「バッグのファスナーを開けようとしたら、引手だけ取れてしまった…」
そんな経験はありませんか?
毎日使うバッグや財布、洋服などのファスナーは、何度も開け閉めを繰り返すうちに、引手だけが外れたり壊れたりすることがあります。
「もう使えないのかな」「修理に出さないとダメ?」と思ってしまいますが、実は引手だけが壊れた場合なら、身近にあるものを代用品として使えるケースが少なくありません。
例えば、キーリングやストラップ、結束バンドなどを使えば、応急処置として十分使いやすくなることがあります。
一方で、ファスナー本体が壊れている場合は、代用品では直せないこともあるため、まずは壊れた部分を見極めることが大切です。
この記事では、
- ファスナー引手が代用できるケース
- 身近なおすすめ代用品
- 用途別の選び方
- 使用するときの注意点
- 長く使うための補修方法
まで、初心者の方にもわかりやすくご紹介します。
「すぐに使えるようにしたい」「できるだけお金をかけたくない」という方は、ぜひ最後まで参考にしてください。
ファスナー引手が壊れても代用品で対応できる場合がある【結論】

ファスナーの引手が取れてしまっても、引手だけが壊れているのであれば、代用品を使って問題なく使えることが多いです。
引手は、ファスナーをつまんで開け閉めしやすくするための部品です。そのため、ファスナー本体やスライダーが正常であれば、代わりになるものを取り付けるだけで使い続けられる場合があります。
例えば、
- キーリング
- ストラップ
- 結束バンド
- ひも
- ヘアゴム
など、身近にあるものでも応急処置ができます。
特にバッグやリュックなら、見た目をあまり気にせず使えるため、代用品でも十分便利です。
ただし、すべての故障が代用品で解決できるわけではありません。
まずは「どこが壊れているのか」を確認することが大切です。
引手だけ壊れたケースは代用品を使いやすい
もっとも代用品を使いやすいのは、引手だけが外れたり折れたりしたケースです。
例えば、
- 金属部分が折れた
- 引手だけなくなった
- 飾り部分だけ取れた
- 革の引手が切れた
このような状態なら、ファスナー自体は正常に動くことがほとんどです。
試しに指先やペンチなどでスライダーをつまんでみて、スムーズに開け閉めできるようであれば、引手だけ交換すれば使える可能性が高いでしょう。
この場合は、新しい補修パーツを購入しなくても、家にあるキーリングやストラップなどで代用できることが多く、費用をほとんどかけずに直せます。
「すぐに使いたい」というときにも便利な方法です。
一方で、お気に入りのバッグや毎日使う財布などは、応急処置のまま使い続けるよりも、後から補修用引手に交換すると、より快適に使えるようになります。
まず確認したい「引手」以外が壊れていないか
代用品を探す前に、一度ファスナー全体を確認してみましょう。
実は、「引手が壊れた」と思っていても、別の部分が故障していることがあります。
確認したいポイントは次の3つです。
- スライダーは変形していないか
- ファスナーの歯(エレメント)が欠けていないか
- 布部分が破れていないか
例えば、スライダーが広がってしまうと、ファスナーを閉めてもすぐに開いてしまいます。
また、歯が欠けている場合は、引手を付け替えても正常に閉まりません。
さらに、布部分が大きく破れていると、無理に使うことで破損が広がることもあります。
このような状態では、代用品を取り付けても根本的な解決にはならないため、補修や修理を検討したほうが安心です。
まずは「引手だけの問題なのか」を確認してから、代用品を選ぶようにしましょう。
代用品では対応しにくいケース
ファスナーの引手は、身近なもので代用できることが多いですが、すべての故障に対応できるわけではありません。
無理に使い続けると、バッグや洋服を傷めてしまうこともあるため、「代用品で対応できる故障」と「修理が必要な故障」を見分けることが大切です。
ここでは、代用品だけでは解決しにくい代表的なケースをご紹介します。
スライダーが変形している
スライダーとは、ファスナーの歯をかみ合わせたり外したりする金属や樹脂の部品です。
