べてもいい?
    12. Q12.赤紫蘇に緑色が混じっていても大丈夫?
    13. Q13.赤紫蘇は冷凍できる?
    14. Q14.大葉も冷凍できる?
    15. Q15.赤紫蘇が大量に余ったらどうする?
    16. Q16.レシピに「紫蘇」としか書いていない場合はどっち?
  23. まとめ|赤紫蘇と青紫蘇は違いを知って料理に合わせて使い分けよう

赤紫蘇と青紫蘇の違いをまず簡単にチェック

まずは、赤紫蘇と青紫蘇の違いを簡単に確認しておきましょう。

どちらも紫蘇なので共通するところはありますが、家庭での使われ方にはかなり違いがあります。

比較するポイント 赤紫蘇 青紫蘇
葉の色 赤紫色~紫色系 緑色
味わい 独特の風味や苦味などを感じることがある 爽やかで比較的食べやすい
香り 紫蘇らしい香りがある 爽やかな香りを感じやすい
生で使う 料理によって使える 薬味やサラダなどに使いやすい
よく使われる料理 梅干し、赤紫蘇ジュース、漬物など 刺身、冷奴、麺類、天ぷらなど
売られ方 大きな袋で販売されることも多い 少量パックが多い
店頭での見かけやすさ 時期によって多く出回る 比較的手に入りやすい

 

大まかに分けると、

赤紫蘇は色と独特の風味を生かした料理に使われることが多く、青紫蘇は爽やかな香りを生かして普段の料理に取り入れやすい

という違いがあります。

ただし、

「赤紫蘇は梅干し専用」

「青紫蘇は薬味専用」

というわけではありません。

赤紫蘇を普段のおかずに使うこともできますし、青紫蘇をさまざまな料理へアレンジすることもできます。

まずは基本的な特徴を知り、そのうえで料理に合わせて使い分けるとよいでしょう。

 

赤紫蘇とはどんな紫蘇?

赤紫蘇は、赤紫色から濃い紫色の葉を持つ紫蘇です。

梅干しを手作りする家庭では、おなじみの食材かもしれません。

梅の時期になると、スーパーや農産物直売所などで、茎ごと大きな袋に入れられて販売されていることがあります。

 

普段大葉しか買わない方が初めて見ると、

「こんなに大量に使うの?」

と驚くかもしれませんね。

赤紫蘇は、梅干しのほかにも、

  • 赤紫蘇ジュース
  • 漬物
  • ふりかけ風
  • 混ぜご飯
  • おにぎり

など、いろいろな料理に利用できます。

ただし、青紫蘇とは風味が異なるため、普段大葉を使っている料理にそのまま同量入れると、少し印象が変わることがあります。

 

青紫蘇とはどんな紫蘇?

青紫蘇は緑色の葉をした紫蘇です。

一般家庭では「大葉」という名前のほうがなじみ深いかもしれません。

スーパーでは10枚ほどを束ねたものや、パック入りの商品をよく見かけます。

刺身の下に敷かれていたり、冷奴にのせられていたり、そうめんの薬味として使われたりと、いろいろな料理に登場します。

そのまま1枚使うだけでなく、

  • 千切りにする
  • 細かく刻む
  • 手でちぎる
  • 肉や魚に巻く
  • 衣をつけて天ぷらにする

など、使い方も豊富です。

少量でも香りを感じやすいので、

「いつもの料理を少しさっぱりさせたい」

というときにも便利な食材ですね。

 

青紫蘇と大葉は同じもの?

「青紫蘇」と「大葉」が別の食材だと思っている方もいるかもしれません。

一般的に、食用として流通している青紫蘇の葉を「大葉」と呼びます。

そのため、家庭料理では、

青紫蘇=大葉

と考えて問題ないでしょう。

レシピに、

「大葉5枚」

と書かれている場合は、スーパーで大葉として販売されている緑色の青紫蘇を用意します。

一方、単に「紫蘇」と書かれている場合は、料理によって赤紫蘇を指す場合も青紫蘇を指す場合もあります。

その点については、後ほど詳しく説明しますね。

 

赤紫蘇と青紫蘇は味や香りがどう違う?

赤紫蘇と青紫蘇の一番わかりやすい違いは色ですが、食べてみると味や香りの印象にも違いがあります。

「同じ紫蘇なら、味もほとんど同じなのでは?」

と思うかもしれませんが、実際には使う料理によって向き不向きがあります。

 

赤紫蘇はどんな味?

赤紫蘇にも紫蘇特有の香りがあります。

ただし、生の状態でそのまま食べると、人によっては、

「少し苦味を感じる」

「渋みがあるように感じる」

「大葉よりクセが強い」

と感じることがあります。

もちろん味の感じ方には個人差があります。

赤紫蘇の風味が好きな方もいれば、

「そのままでは少し食べにくい」

と感じる方もいるでしょう。

また、赤紫蘇の状態や種類、使う量などでも印象は変わります。

 

ですから、

「赤紫蘇は必ず苦い」

と決めつけるのではなく、

青紫蘇とは風味が違い、料理によっては下処理や調理をしたほうが食べやすい

と覚えておくとよいでしょう。

 

青紫蘇はどんな味?

青紫蘇は、爽やかな香りと風味が特徴です。

刺身や冷奴などの薬味として生のまま使われることが多いことからも、料理に取り入れやすいことがわかります。

たとえば、冷奴に、

  • 大葉
  • ねぎ
  • しょうが

を少しのせるだけでも、いつもの豆腐とは違った味わいになります。

そうめんやそばに刻んだ大葉を加えるのも定番ですね。

こってりした肉料理や揚げ物などに添えると、爽やかな香りがアクセントになります。

 

赤紫蘇は青紫蘇より苦い?

