電子レンジがびしょびしょになるのはなぜ?水滴の原因と対処法・故障との見分け方をやさしく解説

電化製品

電子レンジを使ったあと、扉を開けてみると、

「庫内がびしょびしょになっている!」

「天井から水滴が落ちてきたけれど大丈夫?」

「何もこぼしていないのに、どうして水がたまっているの?」

と驚いたことはありませんか?

 

電子レンジは毎日のように使う家電だからこそ、いつもと違う状態になっていると「故障したのかな」と心配になりますよね。

ですが、電子レンジの庫内に付く水滴は、温めた食品から出た水蒸気が冷えて水になったものであることがあります。

そのため、使用後に庫内が濡れているからといって、それだけですぐ故障と決まるわけではありません。

 

一方で、本体の外側や下まで濡れている、異音や焦げたようなにおいがするなど、いつもと明らかに違う症状がある場合には注意が必要です。

大切なのは、単に「水がある」というだけで判断するのではなく、

  • どこが濡れているのか
  • 何を温めたのか
  • いつ水が出てきたのか
  • 水滴以外に異常がないか

を落ち着いて確認することです。

 

 

この記事では、電子レンジがびしょびしょになる主な原因から、場所別・食品別の考え方、水滴と水漏れの違い、故障を疑いたい症状、使用後のお手入れ方法まで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。

「毎回水滴が付くけれど大丈夫?」

「ラップをすれば防げる?」

「底に水たまりができるのは普通?」

といった疑問もまとめていますので、気になるところから確認してみてくださいね。

 

 


  1. 電子レンジがびしょびしょになるのはなぜ?
    1. 庫内の水滴は食品から出た水蒸気が原因になる
    2. 水蒸気が冷えると結露して水滴になる
    3. 水滴が多くてもすぐに故障とは限らない
    4. 水滴の量は食品や加熱方法によって変わる
    5. まず「どこが・いつ・どのくらい濡れるか」を確認しよう
  2. 電子レンジの庫内がびしょびしょになる主な原因
    1. 水分の多い食品を温めた
    2. 冷凍食品や冷凍ご飯を温めた
    3. 一度にたくさんの食品を温めた
    4. 加熱時間が長かった
    5. ラップをせずに加熱した
    6. 容器から食品や汁が吹きこぼれた
    7. 食品が飛び散った
    8. 加熱後も庫内に蒸気が残っていた
    9. 庫内と周囲の温度差で結露した
  3. 水滴?吹きこぼれ?電子レンジにたまった水の正体を確認しよう
    1. 天井や壁に細かな水滴が付いている
    2. 容器の周囲だけ大量に濡れている
    3. 水に色やにおいが付いている
    4. 食品や汁が庫内へ飛び散っている
    5. 底面にまとまった水がたまっている
    6. 本体の下や外側まで濡れている
  4. 電子レンジのどこがびしょびしょ?場所別に原因を考えよう
    1. 庫内の天井に水滴が付く
    2. 側面がびしょびしょになる
    3. 底面に水がたまる
    4. ドアの内側が濡れる
    5. ターンテーブルや丸皿が濡れる
    6. ターンテーブルの下まで濡れる
    7. 電子レンジの外側や本体の下が濡れる
  5. 電子レンジがびしょびしょになりやすい食品とは?
    1. ご飯を温めた場合
    2. 冷凍ご飯を温めた場合
    3. 冷凍食品を温めた場合
    4. 野菜を加熱した場合
    5. パスタや麺類を調理・温めた場合
    6. スープやみそ汁など汁物を温めた場合
    7. カレーや煮物など水分のある料理を温めた場合
    8. 同じ食品でも毎回水滴の量が同じとは限らない
  6. ラップをすれば電子レンジの水滴は減る?
    1. ラップをしないと蒸気が庫内へ広がりやすいことがある
    2. ラップをしても水滴が付くことはある
    3. すべての食品にラップが必要なわけではない
    4. 食品や商品の加熱表示に従う
    5. 密閉した状態で加熱しない
    6. 電子レンジ対応のラップや容器を使用する
  7. 以前は大丈夫だったのに突然びしょびしょになるのはなぜ?
    1. 温めた食品の種類や量が違った
    2. いつもより長く加熱していた
    3. 冷たい食品や冷凍食品を温めた
    4. 室温などの条件がいつもと違った
    5. 季節によって結露の仕方が変わることもある
    6. 以前と違うだけでは故障と判断できない
    7. 急に変化した場合は水滴以外の異常も確認する
  8. 電子レンジの水滴はどこまでなら普通?故障との見分け方
    1. 水滴の量だけで正常・故障を判断するのは難しい
    2. 加熱後だけ庫内が濡れる場合
    3. 食品から出た蒸気による結露の場合
    4. 何もこぼしていないのに大量の水がたまる場合
    5. 何も温めていないときにも水が出てくる場合
    6. 本体の外側や下から水が出ている場合
    7. 水滴以外の症状も合わせて確認する
  9. 電子レンジの使用を控えたほうがよい症状
    1. 食品が正常に温まらない
    2. 普段とは違う異常な音がする
    3. 焦げたようなにおいがする
    4. 煙が出る
    5. 庫内で火花が出る
    6. ドアなど本体に破損がある
    7. 電源コードやプラグに異常がある
    8. 本体の外側から原因不明の水が出る
    9. 異常を感じたら何度も動かして確認しない
  10. 電子レンジがびしょびしょになったときの対処方法
    1. まず加熱を終えて状態を確認する
    2. 食品や容器を安全に取り出す
    3. 庫内が熱い場合は無理に触らない
    4. 安全に触れられる状態になってから水滴を拭く
    5. 天井・側面・底面・ドアを確認する
    6. 食品の飛び散りや吹きこぼれも拭き取る
    7. 取り外せる部品も確認する
    8. 庫内の湿気を逃がす
    9. 次に使う前に水分や異常がないか確認する
  11. 電子レンジの水滴を放置するとどうなる?
    1. 使用後の水滴はそのままにしない
    2. 水滴の跡が汚れとして残ることがある
    3. 食品汚れと水分が混ざることがある
    4. においが気になることもある
    5. 庫内を清潔に保つためにもこまめに拭き取る
  12. 電子レンジをびしょびしょにしにくくする使い方
    1. 食品に合った大きさ・深さの容器を使う
    2. 電子レンジ対応の容器を使用する
    3. 必要に応じてラップを使う
    4. 一度に大量の食品を入れすぎない
    5. 必要以上に長く加熱しない
    6. 汁物は吹きこぼれに注意する
    7. 使用後は庫内の水滴を確認する
    8. 水滴や食品汚れをこまめに拭き取る
  13. 電子レンジがびしょびしょになった後の掃除方法
    1. お手入れ前に庫内の状態を確認する
    2. 庫内が冷めてから掃除する
    3. やわらかい布などで水滴を拭き取る
    4. 天井・側面・底面を順番に確認する
    5. ドアの内側や周囲も確認する
    6. 取り外せる部品は取扱説明書に従って手入れする
    7. 頑固な汚れを無理にこすらない
    8. 洗剤を大量に直接吹きかけない
    9. 最後に水分が残っていないか確認する
    10. 掃除方法に迷ったら取扱説明書を確認する
  14. 掃除しているのに電子レンジがびしょびしょになるのはなぜ?
    1. 水滴と庫内の汚れは別の問題
    2. きれいな庫内でも結露することはある
    3. 掃除すれば水滴が発生しなくなるわけではない
    4. 水滴が多いときは食品や加熱方法も確認する
  15. 電子レンジがびしょびしょになったときに避けたいこと
    1. 水滴を長期間そのままにする
    2. 熱い庫内へすぐに手を入れる
    3. 庫内へ大量の水をかけて洗う
    4. 使用できるかわからない洗剤を使う
    5. 硬いもので庫内を強くこする
    6. 異常がある状態で何度も加熱する
    7. 本体を自分で分解・修理する
    8. 原因不明の水漏れを「ただの結露」と決めつける
  16. こんな場合は大丈夫?電子レンジの水滴で迷いやすいケース
    1. 天井から水滴がポタポタ落ちてくる
    2. ドアを開けたら水滴が流れ落ちた
    3. 底面に水たまりができている
    4. ターンテーブルの下まで濡れている
    5. 加熱するたびに大量の水滴が付く
    6. 水滴を拭いても次の加熱ですぐびしょびしょになる
    7. 何もこぼしていないのに水がたまっている
    8. 電子レンジ本体の下が濡れている
  17. 電子レンジのびしょびしょ・水滴に関するよくある質問
    1. Q1.電子レンジが毎回びしょびしょになるのは故障ですか?
    2. Q2.水滴は使用するたびに拭いたほうがいいですか?
    3. Q3.水滴は自然乾燥させてもいいですか?
    4. Q4.ドアの内側がびしょびしょになるのはなぜですか?
    5. Q5.天井に水滴が付くのは異常ですか?
    6. Q6.底に水がたまるのは故障ですか?
    7. Q7.冷凍食品を温めると水滴が増えるのはなぜですか?
    8. Q8.冷凍ご飯を温めるとびしょびしょになるのはなぜですか?
    9. Q9.ラップをしているのに水滴が付くのはなぜですか?
    10. Q10.水滴と水漏れはどう見分ければいいですか?
    11. Q11.電子レンジの外側まで濡れていたら使ってもいいですか?
    12. Q12.使用後は扉を開けておいたほうがいいですか?
    13. Q13.掃除しても水滴が付くのはなぜですか?
    14. Q14.急に水滴が増えたら故障ですか?
    15. Q15.水滴ににおいや色がある場合はどうすればいいですか?
  18. まとめ|電子レンジがびしょびしょになっても水滴だけで故障と決めつけない