引手は、このスライダーに取り付けられています。
もしスライダーが変形していると、引手を新しく付けてもファスナーはスムーズに動きません。
例えば、
- ファスナーを閉めても途中から開いてしまう
- 開け閉めが極端に重い
- スライダーが斜めになっている
このような症状がある場合は、スライダー自体の交換が必要になることがあります。
ファスナーの歯(エレメント)が欠けている
ファスナーのギザギザした部分は、「エレメント」や「務歯(むし)」と呼ばれています。
この部分が欠けたり変形したりすると、スライダーが正常に動かなくなります。
例えば、
- 一部分だけ歯がなくなっている
- 歯が曲がっている
- 閉めても途中で開いてしまう
このような場合は、引手を交換しても改善しません。
ファスナー本体の修理や交換が必要になるケースが多いでしょう。
生地が破れている
バッグやポーチを長く使っていると、ファスナーの周りの布が破れてしまうことがあります。
この状態で代用品を取り付けても、引っ張るたびに破れが広がる可能性があります。
特に、
- 重い荷物を入れるバッグ
- よく使う財布
- アウトドア用品
などは、負荷がかかりやすいため注意が必要です。
布の破れが小さいうちなら補修できる場合もありますが、大きく裂けている場合は修理店へ相談したほうが安心です。
無理に使い続けると故障が広がることも
「まだ少し動くから大丈夫」と思って使い続けると、最初は小さな故障だったものが、大きなトラブルにつながることがあります。
例えば、
- スライダーの変形がひどくなる
- エレメントがさらに外れる
- 布の破れが広がる
など、修理費用が高くなってしまうこともあります。
代用品はあくまでも「引手だけが壊れた場合の応急処置や簡単な補修」として考え、違和感がある場合は早めに状態を確認するようにしましょう。
応急処置と補修・修理の違いを知っておこう
ファスナーのトラブルに対処するときは、「応急処置」「補修」「修理」の違いを知っておくと、自分に合った方法を選びやすくなります。
それぞれの違いを表にまとめました。
| 方法 | 内容 | 費用の目安 | おすすめの場面 |
|---|---|---|---|
| 応急処置 | 身近なもので一時的に使えるようにする | ほぼ無料 | 今すぐ使いたいとき |
| 補修 | 補修用引手などを取り付けて使いやすくする | 数百円程度 | 長く使いたいとき |
| 修理 | スライダーやファスナー本体を交換する | 数千円程度~ | 本体が壊れているとき |
応急処置は「今すぐ使いたい」ときに便利
急いで外出しなければならないときや、旅行先で突然引手が取れてしまった場合は、応急処置が役立ちます。
例えば、
- キーリング
- 結束バンド
- ストラップ
- ひも
などを使えば、その日だけでも快適に使えることがあります。
ただし、耐久性は本来の引手より劣る場合があるため、長期間そのまま使うのは避けたほうが安心です。
長く使うなら補修がおすすめ
お気に入りのバッグや財布なら、補修用のファスナー引手に交換するのがおすすめです。
最近では、100円ショップやホームセンター、手芸店などで、工具不要で取り付けられる商品も多く販売されています。
見た目も自然で、使いやすさも元の状態に近づけられるため、「これからも長く使いたい」という場合にぴったりです。
本体が壊れているなら修理を検討しよう
引手だけでなく、
- スライダー
- エレメント
- ファスナー周辺の生地
などが壊れている場合は、代用品では改善できません。
そのまま無理に使うと状態が悪化することもあるため、専門店で修理を依頼したり、バッグや洋服の状態によっては買い替えを検討したりすることも大切です。
「引手だけの故障なのか、本体にも問題があるのか」を最初に見極めることが、失敗しないポイントといえるでしょう。
【比較表】ファスナー引手のおすすめ代用品一覧

「代用品はいろいろあるけれど、結局どれを選べばいいの?」
そんな方のために、まずは代表的な代用品を比較表にまとめました。
応急処置として使いやすいものもあれば、しばらく使い続けられるほど耐久性のあるものもあります。