「赤紫蘇は青紫蘇より苦い」

というイメージを持っている方もいます。

赤紫蘇を生で食べたときに、青紫蘇より苦味や渋みを感じることはあります。

ただし、苦味の感じ方は人それぞれです。

同じ赤紫蘇でも、葉の状態や調理方法によっても違って感じることがあります。

また、青紫蘇にも独特の風味はあります。

そのため、

「どちらが苦いか」

だけで比べるよりも、

赤紫蘇と青紫蘇では風味の方向性が違う

と考えたほうがわかりやすいでしょう。

 

香りが強いのはどっち?

赤紫蘇にも青紫蘇にも、紫蘇らしい香りがあります。

ただ、私たちは普段、大葉を薬味として食べる機会が多いため、

「紫蘇の香りといえば青紫蘇」

という印象を持ちやすいかもしれません。

青紫蘇は、刻んだ瞬間に爽やかな香りを感じやすいのも特徴です。

一方、赤紫蘇も独特の香りがあり、梅干しや赤紫蘇ジュースなどでは、その風味が料理全体の印象につながります。

どちらが優れているというものではなく、料理との相性で選ぶことが大切です。

 

同じ紫蘇でも食べた印象はかなり違う

赤紫蘇も青紫蘇も紫蘇なので、

「色だけ変わったようなもの」

と思ってしまいがちです。

でも、実際に食べると、

「大葉の代わりに赤紫蘇をそのまま使ったら、思っていた味と違った」

ということもあります。

特に生で食べる料理では違いを感じやすいでしょう。

反対に、加工したり調味料と合わせたりすると、赤紫蘇ならではのおいしさを楽しめます。

赤紫蘇は大葉のコピーではなく、

赤紫蘇には赤紫蘇のよさがある

と考えると、料理に取り入れやすくなりますよ。

 

赤紫蘇と青紫蘇は見た目で見分けられる?

赤紫蘇と青紫蘇を見分ける一番簡単な方法は、やはり葉の色です。

ただし、紫蘇にはいろいろなタイプがあるため、見た目だけで迷うこともあります。

 

一番わかりやすい違いは葉の色

青紫蘇は名前のとおり緑色の葉をしています。

スーパーで「大葉」として売られているものを思い浮かべるとわかりやすいでしょう。

一方、赤紫蘇は赤紫色や濃い紫色に見えます。

袋にたくさん入った赤紫蘇は、青紫蘇と並べて見ると色の違いがはっきりしています。

 

葉の形は似ている

赤紫蘇と青紫蘇は、どちらも葉の縁がギザギザとした紫蘇らしい形をしています。

そのため、葉の形だけを見て、

「これは赤紫蘇」

「これは青紫蘇」

と判断するのは難しいことがあります。

初心者の方は、葉の色だけでなく商品表示を確認するのが安心です。

 

赤紫蘇なのに緑色が混じることもある?

赤紫蘇といっても、すべての葉がまったく同じ濃い赤紫色に見えるとは限りません。

種類などによっては緑色が見えることもあります。

そのため、

「少し緑色があるから青紫蘇なのかな?」

と慌てなくても大丈夫です。

購入した商品であれば、パッケージや売り場の表示を確認してくださいね。

 

紫蘇には赤紫蘇と青紫蘇以外にも種類がある?

紫蘇について調べていると、

「ちりめん紫蘇」

「花穂紫蘇」

「穂紫蘇」

など、いろいろな名前を見かけることがあります。

「赤と青だけじゃないの?」

と戸惑うかもしれませんね。

 

紫蘇にはさまざまなタイプがある

紫蘇は赤紫蘇と青紫蘇に大きく分けて考えるとわかりやすいですが、葉の色や形などによっていくつかのタイプがあります。

葉が平らなものだけでなく、縮れたような形のものもあります。

ただし、普段の家庭料理で使うのであれば、すべての種類を細かく覚える必要はありません。

まずは、

赤紫蘇と青紫蘇ではよく使われる料理が違う

という点を押さえておけば十分です。

 

葉だけでなく芽や穂も使われる

紫蘇は葉だけが食べられるわけではありません。

若い芽や花の付いた部分、実の付いた穂などが料理に利用されることもあります。

刺身などの料理に添えられている小さな紫蘇を見たことがある方もいるでしょう。

ただし、普段スーパーで買う「大葉」とは使い方が異なります。

この記事では、家庭で使いやすい赤紫蘇の葉と青紫蘇の葉を中心に考えていきます。

 

赤紫蘇は生で食べられる?

赤紫蘇について特に気になるのが、

「生のまま食べてもいいの?」

ということではないでしょうか。

大葉なら刺身の横にそのまま添えられているので、生で食べられることはよく知られています。

それに対して、赤紫蘇は梅干しなどに使うイメージが強いため、

「加熱しないと食べられないのかな?」

と思ってしまいますよね。

 

赤紫蘇は必ず加熱しなければならないわけではない

赤紫蘇は、生の状態で料理に利用されることもあります。

そのため、

「赤紫蘇は生では食べられない」

というわけではありません。

ただし、青紫蘇に比べると独特の風味や苦味などを感じることがあります。

そのため、生で食べること自体はできても、

「大葉と同じように何枚でも食べやすい」

とは限りません。

ここが大切なポイントです。

 

「生で食べられる」と「生で食べやすい」は別

食材について、

「生で食べられる?」

と聞くと、

「食べられるなら何でもそのまま食べればいい」

と思ってしまいがちです。

しかし、

食べられることと、おいしく食べやすいことは別

です。

赤紫蘇は、料理に合わせた下処理や味付けをすることで、より食べやすくなる場合があります。

初めて使うなら、いきなり大量に刻んでサラダへ入れるより、まず少量で味を確かめると安心です。

 

赤紫蘇をそのまま食べるとどんな感じ?