電子レンジがびしょびしょになるのはなぜ?

電子レンジの扉を開けた瞬間、天井や側面、ドアの内側まで水滴だらけになっていると驚いてしまいます。

しかし、まず知っておきたいのは、食品を加熱すると水蒸気が発生することがあるという点です。

 

庫内の水滴は食品から出た水蒸気が原因になる

ご飯や野菜、冷凍食品、スープなど、普段電子レンジで温める食品には水分が含まれています。

電子レンジで食品を加熱すると、食品に含まれている水分の一部が水蒸気になります。

その水蒸気が庫内へ広がり、天井や側面、ドアなどに触れると、水滴として付着することがあります。

そのため、

「何も水を入れていないのに濡れている」

という場合でも、必ずしも不思議なことではありません。

水をこぼしたのではなく、食品にもともと含まれていた水分が蒸気となって出てきた可能性があるのです。

 

水蒸気が冷えると結露して水滴になる

温かい水蒸気が冷たい部分に触れて水滴になる現象を「結露」といいます。

身近なところでは、寒い日に窓ガラスへ水滴が付いたり、冷たい飲み物を入れたコップの外側が濡れたりすることがありますよね。

電子レンジの庫内でも、似たようなことが起こります。

加熱中は食品から温かい蒸気が出ます。

その蒸気が庫内の壁やドアなどに触れて冷えると、水滴へ変わります。

加熱中はそれほど気にならなくても、加熱が終わったあとに水蒸気が冷えることで、たくさんの水滴が見えることもあります。

 

水滴が多くてもすぐに故障とは限らない

庫内がかなり濡れていると、

「こんなに水が出るなんて故障では?」

と思うかもしれません。

しかし、水滴の量は温めた食品や加熱時間などによって変わります。

たとえば、水分の多い食品を長めに加熱した場合は、少量の乾いた食品を短時間温めたときよりも蒸気が多くなることがあります。

つまり、水滴が目立つという理由だけでは、正常か故障かを判断することはできません。

水滴だけを見るのではなく、

「本体の外側から水が出ていないか」

「変な音やにおいはないか」

「いつもどおり温められているか」

なども合わせて確認することが大切です。

 

水滴の量は食品や加熱方法によって変わる

同じ電子レンジを使っていても、毎回同じ量の水滴が付くとは限りません。

水滴の量に影響しやすいのは、

  • 食品に含まれる水分
  • 食品の量
  • 冷蔵・冷凍など食品の状態
  • 加熱時間
  • ラップの有無
  • 容器の形
  • 加熱後の庫内の状態

などです。

昨日はほとんど濡れなかったのに、今日はびしょびしょになったからといって、必ずしも電子レンジそのものに変化が起きたとは限りません。

まずは「今日は何を温めたのか」を振り返ってみましょう。

 

まず「どこが・いつ・どのくらい濡れるか」を確認しよう

水滴が気になったときは、すぐに故障と決めつけず、濡れている場所を確認してみましょう。

たとえば、

  • 天井や側面に細かな水滴が付いている
  • ドアの内側が曇っている
  • 食品を入れた容器の周りだけ濡れている
  • 底面にまとまった水がある
  • 本体の外側や下まで濡れている

では、考えられる状況が違います。

「電子レンジがびしょびしょ」という一言だけではなく、どのように濡れているのかを確認することが、原因を考える第一歩です。

 

 


電子レンジの庫内がびしょびしょになる主な原因

ここからは、電子レンジの中に水滴が増える主な原因を、もう少し詳しく見ていきましょう。

ひとつだけが原因とは限らず、いくつかの条件が重なっている場合もあります。

 