バッグや財布、洋服など、使うものに合わせて選んでみてください。
用途別おすすめ早見表
| 代用品 | 手に入りやすさ | 耐久性 | 持ちやすさ | 見た目 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| キーリング | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ | ◎ |
| ストラップ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★★ | ◎ |
| 結束バンド | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ◎ |
| ひも・靴ひも | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ○ |
| ヘアゴム・リボン | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ | ○ |
| クリップ | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | △ |
| 安全ピン | ★★★★★ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★☆☆☆ | △ |
どれも身近にあるものですが、「使いやすさ」と「耐久性」は大きく異なります。
例えば、毎日使うバッグなら耐久性の高いキーリングやストラップが向いています。一方で、「今日だけ使えれば十分」という場合は、結束バンドやひもでも十分役立ちます。
「見た目も重視したい」「なるべく長く使いたい」など、自分の使い方に合わせて選ぶことが大切です。
応急処置向き・長期使用向きの違い
代用品は、大きく分けると「応急処置向き」と「長期間使いやすいもの」の2種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
応急処置向き
次のようなものは、すぐに用意しやすく、外出先でも使えることが多い代用品です。
- 結束バンド
- ひも
- ヘアゴム
- クリップ
- 安全ピン
例えば、旅行中や通勤・通学中に引手が取れてしまった場合でも、コンビニや100円ショップなどで手に入るものを使えば、その場をしのげることがあります。
ただし、耐久性や見た目は本来の引手には及ばないため、あくまでも一時的な対策として考えるのがおすすめです。
長期間使いやすいもの
しばらくそのまま使いたい場合は、耐久性や持ちやすさを重視しましょう。
特におすすめなのは、
- キーリング
- ストラップ
- 補修用ファスナー引手
です。
キーリングは金属製で丈夫なため、毎日使うバッグやリュックにも向いています。
また、ストラップは指を掛けやすく、開け閉めがしやすいのが魅力です。
さらに、見た目にも違和感が少ないため、お気に入りのバッグや財布にも合わせやすいでしょう。
「長く使う予定だけれど、すぐには修理できない」という場合にもおすすめです。
用途に合わせて選ぶファスナー引手の代用品

ファスナー引手の代用品は、何に使うかによって選ぶべきものが変わります。
例えば、バッグと洋服では、引っ張る力や使う頻度が違います。
用途に合わない代用品を選ぶと、使いにくかったり、すぐに壊れたりすることもあるため、それぞれに合ったものを選びましょう。
バッグ・リュックにおすすめ
バッグやリュックは、毎日のように開け閉めすることが多いため、耐久性を重視して選ぶことが大切です。
おすすめなのは、
- キーリング
- ストラップ
- 補修用引手
です。
キーリングは丈夫で壊れにくく、荷物が多いバッグでも安心して使えます。
また、ストラップなら指を掛けやすいため、荷物を持ったままでも開け閉めしやすくなります。
反対に、ヘアゴムや細いリボンは見た目はかわいらしいものの、重いバッグでは切れやすいことがあるため注意しましょう。
財布・ポーチにおすすめ
財布やポーチは、バッグほど強い力がかからないため、見た目や持ちやすさを重視して選ぶのがおすすめです。