生の赤紫蘇を口にすると、紫蘇特有の香りに加え、苦味や渋み、独特のクセを感じることがあります。

普段大葉を食べ慣れていると、

「同じ紫蘇なのに、思っていた味と違う」

と感じるかもしれません。

だからといって、

「赤紫蘇はおいしくない」

ということではありません。

赤紫蘇は、梅干しやジュース、漬物などに使うことで、その特徴を生かしやすい食材なのです。

 

生で使うなら少量から

赤紫蘇を生で料理に取り入れたいなら、少量から使うのがおすすめです。

きれいに洗って水気を取り、細く刻んで料理へ少し加えてみましょう。

たとえば、

  • サラダ
  • 混ぜご飯
  • おにぎり
  • 冷奴

などに少量合わせてみる方法があります。

ただし、青紫蘇と同じ味になるわけではないので、食べながら量を調整してください。

 

苦味やクセが気になるときは?

生の赤紫蘇の味が気になるなら、無理にそのまま食べる必要はありません。

料理に合わせて、

  • 塩もみする
  • 調味料と合わせる
  • 加熱する
  • 漬ける

などの方法があります。

ただし、どの料理でも必ず同じ下処理をするわけではありません。

梅干しに使う場合と、普段のおかずに使う場合では扱い方が違います。

作りたい料理のレシピを確認し、それに合った方法を選んでくださいね。

 

青紫蘇(大葉)は生で食べられる?

青紫蘇は、生で食べることの多い食材です。

むしろ、

「大葉といえば生の薬味」

というイメージを持っている方も多いでしょう。

 

刺身に添えられた大葉も食べられる

刺身の下や横に大葉が添えられていることがあります。

飾りのように見えることもありますが、大葉は一緒に食べられます。

刺身を大葉で巻いて食べると、魚と紫蘇の香りを一緒に楽しめますよ。

 

冷奴の薬味にも使いやすい

大葉を細く刻み、冷奴にのせるだけでも簡単な一品になります。

ねぎやしょうがなどと合わせてもよいですね。

料理そのものを大きく変えなくても、数枚の大葉を加えるだけで香りのアクセントになります。

 

サラダにもおすすめ

青紫蘇は生野菜との相性もよいので、サラダにも取り入れやすいです。

レタスやきゅうりなどに、細く切った大葉を混ぜるだけでも爽やかな印象になります。

大葉だけを大量に食べるより、ほかの野菜と合わせると食べやすいでしょう。

 

生で食べるときも洗う

大葉は生で食べることが多いからこそ、使用前にきれいに洗いましょう。

水でやさしく洗ったら、清潔なキッチンペーパーなどで水気を取ります。

葉は薄く傷みやすいので、強くこすったり握ったりしないようにしてくださいね。

 

赤紫蘇を使う前の基本的な下処理

赤紫蘇を袋で買うと、

「こんなにたくさん、どうやって下ごしらえすればいいの?」

と思うことがあります。

特に梅仕事が初めてなら、茎が付いた大量の赤紫蘇を見ただけで大変そうに感じますよね。

基本的な流れを確認しておきましょう。

 

まず葉の状態を確認する

袋から出したら、まず赤紫蘇全体の状態を確認します。

傷みが目立つ葉などがあれば取り除きます。

大量にある場合も、慌てて一度に全部処理しようとせず、少しずつ進めると作業しやすいですよ。

 

茎から葉を外す

赤紫蘇は茎ごと販売されていることがあります。

料理によっては葉を中心に使うため、茎から葉を外します。

細く柔らかい部分は使えることもありますが、太く硬い茎は食感が気になるため、葉と分けておくと扱いやすいでしょう。

 

水できれいに洗う

赤紫蘇には土や汚れなどが付いていることがあります。

たっぷりの水などを使って丁寧に洗いましょう。

一度に大量に洗うと葉が重なって洗いにくくなるため、何回かに分けても構いません。

葉を強くこするのではなく、やさしく扱ってください。

 

洗ったあとは水気を切る

洗った赤紫蘇は、ザルなどを使って水を切ります。

料理によっては水分が残っていると仕上がりに影響することがあります。

必要に応じて清潔なキッチンペーパーなども使い、水気を取りましょう。

 

塩もみする料理もある

梅干しなどでは、赤紫蘇を塩でもんで下処理する方法があります。

ただし、

「赤紫蘇は何に使うときでも塩もみする」

わけではありません。

ジュースにする場合、漬物にする場合、別の料理に使う場合では、適した下処理が違います。

作る料理のレシピを確認してください。

 

アク抜きも料理に合わせる

赤紫蘇の下処理について調べると、

「アク抜き」

という言葉を見かけることがあります。

こちらも、どの料理でもまったく同じ方法で行うものではありません。

何度も洗えばよい、長時間水につければよい、というものでもないため、自己流で必要以上に処理するのは避けましょう。

赤紫蘇の下処理は用途に合わせる

と覚えておくと安心です。

 

赤紫蘇の茎は食べられる?