水分の多い食品を温めた

水分を多く含む食品を加熱すると、それだけ多くの蒸気が発生することがあります。

たとえば、

  • 野菜
  • ご飯
  • スープ
  • 煮物
  • カレー
  • 麺類

などです。

食品の見た目からは水分がそれほど多くないように感じても、加熱すると蒸気が出ることがあります。

そのため、「汁物ではないから水滴は出ない」とは限りません。

 

冷凍食品や冷凍ご飯を温めた

冷凍ご飯や冷凍食品を温めたあと、

「今日はいつもより電子レンジが濡れている」

と感じることもあるでしょう。

冷凍された食品にも水分が含まれています。

温める過程で食品の温度が上がり、水分が蒸気となって庫内へ広がることがあります。

商品によって温め方は異なるため、市販の冷凍食品についてはパッケージに記載された加熱方法を確認しましょう。

 

一度にたくさんの食品を温めた

同じ食品でも、少量を温める場合とたくさん温める場合では、発生する蒸気の量が変わることがあります。

家族分をまとめて温めたときだけ、

「庫内がものすごくびしょびしょになる」

ということもあるかもしれません。

食品の量が多ければ、含まれている水分も多くなるためです。

また、量が増えることで加熱時間も長くなり、結果として水滴が目立ちやすくなる場合があります。

 

加熱時間が長かった

必要以上に長く加熱すると、食品から多くの蒸気が出る場合があります。

「しっかり熱くしたいから」

と自己判断で長時間加熱するのではなく、食品の表示やレシピ、電子レンジの取扱説明書などを参考にしましょう。

足りなければ様子を確認しながら追加加熱する方法もあります。

ただし、食品によって適切な加熱方法は異なるため、指定された方法がある場合はそちらを優先してください。

 

ラップをせずに加熱した

食品によっては、ラップをしないことで蒸気がそのまま庫内へ広がりやすくなる場合があります。

ただし、

「水滴を防ぎたいから、どんな食品でも必ずラップをする」

という考え方も適切ではありません。

食品や市販商品の中には、ラップをしないで加熱するよう指定されているものもあります。

ラップの必要性は、食品やレシピ、商品の表示に合わせて判断しましょう。

 

容器から食品や汁が吹きこぼれた

底面にまとまった水がある場合は、結露だけでなく吹きこぼれも確認してみましょう。

スープやみそ汁、麺類などを温めた際、容器から汁があふれていることがあります。

特に容器いっぱいに食品を入れていると、加熱中に中身が動いたときにこぼれやすくなります。

「透明だから水だと思っていたけれど、実は薄いスープだった」

という可能性もあります。

容器の周囲だけが特に濡れている場合は、吹きこぼれていないか確認してみてください。

 

食品が飛び散った

カレーやソースなどを温めると、加熱中に食品がはねることがあります。

飛び散った食品と結露した水分が混ざると、庫内全体がびしょびしょに見えることもあります。

水滴に色が付いていたり、食品のにおいがしたりする場合は、単純な結露ではなく食品汚れが混ざっていないか確認しましょう。

 

加熱後も庫内に蒸気が残っていた

加熱が終わった直後の庫内には、まだ温かい蒸気が残っていることがあります。

その蒸気が時間とともに冷えると、天井や側面などに水滴が増えていくことがあります。

「加熱直後より、少し時間がたってからのほうがびしょびしょに見える」

という場合は、残っていた蒸気が水滴へ変わった可能性も考えられます。

 

庫内と周囲の温度差で結露した

結露には温度差も関係します。

そのため、温めた食品や室温などの条件によって、同じ電子レンジでも水滴の付き方が変わることがあります。

ただし、「冬だから必ず水滴が増える」「夏なら結露しない」という単純なものではありません。

食品の種類や加熱時間など、さまざまな条件が関係します。

 

 


水滴?吹きこぼれ?電子レンジにたまった水の正体を確認しよう

電子レンジの中に水があると、ついすべて「結露」と考えてしまいがちです。

ですが、実際には吹きこぼれや食品の飛び散りなど、別の原因で濡れていることもあります。

 

天井や壁に細かな水滴が付いている

天井や側面、ドアなど広い範囲に細かな水滴が付いている場合は、食品から出た蒸気が冷えて水滴になった可能性があります。

特に水分の多い食品を温めたあとなら、結露が考えられます。

ただし、状態だけで原因を断定することはできません。

普段との違いや、ほかの異常がないかも確認してください。

 

容器の周囲だけ大量に濡れている

容器の周囲だけに水が集中しているなら、吹きこぼれも確認してみましょう。

スープや汁物はもちろん、調理中に水を使う麺類などでも、容器から水分があふれる場合があります。

容器の外側まで濡れているなら、中身がこぼれていないか確認します。

 

水に色やにおいが付いている

透明な水滴ではなく、

「少し茶色っぽい」

「料理のにおいがする」

という場合は、食品の汁や汚れが混ざっている可能性があります。

何度も味見するような確認はせず、何を温めたのか、食品が飛び散っていないかを見てみましょう。

 

食品や汁が庫内へ飛び散っている

庫内の壁に食品が点々と付いている場合は、加熱中に中身が飛び散ったと考えやすいでしょう。

水滴だけを拭いて終わりにせず、食品汚れも一緒に取り除くことが大切です。

汚れを長く残さないためにも、庫内が安全に触れられる状態になってからお手入れしましょう。

 

底面にまとまった水がたまっている

底に少量の水滴が付くのではなく、水たまりのようになっていると不安になりますよね。

まずは、

  • 食品をこぼしていないか
  • 容器から吹きこぼれていないか
  • 大量の蒸気が出るものを加熱していなかったか

を確認します。

原因が思い当たらない場合や、同じ症状を繰り返す場合は、取扱説明書を確認しましょう。

 

本体の下や外側まで濡れている

庫内の天井や側面に付く結露と、本体の外側や下に原因不明の水が出ている状態は、同じものとして考えないほうがよいでしょう。

「食品をこぼした覚えもないのに本体の下が濡れている」

「使用するたびに同じ場所から水が出る」

など、原因がわからない場合は無理に使用を続けず、取扱説明書を確認したうえで必要に応じて相談してください。

 

 


電子レンジのどこがびしょびしょ?場所別に原因を考えよう

水滴が付く場所によっても、確認したいポイントが変わります。

 

庫内の天井に水滴が付く

食品から出た蒸気は庫内に広がるため、天井に水滴が付くことがあります。

たくさん付くと、

「上から水が漏れているのでは?」

と感じるかもしれません。

しかし、加熱後に天井や側面などへ水滴が付いているだけなら、蒸気による結露の可能性もあります。

水滴だけでなく、普段と違う症状がないかを確認しましょう。

 

側面がびしょびしょになる

側面も蒸気が触れやすい場所です。

細かな水滴が広い範囲に付いている場合は、結露が考えられます。

食品汚れが一緒に付いている場合は、水分だけでなく汚れも拭き取りましょう。

 