例えば、
- 小さめのストラップ
- 細いキーリング
- 革ひも
- リボン
などがよく使われています。
特に革ひもは、落ち着いた印象になり、おしゃれな財布やポーチにもなじみやすいでしょう。
ただし、大きすぎるキーリングを付けると、バッグの中で引っ掛かりやすくなることがあります。
財布やポーチには、サイズの合ったコンパクトなものを選ぶと使いやすくなります。
衣類・ジャケットにおすすめ
ジャンパーやパーカーなどのファスナーは、肌に触れることも多いため、軽くて邪魔になりにくい素材がおすすめです。
例えば、
- ひも
- リボン
- 布製ストラップ
- 細い革ひも
などが向いています。
柔らかい素材なら、歩いたときに体へ当たっても気になりにくく、洗濯時にも生地を傷めにくいというメリットがあります。
一方で、大きなキーリングや金属製のパーツは、衣類に当たって傷を付けたり、洗濯機の中で他の衣類を傷めたりする可能性があるため、取り外してから洗濯すると安心です。
スーツケース・キャリーケースにおすすめ
旅行用のスーツケースやキャリーケースは、荷物の重さがかかることが多く、移動中に何度も開け閉めします。
そのため、耐久性を最優先に選ぶことがポイントです。
おすすめなのは、
- キーリング
- 丈夫なストラップ
- 補修用引手
です。
旅行中に引手が壊れてしまうと、不便なだけでなく、防犯面でも心配になることがあります。
出発前に違和感がある場合は、代用品で済ませるよりも、補修用引手に交換しておくと安心です。
また、空港で預ける荷物は強い衝撃を受けることもあるため、ヘアゴムや細いひもなど切れやすい素材は避けるようにしましょう。
身近なもので代用できるファスナー引手7選

ファスナーの引手が突然壊れてしまっても、慌てる必要はありません。
実は、ご家庭にある身近なものでも、ファスナー引手の代用品として使えるものがたくさんあります。
ここでは、手に入りやすく、使いやすい代用品を7つご紹介します。
それぞれにメリット・デメリットがありますので、用途に合わせて選んでみてください。
キーリング
もっともおすすめなのが、キーリングです。
鍵をまとめるためのリングですが、ファスナーの引手としても非常に使いやすく、多くの方が代用品として活用しています。
メリット
- とても丈夫で壊れにくい
- 開け閉めしやすい
- バッグやリュックにも使いやすい
- 見た目も比較的自然
キーリングは金属製なので耐久性が高く、毎日使うバッグやリュックにも向いています。
また、指を掛けやすいため、引手がなくなる前とあまり変わらない感覚で開閉できます。
デメリット
一方で、
- 金属なので少し重い
- バッグによってはデザインに合わないことがある
という点には注意しましょう。
特に、小さな財布やポーチでは、大きなキーリングを付けると少し使いづらく感じることがあります。
迷ったらキーリングを選べば失敗しにくいため、初めて代用品を使う方にもおすすめです。
ストラップ
持ちやすさを重視するなら、ストラップがおすすめです。
スマートフォンや鍵に付けるストラップを活用すれば、簡単に引手を作ることができます。
メリット
- 指を掛けやすい
- デザインが豊富
- バッグや財布にも合わせやすい
- 開け閉めがしやすい
お気に入りの色やデザインを選べば、壊れた引手をおしゃれにアレンジすることもできます。
デメリット
長く使ううちに、
- ひもが擦り切れる
- 金具が緩む
ことがあります。
毎日使うバッグでは、ときどき状態を確認し、傷んできたら交換すると安心です。
結束バンド
「今すぐ直したい」というときに便利なのが、結束バンドです。
ホームセンターや100円ショップはもちろん、ご家庭に常備している方も多いでしょう。
使い方は簡単で、ファスナーの穴に通して締めるだけです。
メリット
- 取り付けが簡単
- とても丈夫
- 水に強い
- 安価で手に入りやすい
屋外で使うバッグや工具袋など、見た目より実用性を重視したい場合にも向いています。
デメリット
ただし、
- 一度締めると長さ調整がしにくい
- 見た目はやや簡素
- 外すときは切る必要がある
という点があります。