 

葉を取り終わると、大量の茎が残ることがあります。

「全部捨てるのはもったいないような気がする」

と思いますよね。

 

柔らかい部分と硬い部分がある

赤紫蘇の茎は、すべて同じ硬さではありません。

葉に近い細い部分は比較的柔らかいことがありますが、太い茎は筋っぽさや硬さを感じることがあります。

料理によっては柔らかい部分を利用することもできます。

 

太く硬い茎は無理に食べなくても大丈夫

せっかく買った赤紫蘇だからと、すべて食べきろうとする必要はありません。

硬い茎まで無理に料理へ入れると、食感が悪く感じられることがあります。

葉を中心に使う料理では、太い茎を取り除いたほうが食べやすくなります。

 

茎を取る作業は少しずつ

赤紫蘇が大量にあると、葉を1枚ずつ外す作業は少し時間がかかります。

テーブルの上などに作業スペースを作り、

  • 使用する葉
  • 取り除く茎
  • 傷んだ部分

を分けながら進めるとスムーズです。

一人で大変なら、家族に手伝ってもらうのもよいですね。

 

青紫蘇(大葉)の下ごしらえは簡単

青紫蘇は、赤紫蘇に比べると少量で販売されることが多く、下ごしらえも比較的簡単です。

 

必要な分だけ洗う

すぐに使う分の大葉を水でやさしく洗います。

葉の表面だけでなく裏側も確認しましょう。

 

水気をやさしく取る

洗ったあとは、キッチンペーパーなどでやさしく水気を取ります。

特に天ぷらなど油を使う料理では、水分が残っていると油がはねることがあります。

しっかり水気を取ってから調理してください。

 

千切りするときは葉を重ねる

薬味にする場合は、何枚か重ねて丸め、端から細く切る方法があります。

慣れていない場合は、無理に極細にしなくても大丈夫です。

家庭で食べるなら、食べやすい幅になっていれば十分ですよ。

 

香りを楽しみたいなら直前に切る

大葉は切ることで香りを感じやすくなります。

ただし、かなり早い段階で刻んで長く置いておくより、使う直前に準備したほうが香りを楽しみやすいでしょう。

夕食用なら、朝のうちから全部刻んでおく必要はありません。

 

赤紫蘇は加熱するとどうなる?

赤紫蘇は生だけでなく、加熱して料理に使うこともできます。

では、加熱すると味や香り、色はどう変わるのでしょうか。

 

加熱すると味の印象が変わることがある

赤紫蘇は、生で食べると独特のクセを感じる場合があります。

加熱すると、生のときとは味や食感の印象が変わることがあります。

「生の赤紫蘇は少し苦手」

という方でも、料理方法によっては食べやすいと感じるかもしれません。

 

香りも変わる

紫蘇の香りは、調理方法や加熱時間によって感じ方が変わります。

香りを生かしたい料理では、加えるタイミングもポイントになります。

レシピに、

「最後に加える」

「仕上げに散らす」

などの指示がある場合は、その手順に沿うとよいでしょう。

 

色も変化することがある

赤紫蘇の魅力のひとつが鮮やかな色です。

ただし、加熱したときに葉の色がそのまま料理へ移るとは限りません。

赤紫蘇ジュースなどでは、赤紫蘇以外の材料や調理工程も色合いに関係します。

「きれいな赤色にしたい」

という料理では、レシピの分量や手順を大きく変えないほうが失敗しにくいでしょう。

 

赤紫蘇と青紫蘇は売られる時期も違う?

青紫蘇は一年を通してスーパーで見かけることが多いですが、赤紫蘇は、

「探したけれど見つからなかった」

ということがあります。

 

赤紫蘇は梅仕事の時期に見かけやすい

赤紫蘇は、梅干し作りなどに使われるため、梅仕事の時期になるとスーパーなどで見かける機会が増えます。

普段は置いていない店舗でも、この時期だけ大きな袋で販売することがあります。

ただし、販売される時期や期間は、

  • 地域
  • 天候
  • 生産状況
  • 店舗

などによって異なります。

「何月何日になったら必ず買える」

というものではありません。

 

青紫蘇は比較的いつでも見つけやすい

青紫蘇は刺身や薬味、天ぷらなど幅広い用途があるため、比較的通年手に入りやすい食材です。

10枚程度の少量パックで販売されていることが多いので、

「今日の夕食に少し使いたい」

というときにも買いやすいですね。

 

赤紫蘇が売っていない場合は?

赤紫蘇を探しているのに見つからない場合は、まだ店頭に並ぶ時期ではない、または販売時期が終わっている可能性があります。

店舗によって扱いがない場合もあります。

どうしても必要なら、普段利用しているスーパーや直売所などで取り扱いについて確認してみるのもよいでしょう。

 

おいしい赤紫蘇・青紫蘇を選ぶポイント

紫蘇は葉が薄いため、状態の変化が見た目に出やすい食材です。

買うときは難しく考えず、葉の状態を確認してみましょう。

 

葉のハリを見る

極端にしおれていないか、葉が元気な状態か確認します。

青紫蘇は小さなパックに入っていることが多いので、比較的確認しやすいでしょう。

 

傷みが目立たないか確認する

葉の傷みや変色などが目立っていないか確認します。

少しの傷があるだけで必ず使えないわけではありませんが、できるだけ状態のよいものを選ぶと扱いやすいです。

 

大袋の赤紫蘇は見える範囲で全体を確認

赤紫蘇は大きな袋に入っていることがあります。

中まで完全に確認するのは難しいですが、表面だけでなく見える範囲で全体の状態を確認しましょう。

購入したら袋のまま長期間置かず、早めに状態を確認することも大切です。

 

料理別!赤紫蘇と青紫蘇はどちらを使う?