底面に水がたまる

天井や側面に付いた水滴が下へ流れ、底面に集まる場合があります。

一方、食品の吹きこぼれによって底面が濡れることもあります。

底だけを見て原因を判断するのではなく、天井や側面、容器の周りなども合わせて確認してみてください。

 

ドアの内側が濡れる

ドアの内側にも、加熱中に発生した蒸気が触れます。

そのため、ドアを開けたときに水滴が目立つことがあります。

使用後は庫内だけでなく、ドアの内側にも水分や食品汚れが残っていないか確認するとよいでしょう。

 

ターンテーブルや丸皿が濡れる

ターンテーブル式の場合、丸皿の上に水滴が付くことがあります。

容器から吹きこぼれた場合も丸皿が濡れるため、何を加熱したのかも振り返ってみましょう。

取り外してお手入れできるかどうか、洗い方などは機種によって異なります。

必ず取扱説明書に沿ってお手入れしてください。

 

ターンテーブルの下まで濡れる

丸皿の下まで水が入っていると驚きますが、上から水分が流れ込んでいる可能性もあります。

まずは吹きこぼれや結露がなかったか確認します。

ローラーなどの部品を取り外す場合も、自己流ではなく取扱説明書を確認しましょう。

 

電子レンジの外側や本体の下が濡れる

ここは特に注意して確認したい場所です。

庫内の結露とは違い、原因不明の水が本体の外側や下に繰り返し出ている場合は、「食品の蒸気だから大丈夫」と決めつけないようにしましょう。

近くに置いている物から水がこぼれていないかなど周囲も確認し、それでも原因がわからない場合は使用を控えて相談するのが安心です。

 

 


電子レンジがびしょびしょになりやすい食品とは?

「同じ電子レンジなのに、濡れる日と濡れない日がある」

という場合、温めている食品の違いが関係していることがあります。

 

ご飯を温めた場合

ご飯にも水分が含まれています。

温めることで湯気が出て、その一部が庫内に広がれば水滴になることがあります。

ご飯を温めたあとにドアの内側などが曇っていても、それだけで異常とは限りません。

 

冷凍ご飯を温めた場合

冷凍ご飯は、冷たい状態から食べられる温度まで加熱します。

温めている途中で蒸気が出るため、庫内に水滴が付く場合があります。

保存に使ったラップや容器の扱い、加熱時間については、それぞれの表示や使用方法を確認してください。

 

冷凍食品を温めた場合

市販の冷凍食品も、商品によって水分量や調理方法が大きく異なります。

「ラップをする」「ラップをしない」「袋の一部を開ける」など、加熱方法もさまざまです。

自己流で変更せず、パッケージに書かれた方法を確認しましょう。

 

野菜を加熱した場合

野菜には多くの水分が含まれているものがあります。

電子レンジで加熱すると水蒸気が発生し、庫内に水滴が付くことがあります。

野菜を電子レンジ調理するときも、レシピや機器の取扱説明書に合った方法で加熱してください。

 

パスタや麺類を調理・温めた場合

電子レンジ対応のパスタ調理容器など、水を使って調理する方法では、加熱中に蒸気が多く発生することがあります。

また、容器の大きさや水の量が適切でないと吹きこぼれる可能性もあります。

専用容器を使用する場合は、対応する電子レンジの出力や水量、加熱時間など、商品の説明を守りましょう。

 

スープやみそ汁など汁物を温めた場合

汁物は水分が多いため、加熱中に蒸気が出やすい食品のひとつです。

また、温めすぎると吹きこぼれる場合があります。

容器いっぱいまで入れず、レシピや機器の説明に沿って加熱しましょう。

取り出す際も、容器や中身が熱くなっている可能性があるため注意してください。

 

カレーや煮物など水分のある料理を温めた場合

カレーや煮物も、見た目以上に水分を含んでいます。

加熱中に蒸気が出たり、食品がはねたりすることがあります。

水滴だけでなく食品汚れが付いていないか、使用後に確認しておくとよいでしょう。

 

同じ食品でも毎回水滴の量が同じとは限らない

「昨日もご飯を温めたけれど、こんなに濡れなかった」

ということもあります。

同じ料理でも、

  • 温めた量
  • 最初の温度
  • 加熱時間
  • 容器
  • ラップの状態

などが違えば、蒸気の出方も変わる可能性があります。

一度水滴が増えただけで故障と判断するのではなく、どのような条件で発生したのかを確認してみましょう。

 

 


ラップをすれば電子レンジの水滴は減る?

電子レンジがびしょびしょになると、

「次からはラップをすれば大丈夫かな?」

と思うかもしれません。

ラップは便利ですが、使えば必ず結露を防げるわけではありません。

 

ラップをしないと蒸気が庫内へ広がりやすいことがある

食品から出た蒸気がそのまま庫内へ広がれば、天井や壁などに触れて水滴になる場合があります。

食品によっては、ラップを使用することで食品の乾燥や飛び散りを抑えられることもあります。

ただし、ラップをするかどうかは食品によって異なります。

 

ラップをしても水滴が付くことはある

ラップをしたからといって、蒸気がまったく庫内へ出なくなるとは限りません。

加熱後にラップの内側へたくさん水滴が付いていることもありますし、庫内にも水滴が見られる場合があります。

「ラップをしたのに濡れたから故障」とは限らないということです。

 

すべての食品にラップが必要なわけではない

市販の食品には、「ラップをかけずに加熱」などと指定されているものもあります。

レシピによってもラップの有無は異なります。

水滴を減らすことだけを考えて、指定された加熱方法を勝手に変更しないようにしましょう。

 

食品や商品の加熱表示に従う

冷凍食品やパック食品などは、まずパッケージの表示を確認します。

「○Wで○分」

「袋に切り込みを入れる」

「ラップをしない」

などの指定がある場合は、その方法を参考にします。

 

密閉した状態で加熱しない

電子レンジで使用する容器は、何でも完全に密閉すればよいわけではありません。

密閉状態での加熱に対応していない容器もあります。

フタ付き容器を使う場合は、電子レンジ加熱時のフタの扱いを商品の説明で確認してください。

 

電子レンジ対応のラップや容器を使用する

ラップや保存容器を使う場合は、電子レンジで使用できる製品か確認することも大切です。

「食品保存に使えるから電子レンジでも大丈夫」とは限りません。

耐熱温度や使用方法など、製品表示を確認してから使用しましょう。


以前は大丈夫だったのに突然びしょびしょになるのはなぜ?