「とりあえず使えるようにしたい」という応急処置にはぴったりですが、お気に入りのバッグでは補修用引手へ交換するのがおすすめです。
ひも・靴ひも
身近な代用品として取り入れやすいのが、ひもや靴ひもです。
細めのひもをファスナーの穴に通び、結ぶだけで簡単に引手になります。
メリット
- 家にあるもので代用しやすい
- 長さを自由に調整できる
- 柔らかく扱いやすい
- 衣類との相性が良い
特にパーカーやジャケットなど、洋服のファスナーには違和感なく使えます。
デメリット
一方で、
- 長く使うと擦り切れる
- 汚れやすい
- 結び目がほどけることがある
という点には注意しましょう。
ほどけないように、しっかり固結びにしておくと安心です。
ヘアゴム・リボン
見た目を重視したい方には、ヘアゴムやリボンもおすすめです。
特に女性用のポーチや小さなバッグでは、かわいらしい印象になります。
メリット
- 柔らかく持ちやすい
- デザインを楽しめる
- 生地を傷付けにくい
- 手軽に取り付けられる
リボンを結ぶだけでも、オリジナルの引手のような雰囲気になります。
デメリット
ただし、
- ゴムは劣化しやすい
- 水に濡れると傷みやすい
- 重いバッグには向かない
ため、毎日使うバッグでは耐久性が不足することがあります。
軽いポーチや小物入れなどに使うのがおすすめです。
クリップ
クリップも、一時的な代用品として活用できます。
ゼムクリップや小さなリングクリップを広げて取り付ければ、引手として使える場合があります。
メリット
- すぐに用意できる
- 取り付けが簡単
- 費用がほとんどかからない
職場や学校でも見つけやすいため、急なトラブルにも対応しやすいでしょう。
デメリット
しかし、
- 曲がりやすい
- 外れやすい
- 長期間の使用には向かない
という点があります。
クリップはあくまでも「その場しのぎ」の方法と考え、早めに別の代用品へ交換するのがおすすめです。
安全ピン
最後にご紹介するのが、安全ピンです。
応急処置として使われることが多く、バッグやポーチの引手代わりになることがあります。
メリット
- 家庭にあることが多い
- すぐ取り付けられる
- 費用がかからない
外出先でも見つけやすいため、急いでいるときには便利です。
デメリット
ただし、
- 開いてしまう危険がある
- 衣類やバッグを傷付けることがある
- 指をケガする可能性がある
など、安全面には十分注意が必要です。
特に小さなお子さんが使うバッグや衣類には、安全ピンを代用品として使うのは避けたほうが安心でしょう。
迷ったときは「使う期間」で選ぶのがおすすめ
ここまでご紹介した代用品は、それぞれ使いやすさや耐久性が異なります。
今日だけ使えればよいという場合は、
- 結束バンド
- ひも
- クリップ
- 安全ピン
でも十分役立ちます。
一方で、数週間~数か月使いたい場合は、
- キーリング
- ストラップ
など、耐久性の高いものを選ぶのがおすすめです。
また、お気に入りのバッグや財布を長く使いたい場合は、代用品を応急処置として活用しつつ、後日補修用ファスナー引手へ交換すると、より快適に使い続けられるでしょう。
失敗しないファスナー引手の代用品の選び方

ファスナー引手の代用品は、身近なもので簡単に用意できますが、「何でも付ければ大丈夫」というわけではありません。
選び方を間違えると、
- すぐに外れてしまう
- 開け閉めしにくい
- バッグや洋服を傷付けてしまう
といったトラブルにつながることもあります。
長く快適に使うためには、代用品を選ぶときにいくつかのポイントを確認しておきましょう。
取り付け穴のサイズに合うものを選ぶ
まず確認したいのが、ファスナーの取り付け穴(引手を通す部分)の大きさです。
どんなに丈夫な代用品でも、穴に通らなければ取り付けることができません。
反対に、細すぎるものを選ぶと、
- グラグラして安定しない
- 引っ張ったときに外れやすい
といったことがあります。
例えば、
- キーリングなら小さめのサイズ
- ストラップなら細いひもタイプ
- 結束バンドなら幅2~3mm程度
など、穴に無理なく通せるものを選ぶのがおすすめです。