赤紫蘇と青紫蘇の違いがわかっても、

「実際の料理ではどちらを使えばいい?」

という疑問が残りますよね。

まずは代表的な料理を簡単に比較してみましょう。

料理 使いやすい紫蘇
梅干し 赤紫蘇
赤紫蘇ジュース 赤紫蘇
刺身 青紫蘇
冷奴 青紫蘇
そうめん・そば・うどん 青紫蘇
天ぷら 青紫蘇が定番
サラダ 青紫蘇が使いやすい
おにぎり どちらも使える
混ぜご飯 どちらも使える
パスタ 青紫蘇が使いやすい
肉料理 青紫蘇が使いやすい
魚料理 青紫蘇が使いやすい
漬物 料理によって使い分け
ふりかけ どちらもアレンジ可能

絶対的な決まりではありませんが、初めて使う場合の目安になります。

 

梅干しなら赤紫蘇

赤紫蘇の代表的な使い道といえば梅干しです。

梅干しの色や風味に赤紫蘇を利用する作り方はよく知られています。

初めて梅干しを作る場合は、赤紫蘇の量や下処理も含め、利用するレシピを確認しましょう。

「赤紫蘇をたくさん入れれば色が濃くなっておいしい」

と自己流で増やすより、まずは基本の分量に沿って作るほうが安心です。

 

赤紫蘇ジュースなら赤紫蘇

大量の赤紫蘇を使いたいときに人気なのが赤紫蘇ジュースです。

鮮やかな色を楽しめるのも魅力ですね。

赤紫蘇ジュースは、使用する材料や分量によって味が変わります。

砂糖の量や保存方法などもレシピによって異なるため、作るときは手順を確認してください。

 

刺身なら青紫蘇

刺身に合わせるなら青紫蘇が定番です。

刺身の下に敷くだけでなく、魚を大葉で巻いて食べることもできます。

爽やかな香りが魚の味のアクセントになります。

 

冷奴なら青紫蘇

冷奴も青紫蘇を手軽に使える料理です。

大葉を千切りにして、

  • ねぎ
  • しょうが
  • みょうが
  • かつお節

などと一緒にのせてもよいでしょう。

たった1~2枚でも使えるので、大葉が少しだけ余ったときにも便利です。

 

そうめん・そば・うどんなら青紫蘇

麺料理の薬味としても青紫蘇は使いやすいです。

特に暑い時期のそうめんに、刻んだ大葉を加えると爽やかな香りを楽しめます。

温かいうどんやそばに使ってもかまいません。

 

天ぷらなら青紫蘇が定番

大葉の天ぷらは定番料理のひとつです。

葉の形をそのまま生かせるので、見た目もきれいですよね。

赤紫蘇を天ぷらとして楽しむこともできますが、青紫蘇とまったく同じ味や見た目になるわけではありません。

赤紫蘇を使うなら、

「大葉の代用品」

というより、

「赤紫蘇ならではのアレンジ」

として楽しむとよいでしょう。

また、葉に水分が残っていると油がはねることがあるため、水気はきちんと取ってください。

 

サラダなら青紫蘇が使いやすい

生野菜に合わせる場合は、青紫蘇のほうが初心者でも使いやすいでしょう。

千切りにして、

  • レタス
  • きゅうり
  • 大根
  • トマト

などと合わせれば、爽やかなサラダになります。

赤紫蘇を使うこともできますが、独特の風味があるので少量から試すのがおすすめです。

 

おにぎりならどちらも使える

おにぎりは、赤紫蘇も青紫蘇も楽しめる料理です。

青紫蘇なら、刻んでご飯に混ぜたり、葉をおにぎりに巻いたりできます。

赤紫蘇なら、下処理や味付けをしたもの、ふりかけ風にしたものなどを使いやすいでしょう。

同じ紫蘇のおにぎりでも、使う種類によって味も見た目も変わります。

 

混ぜご飯にもどちらも使える

青紫蘇は、刻んでご飯へ混ぜるだけでも手軽です。

ごまやじゃこなどと組み合わせてもおいしそうですね。

赤紫蘇の場合は、加工したものや下処理したものを加える方法があります。

一度に大量に入れず、味を見ながら調整しましょう。

 

パスタには青紫蘇が便利

和風パスタには青紫蘇がよく合います。

ツナやきのこなど、身近な食材と組み合わせやすいのもうれしいところです。

仕上げに刻んだ大葉をのせると、見た目にも彩りが加わります。

 

肉料理には青紫蘇が合わせやすい

青紫蘇は肉料理にも便利です。

薄切り肉で大葉を巻いたり、鶏肉などに挟んだりする料理があります。

こってりした味付けでも、大葉の香りがアクセントになります。

 

魚料理にも青紫蘇

焼き魚や魚を使った和風料理に刻んだ大葉を添えるのもおすすめです。

刺身だけでなく、加熱した魚にも使えるので、青紫蘇はとても幅広く活躍します。

 

漬物は料理によって使い分ける

漬物には赤紫蘇が使われるものも、青紫蘇が使われるものもあります。

作りたい漬物のレシピに指定がある場合は、その紫蘇を用意するのが基本です。

 

ふりかけならどちらもアレンジできる

赤紫蘇を使ったふりかけはよく知られています。

一方、青紫蘇を使ってふりかけ風にするレシピもあります。

自家製で作る場合は、水分や保存方法などにも注意してください。

 

レシピに「紫蘇」と書いてあったら赤と青のどちら?