いつも使っている電子レンジが突然びしょびしょになると、

「やっぱり故障したのでは?」

と心配になりますよね。

しかし、以前との違いが電子レンジ本体にあるとは限りません。

 

温めた食品の種類や量が違った

まず確認したいのが食品です。

昨日はパンを短時間温めただけだったけれど、今日は冷凍ご飯や汁物をしっかり温めた、という場合では条件が大きく異なります。

同じ電子レンジでも、食品が変われば水滴の量が変わることがあります。

 

いつもより長く加熱していた

普段より長時間加熱していなかったかも確認しましょう。

量が多かったため加熱時間を延ばした場合などは、いつもより蒸気が多く発生することがあります。

 

冷たい食品や冷凍食品を温めた

冷蔵庫から出したばかりの料理や冷凍食品など、食品の最初の状態も毎回同じとは限りません。

「同じ料理だから同じ結果になる」とは限らないため、食品の量や温度も振り返ってみましょう。

 

室温などの条件がいつもと違った

結露は温度差によって生じます。

そのため、周囲の環境が違えば、水滴の付き方にも違いが出ることがあります。

ただし、室温だけで原因を断定するのではなく、食品や加熱時間なども合わせて確認します。

 

季節によって結露の仕方が変わることもある

季節が変わると室温などの環境も変化します。

その結果、以前とは水滴の付き方が違うと感じる場合もあります。

ただし、「冬だから正常」「夏だから異常」といった判断はできません。

 

以前と違うだけでは故障と判断できない

以前より水滴が増えたという事実は、確認すべきポイントのひとつではあります。

しかし、それだけで故障とは判断できません。

何を温めても毎回同じ症状になるのか、ほかの異常も出ているのかなど、全体を見て考えることが大切です。

 

急に変化した場合は水滴以外の異常も確認する

突然状態が変わった場合は、

  • 正常に加熱できているか
  • 異常な音がしないか
  • 焦げたようなにおいがしないか
  • 煙や火花が出ていないか
  • 本体に破損がないか

なども確認します。

いつもと明らかに違う異常がある場合は、無理に使用を続けないようにしましょう。

 

 


電子レンジの水滴はどこまでなら普通?故障との見分け方

「少しなら大丈夫そうだけれど、大量だと故障?」

と、水滴の量で判断したくなるかもしれません。

しかし、水滴の量だけで正常・故障を線引きするのは難しいものです。

 

水滴の量だけで正常・故障を判断するのは難しい

水滴の量は、温める食品や量、加熱時間などによって変わります。

そのため、

「これくらいなら正常」

「これ以上なら故障」

と、誰にでも当てはまる基準を決めることはできません。

機種による違いもあるため、気になる場合は取扱説明書を確認しましょう。

 

加熱後だけ庫内が濡れる場合

食品を温めたあとにだけ天井や側面、ドアなどへ水滴が付く場合は、食品から発生した蒸気が関係している可能性があります。

何を温めたときに起こるのか記憶しておくと、原因を考えやすくなります。

 

食品から出た蒸気による結露の場合

食品から出た蒸気による結露であれば、水滴を拭き取り、庫内の湿気を残さないようにすることが基本です。

ただし、お手入れ方法は機種によって異なる場合があります。

取扱説明書に具体的な方法が書かれている場合は、その指示を優先してください。

 

何もこぼしていないのに大量の水がたまる場合

結露によって水滴が下へ流れることもありますが、まとまった水が何度もたまる場合は、どこから来ているのか確認しましょう。

吹きこぼれがない、食品から大量の蒸気が出るような使い方でもないなど、原因がわからない場合は無理に判断しないことが大切です。

 

何も温めていないときにも水が出てくる場合

電子レンジを使っていないのに原因不明の水が出てくるのであれば、通常の「食品を温めたときに出る蒸気」とは状況が異なります。

周囲から水が入っていないかなども確認し、原因がわからなければ使用を控えましょう。

 

本体の外側や下から水が出ている場合

庫内に水滴が付く場合と、本体の外側から水が出ている場合も分けて考えます。

周囲で水をこぼしていないにもかかわらず本体の下が濡れている場合は、自己判断で「結露だから問題ない」と決めつけないようにしてください。

 

水滴以外の症状も合わせて確認する

故障の可能性を考えるときは、水だけでなく、

  • 温まり方
  • におい
  • 火花
  • 本体やドアの状態

なども確認します。

普段とは明らかに違う症状がある場合は、使用を中止して取扱説明書などを確認しましょう。

 

 


電子レンジの使用を控えたほうがよい症状

水滴だけなら食品から出た蒸気による場合がありますが、別の異常を伴っているときは注意が必要です。

 

食品が正常に温まらない

いつもと同じように使用しているのに、

「まったく温まらない」

「以前とは明らかに温まり方が違う」

と感じる場合は、水滴だけの問題として考えないほうがよいでしょう。

設定や使用方法を確認しても原因がわからない場合は、無理に使い続けないようにします。

 

普段とは違う異常な音がする

電子レンジは使用中に動作音がしますが、普段とは明らかに違う音が突然する場合は注意します。

何度も運転して音を確かめようとせず、使用を止めて確認しましょう。

 

焦げたようなにおいがする

食品を焦がした覚えがないのに焦げたようなにおいがする場合も、そのまま使用を続けないようにします。

食品汚れが残っていないかなどを確認し、原因がわからない場合は取扱説明書に従って対応してください。

 

煙が出る

電子レンジから煙が出た場合は、単なる結露とは別の問題です。

使用を中止し、製品の取扱説明書などに記載された緊急時の対応を確認してください。

 

庫内で火花が出る

金属など電子レンジで使用できないものが入っていると、火花が出る場合があります。

ただし、原因がわからないまま何度も動かして確認するのは避けましょう。

まず使用を中止し、庫内や使用した容器などを確認します。

 

ドアなど本体に破損がある

ドアや庫内などに破損がある場合も、自己判断でそのまま使用しないようにしましょう。

「温められるから大丈夫」とは限りません。

取扱説明書を確認し、必要に応じて専門窓口へ相談します。

 

電源コードやプラグに異常がある

電源コードやプラグが異常に熱い、傷んでいるなど、電源まわりに気になる点がある場合も使用を控えます。

水滴とは直接関係がないように見えても、安全に関わる部分なので軽く考えないことが大切です。

 

本体の外側から原因不明の水が出る

食品をこぼしていない、周囲にも水はないのに、本体の下や外側から繰り返し水が出ている場合は注意します。

庫内の結露だと決めつけず、使用を止めて状態を確認しましょう。

 

異常を感じたら何度も動かして確認しない

「もう一回使えば直るかも」

「もう一度温めて同じ症状が出るか見てみよう」

と思うかもしれません。

しかし、異音や煙、焦げたようなにおいなどの異常がある場合は、確認のために何度も運転するのは避けましょう。

 

 


電子レンジがびしょびしょになったときの対処方法

いつものように食品を温めただけなのに庫内が水滴だらけになっていると、何からすればよいか迷いますよね。

基本的には、安全を確認しながら水分や汚れを取り除いていきます。

 