購入する場合は、ファスナーの穴の大きさをあらかじめ確認しておくと安心です。
使用頻度に合わせて耐久性を選ぶ
次に大切なのは、どれくらいの頻度で使うものなのかということです。
例えば、毎日使う通勤バッグやリュックなら、開け閉めの回数も多くなります。
そのため、耐久性の高い代用品を選ぶことが大切です。
おすすめなのは、
- キーリング
- ストラップ
- 補修用引手
などです。
一方で、
- 旅行用バッグ
- 季節限定の洋服
- あまり使わないポーチ
などなら、ひもや結束バンドでも十分使える場合があります。
「どれだけ長く使う予定か」を考えながら選ぶと失敗しにくくなります。
金属製と柔らかい素材のメリット・デメリット
代用品には、大きく分けて金属製と柔らかい素材の2種類があります。
それぞれ特徴が異なるため、用途に合わせて選びましょう。
金属製(キーリング・クリップなど)
メリット
- 丈夫で壊れにくい
- 長期間使いやすい
- 重いバッグにも向いている
デメリット
- 少し重さがある
- バッグや金具に当たって傷が付くことがある
- 洗濯する衣類には向かない場合がある
バッグやリュックなどには金属製が使いやすいでしょう。
柔らかい素材(ひも・リボン・ヘアゴムなど)
メリット
- 軽くて扱いやすい
- 衣類を傷付けにくい
- 見た目をアレンジしやすい
デメリット
- 擦り切れやすい
- 耐久性はやや低い
- 重い荷物には向かない
洋服や小さなポーチなどには、柔らかい素材のほうが使いやすいこともあります。
それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
屋外で使う場合はサビにも注意する
屋外で使うバッグやリュックでは、雨や湿気によるサビにも注意しましょう。
例えば、
- 通勤・通学バッグ
- スポーツバッグ
- アウトドア用品
- キャンプ用品
などは、雨に濡れる機会も少なくありません。
金属製の代用品は丈夫ですが、水分が付いたまま放置するとサビが発生することがあります。
サビを防ぐためには、
- 使用後は水分を拭き取る
- 長時間濡れたままにしない
- サビにくいステンレス製を選ぶ
といった工夫がおすすめです。
特に海や川などで使用する場合は、潮風や水の影響を受けやすいため、定期的に状態を確認すると安心です。
見た目とのバランスも意識しよう
代用品を選ぶときは、使いやすさだけでなく、バッグや洋服との見た目のバランスも意識すると、より満足度が高くなります。
例えば、
- シンプルなバッグにはシルバーのキーリング
- ナチュラルなバッグには革ひも
- 女性向けのポーチにはリボンやかわいいストラップ
- アウトドア用品には丈夫なパラコード
など、デザインに合わせて選ぶと違和感が少なくなります。
最近では、おしゃれなストラップやカラフルなキーリングも多く販売されているため、「壊れたから仕方なく付ける」のではなく、自分好みにアレンジする楽しみ方もできます。
代用品を上手に活用すれば、お気に入りのバッグや財布をさらに使いやすく、自分らしくカスタマイズできるでしょう。
100円ショップで購入できるおすすめアイテム

「家に代用品になりそうなものがない…」
そんなときは、100円ショップを利用するのがおすすめです。
ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100円ショップには、ファスナー引手の代用品として使えるアイテムが数多く販売されています。
価格も手頃なので、「とりあえず試してみたい」という方にもぴったりです。
ここでは、100円ショップで購入しやすいおすすめのアイテムをご紹介します。
ダイソーで買える代用品
ダイソーは商品の種類が豊富で、ファスナー引手の代用品になるアイテムも見つけやすい100円ショップです。
例えば、次のような商品があります。
- キーリング
- ボールチェーン
- ストラップ
- 結束バンド
- 革ひも
- カラビナ(小型)
- 補修用ファスナー引手
店舗によって品ぞろえは異なりますが、文房具コーナーや手芸コーナー、工具コーナーなどで見つかることが多いでしょう。