料理を作ろうとしたら、材料欄に、

「紫蘇 適量」

とだけ書いてあることがあります。

そんなとき、

「赤紫蘇?青紫蘇?」

と迷ってしまいますよね。

 

「大葉」と書かれていれば青紫蘇

「大葉」と指定されている場合は、一般的には青紫蘇の葉です。

スーパーの野菜売り場にある緑色の大葉を用意しましょう。

 

薬味なら青紫蘇を指すことが多い

刺身、冷奴、麺類など、薬味として使う「紫蘇」は青紫蘇を指すことが多いでしょう。

完成写真に緑色の葉が写っていれば、さらにわかりやすいですね。

 

梅干しなどなら赤紫蘇

梅干しや赤紫蘇漬けなどでは、赤紫蘇が使われます。

料理の目的を考えると判断しやすくなります。

 

写真や詳しい作り方も確認する

文字だけでは判断できない場合は、完成写真やレシピ本文を確認しましょう。

「最後に千切りの紫蘇を散らす」

と書かれていれば、青紫蘇を使う可能性が高いと考えられます。

反対に、料理を赤く色付けする目的なら赤紫蘇が必要になることがあります。

 

赤紫蘇で青紫蘇(大葉)の代用はできる?

冷蔵庫に赤紫蘇があるのに大葉を切らしてしまったら、

「赤紫蘇を代わりに使えないかな?」

と思いますよね。

料理によっては代用できます。

ただし、青紫蘇と同じ仕上がりにはならないことを覚えておきましょう。

 

代用すると色が変わる

青紫蘇は緑色ですが、赤紫蘇は赤紫色です。

そのため、料理の見た目は大きく変わります。

料理の彩りとして大葉を使う場合は、赤紫蘇に置き換えると印象が違って見えるでしょう。

 

味や香りも同じではない

赤紫蘇と青紫蘇では風味も異なります。

大葉の代わりだからと、レシピと同じ枚数をそのまま入れると、

「思ったより赤紫蘇の味が強い」

と感じることがあります。

初めて代用する場合は、少量から試してください。

 

薬味なら少量から使ってみる

冷奴や麺類の薬味として赤紫蘇を使いたい場合は、細く刻んで少量のせてみましょう。

味を見ながら増やせば失敗しにくくなります。

 

天ぷらならアレンジとして

大葉の天ぷらの代わりに赤紫蘇を使うこともできます。

ただし、

「青紫蘇がなくてもまったく同じ天ぷらになる」

というわけではありません。

色や香りの違いを楽しむ料理として考えましょう。

 

見た目が重要な料理では代用に注意

緑色の大葉が料理の彩りになっている場合は、赤紫蘇にすると雰囲気が大きく変わります。

代用するときは、

味・香りだけでなく見た目も変わる

ことを忘れないようにしましょう。

 

青紫蘇で赤紫蘇の代用はできる?

逆に、

「赤紫蘇がないから大葉を使いたい」

という場面もあります。

こちらも、料理によってはアレンジできますが、完全な代用にはならない場合があります。

 

香りが目的ならアレンジできることもある

料理に紫蘇の香りを加えたいだけなら、青紫蘇を使って別のアレンジにすることもできます。

ただし、元のレシピと同じ風味になるわけではありません。

 

色を生かす料理では代用しにくい

赤紫蘇の特徴は、やはり色です。

梅干しや赤紫蘇ジュースなど、赤紫蘇の色を利用する料理では、青紫蘇に変えると同じ見た目にはなりません。

そのため、

「紫蘇なら全部同じ」

とは考えないほうがよいでしょう。

 

「何のために紫蘇を使うのか」で考える

代用できるか迷ったら、

「この料理に紫蘇を入れる目的は何?」

と考えてみてください。

  • 香りを付けるため
  • 色を付けるため
  • 葉の見た目を生かすため
  • 味のアクセントにするため

目的によって、代用しやすさは変わります。

 

赤紫蘇と青紫蘇を一緒に使ってもいい?

赤紫蘇と青紫蘇が少しずつ残ったとき、

「両方一緒に使っても大丈夫?」

と思うことがあります。

料理に合わせて両方使うこともできます。

 

おにぎりや混ぜご飯なら合わせやすい

おにぎりや混ぜご飯なら、赤紫蘇と青紫蘇の量を調整しやすいでしょう。

青紫蘇の爽やかな香りと、赤紫蘇の風味を一緒に楽しめます。

 

最初は少量ずつ

どちらも香りのある食材なので、一度にたくさん入れると味が強くなりすぎることがあります。

最初は少なめに使い、味を見ながら調整してください。

 

赤紫蘇が余ったときの使い道

赤紫蘇は大袋で販売されることがあるため、

「梅干しに使ったけれど、まだこんなに残っている」

ということがあります。

そんなときは、余っている量に合わせて使い道を考えましょう。

 

少量なら普段の料理に使う

数枚から少量だけ余った場合は、

  • おにぎり
  • 混ぜご飯
  • 冷奴
  • 薬味

などに少しずつ使う方法があります。

初めて使う料理では、味を見ながら少量ずつ加えてください。

 

大量なら赤紫蘇ジュース

まとまった量が余っているなら、赤紫蘇ジュースも選択肢のひとつです。

一度にある程度の赤紫蘇を使えるので、

「大量に余って困っている」

というときに向いています。

 

ふりかけ風にする

赤紫蘇をふりかけ風にしておけば、ご飯やおにぎりに使いやすくなります。

ただし、自家製の場合は市販品と同じように長く保存できるとは限りません。

作った後の保存についても利用するレシピに従ってください。

 

漬物に使う

野菜の漬物に赤紫蘇を使う方法もあります。

きゅうりなどと組み合わせると、赤紫蘇の風味を生かせます。

 

一度に全部使い切ろうとしない

赤紫蘇が大量にあると、

「今日中に全部料理しなくちゃ」

と思ってしまうかもしれません。

でも、一度の料理に無理に大量に入れる必要はありません。

保存方法も活用しながら、使いやすい料理へ少しずつ取り入れましょう。

 