まず加熱を終えて状態を確認する

最初に、加熱が終了していることを確認します。

びしょびしょになった原因が結露なのか、吹きこぼれなのかも見てみましょう。

ただし、庫内や食品が熱い場合はすぐに触らないようにします。

 

食品や容器を安全に取り出す

加熱直後の容器や食品は非常に熱くなっていることがあります。

特に汁物の場合は、中身をこぼすとやけどにつながるおそれがあります。

必要に応じてミトンなどを使い、慎重に取り出しましょう。

 

庫内が熱い場合は無理に触らない

水滴を見つけると、

「早く拭かなきゃ」

と思ってしまいますが、使用直後は庫内や容器が熱い場合があります。

まず安全を優先し、無理に手を入れないようにしてください。

 

安全に触れられる状態になってから水滴を拭く

庫内が安全に触れられる状態になったら、取扱説明書に沿った方法で水滴を拭き取ります。

やわらかい布など、指定されたお手入れ用品を使いましょう。

 

天井・側面・底面・ドアを確認する

底面だけでなく、

  • 天井
  • 側面
  • ドアの内側
  • 底面

なども確認します。

上部に残った水滴があとから下へ落ちてくることもあるため、全体を見るのがポイントです。

 

食品の飛び散りや吹きこぼれも拭き取る

水滴だけでなく食品汚れも残っていたら、一緒にお手入れします。

食品汚れをそのままにすると、次に使用したときに気になるにおいや汚れにつながることがあります。

 

取り外せる部品も確認する

ターンテーブルなど取り外し可能な部品がある場合は、下側まで濡れていないか確認します。

ただし、部品の取り外し方や洗い方は製品によって違います。

自己流で分解せず、取扱説明書を確認してください。

 

庫内の湿気を逃がす

水滴を拭き取ったあとも、庫内に湿気が残っていることがあります。

使用後の扉の扱いについては、機種の取扱説明書に従いましょう。

 

次に使う前に水分や異常がないか確認する

次に使用するときも、庫内に大量の水が残っていないか、異常がないか確認すると安心です。

原因不明の水が繰り返し出る場合は、無理に使用を続けないようにしてください。

 

 


電子レンジの水滴を放置するとどうなる?

「そのうち乾くだろうから、そのままでもいいかな」

と思うこともあるかもしれません。

しかし、使用後の水滴や食品汚れは、できるだけそのままにしないほうがよいでしょう。

 

使用後の水滴はそのままにしない

食品から出た蒸気による水滴であっても、使用後はお手入れしておくと清潔な状態を保ちやすくなります。

毎日使う電子レンジだからこそ、使用後に庫内を軽く確認する習慣をつけるとよいでしょう。

 

水滴の跡が汚れとして残ることがある

水滴が乾いたあと、跡が残ることがあります。

何度も繰り返すと汚れが気になることもあるため、水滴を見つけたら拭いておくとお手入れが楽になります。

 

食品汚れと水分が混ざることがある

加熱中は水蒸気だけでなく、食品の細かな飛び散りが付くこともあります。

そこへ水滴が混ざると、単なる水ではなく汚れた状態になります。

水滴だけだと思って放置せず、庫内全体を確認してみましょう。

 

においが気になることもある

食品汚れが残っていると、次に電子レンジを開けたときににおいが気になる場合があります。

特にカレーや魚料理など、香りの強い食品を温めたあとは、飛び散りがないか確認するとよいでしょう。

 

庫内を清潔に保つためにもこまめに拭き取る

汚れは時間がたってからまとめて掃除するより、気付いたときにこまめに取り除くほうが楽です。

「電子レンジを使ったら、水滴と食品汚れを確認する」

という小さな習慣をつけておくとよいでしょう。

 

 


電子レンジをびしょびしょにしにくくする使い方

食品から蒸気が出る以上、水滴を完全になくすことは難しい場合があります。

それでも、吹きこぼれや必要以上の加熱などを避けることで、庫内がひどく汚れるのを防ぎやすくなります。

 

食品に合った大きさ・深さの容器を使う

汁物などを小さな容器いっぱいに入れて温めると、加熱中に吹きこぼれやすくなります。

食品の量に対して余裕のある容器を選びましょう。

 

電子レンジ対応の容器を使用する

容器を選ぶときは、電子レンジで使用できるか表示を確認します。

見た目が似ていても、電子レンジに対応していない容器があります。

保存用として使えることと、電子レンジ加熱に対応していることは別なので注意しましょう。

 

必要に応じてラップを使う

ラップが必要な食品では、指定された方法で使用します。

飛び散りを防ぎやすくなる場合もありますが、すべての料理にラップをすればよいわけではありません。

レシピや商品の加熱表示を確認してください。

 

一度に大量の食品を入れすぎない

一度に大量の食品を温めると、加熱時間が長くなったり、蒸気が多く発生したりする場合があります。

電子レンジの容量や食品に合った使い方を心がけましょう。

 

必要以上に長く加熱しない

「念のため」と長く加熱しすぎるのは避けます。

加熱時間が指定されている食品は、その表示を参考にしてください。

追加加熱が必要な場合も、食品の状態を確認しながら行いましょう。

 

汁物は吹きこぼれに注意する

スープやみそ汁などは、加熱中に吹きこぼれる場合があります。

適切な容器を使用し、食品や電子レンジに合った方法で温めましょう。

 

使用後は庫内の水滴を確認する

加熱が終わったら、食品を取り出すだけでなく庫内も軽く確認してみてください。

「今日は水滴が多いな」

と早めに気付けば、その場でお手入れできます。

 

水滴や食品汚れをこまめに拭き取る

毎回大掃除をする必要はありません。

水滴や飛び散りを見つけたときに、取扱説明書に沿ってこまめにお手入れすることが大切です。

 

 


電子レンジがびしょびしょになった後の掃除方法

庫内がびしょびしょになったときは、水分だけでなく食品汚れも一緒に確認しましょう。

ただし、掃除方法は電子レンジによって異なるため、取扱説明書の内容を優先してください。

 

お手入れ前に庫内の状態を確認する

まず、

  • 水滴だけなのか
  • 食品がこぼれているのか
  • 汁が飛び散っているのか

を確認します。

何が付いているかわかれば、お手入れもしやすくなります。

 

庫内が冷めてから掃除する

使用直後の庫内は熱くなっている場合があります。

すぐに掃除を始めず、安全に触れられる状態になってから行いましょう。

 

やわらかい布などで水滴を拭き取る

庫内を傷つけないよう、取扱説明書で推奨されている布などを使って水分を拭き取ります。

力任せにこする必要はありません。

 