特にキーリングやストラップは種類が豊富なので、バッグや財布のデザインに合わせて選びやすいのも魅力です。
また、補修用品コーナーには、工具なしで取り付けられるファスナー引手が販売されていることもあります。
「応急処置ではなく、長く使いたい」という場合は、こちらもチェックしてみましょう。
セリアで買える代用品
セリアは、おしゃれなデザインの商品が多いことで人気があります。
そのため、見た目にもこだわりたい方には特におすすめです。
代用品として使えるものには、
- デザインストラップ
- キーリング
- 革調のひも
- 手芸用コード
- ボールチェーン
などがあります。
ナチュラルカラーやシンプルなデザインの商品も多いため、お気に入りのバッグやポーチにも合わせやすいでしょう。
また、手芸コーナーでは、アクセサリー作りに使う金具やパーツも販売されています。
これらを組み合わせれば、自分だけのオリジナル引手を作ることもできます。
「せっかく交換するなら、おしゃれにしたい」という方は、セリアをのぞいてみるのもおすすめです。
キャンドゥで買える代用品
キャンドゥでも、ファスナー引手の代用品として使える商品を購入できます。
例えば、
- キーリング
- ストラップ
- 結束バンド
- ボールチェーン
- 手芸用パーツ
などがあります。
店舗によっては、アウトドア用品やキーホルダー用のパーツも販売されているため、丈夫な引手を作りたい場合にも便利です。
また、小さめのバッグや財布に合うコンパクトなサイズの商品も見つけやすいでしょう。
店舗によって取り扱い商品が異なるため、見つからない場合は別の店舗を探してみるのもおすすめです。
補修用ファスナー引手も販売されている
100円ショップでは、代用品だけでなく、ファスナー専用の補修用引手が販売されていることもあります。
補修用引手は、壊れた引手を取り外し、新しい引手を取り付けるための専用パーツです。
最近の商品は、
- 工具不要で取り付けられるもの
- ワンタッチで装着できるもの
- サイズ違いがセットになっているもの
など、初心者でも扱いやすい商品が増えています。
代用品よりも見た目が自然で、使い心地も本来の引手に近いため、「長く使いたい」という方にはこちらがおすすめです。
ただし、ファスナーのサイズによっては取り付けられない場合もあるため、購入前に引手を取り付ける穴の大きさや、ファスナーのサイズを確認しておきましょう。
100円ショップの商品を選ぶときのポイント
100円ショップには便利な商品がたくさんありますが、選ぶ際にはいくつか注意したいポイントがあります。
① サイズが合うか確認する
大きすぎるキーリングやストラップは、ファスナーの穴に通らないことがあります。
反対に、小さすぎるものは指を掛けにくく、使いづらく感じることもあります。
購入前に、ファスナーの取り付け部分の大きさを確認しておくと安心です。
② 使用目的に合わせて選ぶ
毎日使うバッグには耐久性の高いキーリングや補修用引手がおすすめです。
一方で、旅行中だけ使えればよい場合や、たまにしか使わないポーチであれば、ストラップや結束バンドでも十分役立ちます。
③ デザインもチェックする
最近の100円ショップには、シンプルなものからかわいらしいデザインまで、さまざまな商品があります。
バッグや財布の雰囲気に合わせて選ぶことで、代用品でも違和感なく使えるでしょう。
迷ったら補修用引手を選ぶのがおすすめ
100円ショップでどれを買えばよいか迷った場合は、補修用ファスナー引手を選ぶのがおすすめです。
専用に作られた商品なので、
- 取り付けやすい
- 開け閉めしやすい
- 見た目が自然
- 長持ちしやすい
というメリットがあります。
応急処置としてキーリングなどを使うのも便利ですが、お気に入りのバッグや財布をこれからも長く使いたい場合は、専用の補修用引手へ交換すると、より快適に使い続けられるでしょう。
ファスナー引手の代用品を使うときの注意点

ファスナー引手の代用品は、手軽に取り付けられて便利ですが、使い方を間違えると外れたり、バッグや洋服を傷付けたりすることがあります。
せっかく取り付けても、すぐに壊れてしまっては意味がありません。