青紫蘇(大葉)が余ったときの使い道

大葉は少量パックでも、

「レシピでは3枚しか使わなかった」

ということがありますよね。

残った数枚は、いつもの料理に気軽にプラスできます。

 

冷奴や納豆の薬味

大葉を刻んで、冷奴や納豆にのせるだけなら簡単です。

料理を一品作る必要もなく、1~2枚でも消費できます。

 

おにぎりや混ぜご飯

刻んだ大葉をご飯に混ぜるのもおすすめです。

ごまなどと組み合わせると、手軽に風味をプラスできます。

 

麺料理の仕上げ

そうめん、うどん、そば、パスタなどに、刻んだ大葉をのせれば少量でも使い切りやすいです。

 

肉や魚と合わせる

大葉は肉料理や魚料理にも使いやすいので、夕食のおかずに取り入れてもよいでしょう。

「大葉を消費するために特別な料理を作らなくちゃ」

と考えず、普段のメニューに少し加えるくらいで大丈夫ですよ。

 

赤紫蘇と青紫蘇はどう保存する?

紫蘇は葉が薄く、乾燥するとしおれやすい食材です。

せっかく買ったのに、

「使おうと思ったら元気がなくなっていた」

となるのは残念ですよね。

 

赤紫蘇は購入したら状態を確認する

大袋で購入した赤紫蘇は、買ってきたまま長く放置せず、葉の状態を確認しましょう。

すぐ使う場合は、作る料理に合わせて下処理します。

商品に保存方法の表示がある場合は、その内容を優先してください。

 

青紫蘇は乾燥を防ぐ

大葉は乾燥するとしおれやすくなります。

乾燥を防ぎながら冷蔵庫で保存しましょう。

湿らせたキッチンペーパーなどを利用する方法もあります。

 

水分が多すぎる状態にも注意

乾燥がよくないからといって、

「水をたっぷり付けておけば安心」

というわけではありません。

余分な水分が多い状態で保存するのも避けましょう。

葉の状態を確認しながら保存することが大切です。

 

赤紫蘇は冷凍できる?

赤紫蘇は用途によって冷凍保存を利用できます。

ただし、冷凍すると生のときとまったく同じ食感にはならないことがあります。

そのため、冷凍した赤紫蘇は、

  • 加熱料理
  • 混ぜご飯
  • 加工して使う料理

など、食感の変化が気になりにくい用途へ使うとよいでしょう。

 

青紫蘇も冷凍できる?

大葉も冷凍保存する方法があります。

たくさん余ってしまい、すぐ使い切れない場合には便利です。

ただし、解凍後に刺身へそのまま添えるなど、生の葉と同じ見た目や食感を求める料理には向かないことがあります。

刻んで薬味にしたり、加熱料理へ加えたりすると使いやすいでしょう。

 

保存日数だけで判断しない

紫蘇の保存について、

「冷蔵なら○日なら絶対大丈夫」

と数字だけで判断するのはおすすめできません。

購入時の状態や保存環境などによって変わるためです。

商品表示がある場合は確認し、使用前には見た目やにおいなどもチェックしましょう。

 

赤紫蘇・青紫蘇でありがちな失敗

最後に、紫蘇を使うときに起こりやすい失敗を確認しておきましょう。

 

赤紫蘇を大葉と同じ量使ってしまう

赤紫蘇と青紫蘇は風味が違います。

大葉5枚の代わりに赤紫蘇を5枚使えば、まったく同じ味になるとは限りません。

初めて代用する場合は少量から試しましょう。

 

赤紫蘇が余っているから大量に入れる

「余っているから全部使おう」

と一度の料理に大量に入れると、紫蘇の味ばかり目立ってしまうことがあります。

少量ずつ使う料理をいくつか作るほうが、無理なく消費できます。

 

洗ったあとの水気をそのままにする

紫蘇を洗ったあと、びしょびしょの状態で調理すると料理によっては仕上がりに影響します。

特に揚げ物では油はねの原因になるため、水気をしっかり取ってください。

 

青紫蘇をかなり早く刻んでしまう

大葉の香りを楽しみたい場合は、あまり早くから刻んで放置するより、料理に使うタイミングに合わせて切るのがおすすめです。

 

赤紫蘇は必ず同じ下処理だと思い込む

赤紫蘇だから、

「必ず塩もみ」

「必ず同じアク抜き」

というわけではありません。

作る料理によって必要な処理が違うことを覚えておきましょう。

 

赤紫蘇と青紫蘇についてよくある質問

ここでは、赤紫蘇と青紫蘇について迷いやすいポイントをQ&A形式でまとめます。

 

Q1.赤紫蘇と青紫蘇は同じ植物ですか?

どちらもシソの仲間です。

ただし、葉の色や風味、よく使われる料理などに違いがあります。

「色だけ違うまったく同じもの」と考えるより、それぞれの特徴を持った紫蘇と考えるとわかりやすいでしょう。

 

Q2.青紫蘇と大葉は同じですか?

一般的には、食用として流通している青紫蘇の葉を「大葉」と呼びます。

スーパーで「大葉」として販売されている緑色の葉は、青紫蘇と考えてよいでしょう。

 

Q3.赤紫蘇はそのまま生で食べられますか?

生の状態で料理に使われることもあります。

ただし、青紫蘇とは違った苦味や独特の風味を感じることがあります。

初めてなら少量から試すとよいでしょう。

 

Q4.赤紫蘇はサラダに入れてもいい?