天井・側面・底面を順番に確認する

底面だけ拭いて終わりにすると、天井に残った水滴があとから落ちてくる場合があります。

天井、側面、奥、底面と全体を確認しましょう。

 

ドアの内側や周囲も確認する

意外と忘れやすいのがドアです。

ドアの内側に水滴や食品汚れが付いていないかも確認します。

ただし、細かな構造部分へ無理に道具を差し込んだりしないようにしましょう。

 

取り外せる部品は取扱説明書に従って手入れする

ターンテーブルやローラーなどが取り外せる機種もあります。

取り外し方や洗える部品は製品によって異なるため、説明書を確認します。

 

頑固な汚れを無理にこすらない

落ちにくい汚れがあるからといって、硬いものでガリガリ削るのは避けましょう。

庫内を傷つける可能性があります。

指定されたお手入れ方法で少しずつ落とします。

 

洗剤を大量に直接吹きかけない

電子レンジの庫内へ洗剤や水を大量に吹きかけて丸洗いするような掃除は避けます。

洗剤を使用できるかどうかも製品によって異なるため、取扱説明書を確認してください。

 

最後に水分が残っていないか確認する

掃除が終わったら、水や洗剤などが残っていないか確認します。

取り外した部品がある場合は、正しい位置へ戻しましょう。

 

掃除方法に迷ったら取扱説明書を確認する

インターネットでは、

「重曹を使う」

「クエン酸を使う」

「洗剤を使う」

などさまざまな掃除方法を見かけます。

しかし、すべての電子レンジに同じ方法が使えるとは限りません。

迷ったときは、使用している機種の取扱説明書に記載されたお手入れ方法を優先するのが安心です。

 

 


掃除しているのに電子レンジがびしょびしょになるのはなぜ?

こまめに掃除しているのに毎回水滴が付くと、

「掃除の仕方が悪いのかな?」

と思ってしまうかもしれません。

しかし、掃除と結露は分けて考えましょう。

 

水滴と庫内の汚れは別の問題

食品から出た蒸気が冷えて水滴になるのであれば、庫内が汚れているから発生しているわけではありません。

きれいに掃除していても、食品を温めれば水蒸気は発生します。

 

きれいな庫内でも結露することはある

新品に近い状態や、掃除直後の電子レンジでも結露することがあります。

「水滴が付いた=掃除不足」と考える必要はありません。

 

掃除すれば水滴が発生しなくなるわけではない

掃除は水滴や食品汚れを残さないためには大切ですが、結露そのものを完全に防ぐために行うものではありません。

水滴が出たら、その都度適切にお手入れするという考え方がよいでしょう。

 

水滴が多いときは食品や加熱方法も確認する

いつもより水滴が多いと感じたら、

「今日は水分の多い食品だったかな?」

「加熱時間が長くなかったかな?」

などを振り返ります。

掃除方法だけを変えるのではなく、使用状況にも目を向けてみてください。

 

 


電子レンジがびしょびしょになったときに避けたいこと

水滴が多いと慌ててしまいますが、間違った対処をすると別のトラブルにつながることがあります。

 

水滴を長期間そのままにする

「自然に乾くからいいかな」

と毎回放置するのではなく、使用後は水滴や食品汚れを確認しましょう。

こまめにお手入れしたほうが、汚れが残りにくくなります。

 

熱い庫内へすぐに手を入れる

加熱直後は庫内や容器が熱くなっている可能性があります。

水滴を急いで拭くよりも、安全を優先してください。

 

庫内へ大量の水をかけて洗う

電子レンジの庫内を、水で丸洗いするような感覚で掃除するのは避けましょう。

電子レンジは電気製品です。

取扱説明書に沿った方法でお手入れしてください。

 

使用できるかわからない洗剤を使う

強力な洗剤なら汚れがよく落ちそうに感じますが、使用できる洗剤は製品によって異なります。

自己判断で使わず、取扱説明書を確認しましょう。

 

硬いもので庫内を強くこする

こびりついた汚れを金属製の道具などで無理に削るのも避けます。

庫内を傷つけるおそれがあるためです。

 

異常がある状態で何度も加熱する

異音、煙、焦げたようなにおいなどがある場合、

「もう一度だけ試してみよう」

と繰り返し運転するのは避けましょう。

使用を中止し、原因を確認してください。

 

本体を自分で分解・修理する

原因が気になるからといって、本体を自分で分解するのは危険です。

内部の確認や修理が必要だと思われる場合は、専門窓口へ相談しましょう。

 

原因不明の水漏れを「ただの結露」と決めつける

食品を温めたあとの庫内に水滴が付く場合と、原因不明の水が本体外側から出てくる場合では状況が違います。

判断できないときは、「たぶん結露」と無理に決めつけないことも大切です。


こんな場合は大丈夫?電子レンジの水滴で迷いやすいケース

最後に、電子レンジの水滴について特に迷いやすいケースを見ていきましょう。

 

天井から水滴がポタポタ落ちてくる

天井に付いた結露が大きくなると、下へ落ちることがあります。

水分の多い食品を温めた直後で、天井や側面にも水滴が付いているなら、食品から出た蒸気が関係している可能性があります。

ただし、何を温めても大量の水が出るなど普段と違う場合は、取扱説明書を確認しましょう。

 

 

ドアを開けたら水滴が流れ落ちた

ドアの内側に付いていた水滴が、扉を開けたときに流れることがあります。

加熱した食品や庫内の状態を確認し、結露によるものと思われる場合は水分を拭き取ります。

 

底面に水たまりができている

まず、吹きこぼれがなかったか確認しましょう。

次に天井や側面にも大量の水滴が付いていないかを見ます。

どちらにも当てはまらず、原因不明の水が繰り返したまる場合は使用を続けず確認してください。

 

 

ターンテーブルの下まで濡れている

上から流れた水や吹きこぼれが、ターンテーブルの下へ入ることがあります。

安全にお手入れできる状態になってから確認しましょう。

部品の取り外しは取扱説明書に従います。

 

加熱するたびに大量の水滴が付く

水分の多い食品を頻繁に温めている場合などは、毎回結露することも考えられます。

一方で、以前とは明らかに状態が変わった場合は、食品や加熱方法に変化がないか確認します。

 

水滴を拭いても次の加熱ですぐびしょびしょになる

前回の水滴をきれいに拭いても、次の加熱で新たな水蒸気が発生すれば再び水滴は付きます。

そのため、

「掃除したのにまた濡れた」

というだけで掃除が不十分だったとは限りません。

 

 

何もこぼしていないのに水がたまっている

食品から出た蒸気が結露して下へ集まった可能性があります。

ただし、食品や加熱状況から考えても説明できないほど大量の水が繰り返したまる場合は、自己判断せず確認しましょう。

 

電子レンジ本体の下が濡れている

本体の下に水がある場合は、まず周囲からこぼれた水ではないか確認します。

原因が電子レンジの外に見当たらず、本体から出ているように見える場合は使用を控えましょう。

庫内の一般的な結露と同じだと決めつけないことが大切です。

 

 


 

電子レンジのびしょびしょ・水滴に関するよくある質問

ここでは、電子レンジの水滴についてよく迷いやすい疑問をまとめます。

 

Q1.電子レンジが毎回びしょびしょになるのは故障ですか?

毎回水滴が付くというだけでは、故障とは判断できません。

水分の多い食品をよく温める場合などは、食品から出た蒸気によって水滴が付きやすいことがあります。

ただし、以前とは明らかに状態が変わった、水滴以外にも異音や異臭などがあるという場合は使用を控えて確認しましょう。

 

Q2.水滴は使用するたびに拭いたほうがいいですか?

庫内に水滴が残っていたら、安全にお手入れできる状態になってから拭き取っておくとよいでしょう。

食品汚れが一緒に付いていないかも確認してください。

具体的なお手入れ方法は取扱説明書を優先します。

 

Q3.水滴は自然乾燥させてもいいですか?

水滴をそのままにすると、跡や汚れが残ることがあります。

基本的には、使用後に水分を確認して拭き取っておくと清潔に保ちやすくなります。

 

Q4.ドアの内側がびしょびしょになるのはなぜですか?

加熱した食品から出た水蒸気がドアの内側に触れ、結露している可能性があります。

ドアだけでなく、天井や側面にも水滴が付いていないか確認してみましょう。

 

Q5.天井に水滴が付くのは異常ですか?

食品から出た蒸気によって天井に水滴が付くことがあります。

そのため、天井が濡れているという理由だけでは異常と判断できません。

水滴以外の症状も合わせて確認してください。

 

 

Q6.底に水がたまるのは故障ですか?

天井や側面の結露が流れて底へ集まったり、食品が吹きこぼれたりすることがあります。

原因が思い当たらないのに大量の水が繰り返したまる場合は、使用を控えて取扱説明書などを確認しましょう。

 

Q7.冷凍食品を温めると水滴が増えるのはなぜですか?

冷凍食品にも水分が含まれています。

加熱によって水分の一部が蒸気となり、庫内で冷えて水滴になる場合があります。

商品の表示どおりに加熱することも大切です。

 

Q8.冷凍ご飯を温めるとびしょびしょになるのはなぜですか?

冷凍ご飯を加熱すると蒸気が発生します。

その蒸気が庫内の天井や壁などで冷えることで、水滴になる場合があります。

 

Q9.ラップをしているのに水滴が付くのはなぜですか?

ラップをしても、庫内へ蒸気がまったく出なくなるとは限りません。

そのため、ラップを使用している場合でも結露することがあります。

 

 

Q10.水滴と水漏れはどう見分ければいいですか?

食品を加熱した直後に庫内の広い範囲へ水滴が付いている場合は、食品から出た蒸気による結露が考えられます。

一方、使用していないときにも水が出る、本体の外側や下から原因不明の水が出るなどの場合は状況が異なります。

判断できない場合は無理に使用を続けないようにしましょう。

 

Q11.電子レンジの外側まで濡れていたら使ってもいいですか?

まず、食品や周囲から水をこぼしていないか確認します。

原因がわからず、本体から水が出ているように見える場合は、自己判断で使い続けないほうが安心です。

 

Q12.使用後は扉を開けておいたほうがいいですか?

使用後の扉の扱いは、機種によって案内が異なる可能性があります。

水滴を拭き取ったうえで、使用している電子レンジの取扱説明書を確認してください。

 

Q13.掃除しても水滴が付くのはなぜですか?

掃除をしていても、食品から水蒸気が出れば結露することがあります。

水滴は必ずしも庫内が汚れているから発生するものではありません。

 

Q14.急に水滴が増えたら故障ですか?

急に増えたというだけでは故障とは限りません。

食品の種類や量、加熱時間などがいつもと違わなかったか確認しましょう。

それでも原因がわからず、ほかにも異常がある場合は使用を控えてください。

 

Q15.水滴ににおいや色がある場合はどうすればいいですか?

食品の吹きこぼれや飛び散りが混ざっている可能性があります。

何を温めたのか確認し、庫内が安全に触れられる状態になってから汚れを取り除きましょう。

 

 


 

まとめ|電子レンジがびしょびしょになっても水滴だけで故障と決めつけない

電子レンジを使ったあと、庫内がびしょびしょになっていると、

「水漏れ?」

「壊れてしまった?」

と不安になってしまいますよね。

 

ですが、食品には水分が含まれているため、加熱すると水蒸気が発生することがあります。

その蒸気が庫内の天井や側面、ドアなどで冷えると、結露して水滴になります。

そのため、食品を温めたあとに庫内へ水滴が付いているというだけで、すぐに電子レンジの故障と判断する必要はありません。

 

水滴が気になるときは、

  • 何を温めたのか
  • 水分の多い食品ではなかったか
  • 加熱時間が長くなかったか
  • 吹きこぼれていないか
  • どこに水が付いているのか
  • 水滴以外の異常がないか

を順番に確認してみましょう。

 

天井や側面、ドアなどに細かな水滴が付いている場合は、食品から出た蒸気による結露の可能性があります。

一方で、容器の周囲だけ大量に濡れている場合は、食品や汁の吹きこぼれも考えられます。

 

また、本体の外側や下から原因不明の水が出ている、異常な音がする、焦げたようなにおいがする、煙や火花が出るなど、水滴以外にも普段と違う症状がある場合は無理に使用を続けないことが大切です。

 

 

使用後に付いた水滴は、庫内が安全に触れられる状態になってから拭き取りましょう。

食品の飛び散りや吹きこぼれも一緒に確認しておけば、庫内を清潔に保ちやすくなります。

そして、掃除方法や部品の取り外し方などに迷ったときは、ネット上の方法を自己流で試すのではなく、使用している電子レンジの取扱説明書を確認してください。

 

電子レンジの水滴は、毎回同じ量になるとは限りません。

水分の多い料理、冷凍食品、冷凍ご飯、汁物など、温めるものによって蒸気の量は変わります。

「昨日は濡れなかったのに今日はびしょびしょ」

ということもあります。

 

大切なのは、びしょびしょになったことだけで慌てるのではなく、「食品から出た蒸気による水滴なのか」「吹きこぼれなのか」「いつもとは違う異常なのか」を切り分けて考えることです。

 

普段から使用後に庫内を軽く確認し、水滴や食品汚れがあればこまめにお手入れしておくと、次に使うときも気持ちよく使いやすくなります。

いつもと違う状態で判断に迷ったときは無理に使い続けず、取扱説明書を確認したうえで適切な窓口へ相談してくださいね。

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