料理として生の赤紫蘇を利用することはできます。

ただし、大葉と同じ味ではありません。

サラダへ加えるなら細く刻み、少量から試すと食べやすいでしょう。

 

Q5.赤紫蘇を薬味に使える?

少量を薬味として利用することもできます。

ただし、青紫蘇の爽やかな風味とは異なるため、大葉の完全な代用品とは考えないほうがよいでしょう。

 

Q6.赤紫蘇は天ぷらにできる?

赤紫蘇を加熱料理に使うことはできます。

大葉と同じ見た目や風味にはなりませんが、アレンジとして楽しめます。

揚げる場合は、葉の水気をしっかり取ってから調理してください。

 

Q7.赤紫蘇の茎は食べられる?

柔らかい部分を料理に使うことはできますが、太く硬い茎は食感が気になる場合があります。

葉を使う料理なら、太い茎を取り除くと扱いやすいでしょう。

 

Q8.赤紫蘇は必ずアク抜きしないといけない?

すべての料理で同じアク抜きが必要になるわけではありません。

塩もみなどの下処理をする料理もありますが、用途によって方法が違います。

利用するレシピに従いましょう。

 

Q9.赤紫蘇を大葉の代わりに使える?

料理によっては代用できます。

ただし、味、香り、色が変わるため、大葉とまったく同じ仕上がりにはなりません。

まず少量で試すと安心です。

 

Q10.青紫蘇を赤紫蘇の代わりに使える?

香りを加えるだけの料理であれば、青紫蘇を使ったアレンジにすることはできます。

ただし、赤紫蘇の色を利用する料理では同じ仕上がりにはなりません。

 

Q11.赤紫蘇と青紫蘇を一緒に食べてもいい?

料理に合わせて一緒に使うこともできます。

おにぎりや混ぜご飯などなら比較的取り入れやすいでしょう。

両方とも香りがあるので、最初は少量ずつ使うのがおすすめです。

 

Q12.赤紫蘇に緑色が混じっていても大丈夫?

赤紫蘇にはさまざまなタイプがあり、葉の色合いが一様ではないことがあります。

少し緑色が見えるという理由だけで異常とは限りません。

購入した商品の表示や全体の状態も確認してください。

 

Q13.赤紫蘇は冷凍できる?

用途によって冷凍保存を利用できます。

ただし、冷凍すると食感が変わることがあります。

解凍後は、加熱料理や加工して使う料理などへ取り入れるとよいでしょう。

 

Q14.大葉も冷凍できる?

大葉も冷凍保存する方法があります。

ただし、生の葉と同じ見た目や食感にはならない場合があります。

刻んで薬味に使ったり、加熱料理へ入れたりすると使いやすいでしょう。

 

Q15.赤紫蘇が大量に余ったらどうする?

赤紫蘇ジュース、ふりかけ風、漬物など、一度にある程度使える料理を検討するとよいでしょう。

少量なら、おにぎりや混ぜご飯などへ少しずつ取り入れる方法もあります。

 

Q16.レシピに「紫蘇」としか書いていない場合はどっち?

料理によって異なります。

薬味として使うなら青紫蘇を指すことが多く、梅干しなどでは赤紫蘇が使われます。

「大葉」と書かれていれば、一般的には青紫蘇です。

迷ったら、完成写真やレシピ本文も確認してください。

 

 

まとめ|赤紫蘇と青紫蘇は違いを知って料理に合わせて使い分けよう

赤紫蘇と青紫蘇は、どちらも同じシソの仲間です。

ですが、

「葉の色だけが違うもの」

ではありません。

味や香りの感じ方、向いている料理、下処理の方法、店頭で見かけやすい時期などにも違いがあります。

 

青紫蘇は「大葉」として販売されていることが多く、

  • 刺身
  • 冷奴
  • そうめん
  • そば
  • うどん
  • サラダ
  • 天ぷら
  • パスタ
  • 肉料理
  • 魚料理

など、普段の料理にとても取り入れやすい食材です。

生のまま薬味として使えるため、

「あと少し香りが欲しいな」

というときにも便利ですよね。

 

一方の赤紫蘇は、

  • 梅干し
  • 赤紫蘇ジュース
  • 漬物
  • ふりかけ風
  • 混ぜご飯

などに使うことができます。

赤紫蘇も生の状態で料理に利用できますが、青紫蘇とは風味が違います。

そのまま食べると苦味や独特のクセを感じることがあるため、料理に合わせて下処理をしたり、少量から使ったりすると取り入れやすいでしょう。

 

また、

「大葉がないから赤紫蘇で代用しよう」

「赤紫蘇がないから青紫蘇を使おう」

という場合は、同じ仕上がりになるとは限りません。

代用できるか迷ったら、

その料理で紫蘇の何を生かしたいのか

を考えてみてください。

香りが目的なのか、色が必要なのか、葉の見た目を生かしたいのかによって判断しやすくなります。

 

赤紫蘇が大量に余った場合は、一度に使いやすいジュースや漬物などへ。

青紫蘇が数枚だけ余った場合は、薬味やおにぎり、麺料理などへ。

残った量に合わせて使い道を変えると、無理なく使い切りやすくなります。

 

赤紫蘇と青紫蘇は、

「どちらがおいしい」

「どちらが優れている」

というものではありません。

それぞれに違った魅力があります。

 

これまで、

「赤紫蘇は梅干しにしか使えないと思っていた」

という方も、特徴を知れば普段の料理に取り入れやすくなりますよ。

赤紫蘇と青紫蘇、それぞれの色や香り、風味の違いを楽しみながら、作りたい料理に合わせて上手に使い分けてみてくださいね。

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