安全に、そしてできるだけ長く使うために、事前に知っておきたい注意点をご紹介します。
外れたり破損したりする可能性がある
代用品は、本来ファスナー用として作られているわけではありません。
そのため、使い方によっては途中で外れたり、壊れたりすることがあります。
例えば、
- ひもが擦り切れる
- ヘアゴムが伸びる・切れる
- 結束バンドが劣化して折れる
- クリップが曲がる
- 安全ピンが開いてしまう
といったことが考えられます。
特に、毎日使うバッグやリュックは開け閉めの回数が多いため、代用品への負担も大きくなります。
取り付けた後も、
- 緩んでいないか
- 傷んでいないか
- 外れそうになっていないか
を定期的に確認すると安心です。
違和感を感じたら、そのまま使い続けず、新しいものへ交換しましょう。
バッグや衣類を傷付けない工夫
金属製のキーリングやクリップは丈夫ですが、使い方によってはバッグや衣類を傷付けることがあります。
例えば、
- 金具同士がぶつかって傷になる
- 革製バッグに擦り傷が付く
- 洋服に引っ掛かる
- 洗濯中に他の衣類を傷める
といったケースがあります。
特に革製品やナイロン素材は、金属との摩擦で傷が付きやすいため注意が必要です。
傷を防ぐためには、
- サイズが大きすぎる金具を避ける
- 角が鋭いものを使わない
- 洗濯前は金属製の代用品を外す
などを意識すると安心です。
また、衣類には、ひもやリボンなど柔らかい素材を選ぶと、生地を傷めにくくなります。
子ども用品には外れにくいものを選ぶ
お子さんが使うリュックや通園バッグ、ジャンパーなどに代用品を使う場合は、安全性を最優先に考えましょう。
小さな部品は、強く引っ張った拍子に外れてしまうことがあります。
もし外れた部品を小さなお子さんが口に入れてしまうと、思わぬ事故につながる可能性もあります。
子ども用品には、
- 丈夫なストラップ
- 専用の補修用引手
- しっかり固定できるキーリング
など、簡単には外れないものがおすすめです。
反対に、
- クリップ
- 安全ピン
- 劣化したヘアゴム
などは、安全面を考えると避けたほうがよいでしょう。
取り付けた後も、ときどき緩みがないか確認すると安心です。
輪ゴムなど耐久性の低いものは避ける
「とりあえず家にあるもので…」と思って、輪ゴムを使いたくなる方もいるかもしれません。
しかし、輪ゴムはファスナー引手の代用品としてはあまりおすすめできません。
輪ゴムは、
- 紫外線
- 熱
- 水分
などの影響を受けやすく、時間がたつと劣化して切れてしまいます。
また、引っ張るたびに伸びるため、使っているうちに開け閉めがしにくくなることもあります。
同じように、
- 古くなったヘアゴム
- 細すぎるひも
- 劣化したリボン
なども、長期間使うには向いていません。
「数日だけ使えればよい」という場合を除き、耐久性の高いキーリングやストラップ、補修用引手を選ぶことをおすすめします。
違和感があるまま使い続けないことも大切
代用品を取り付けても、
- 開け閉めが重い
- 引っ掛かる感じがする
- すぐに外れそう
- ファスナーが閉まりきらない
といった違和感がある場合は、そのまま使い続けないようにしましょう。
引手ではなく、
- スライダー
- エレメント(歯)
- ファスナー周辺の生地
に問題がある可能性があります。
無理に使い続けると、故障がさらに広がり、修理費用が高くなってしまうこともあります。
「いつもと違うな」と感じたら、一度ファスナー全体を確認し、必要に応じて補修や修理を検討することが大切です。
代用品はあくまでも状況に合わせて活用しよう
ファスナー引手の代用品は、急なトラブルに対応できる便利な方法です。
ただし、すべての場面で代用品が最適というわけではありません。
応急処置として数日使うのか、それとも長期間使いたいのかによって、選ぶものも変わります。
お気に入りのバッグや財布をこれからも長く使いたい場合は、代用品で一時的に対応しながら、後日補修用引手へ交換すると安心です。
代用品を上手に活用しつつ、状況に応じて適切な補修や修理を行うことで、大切な持ち物をより長く快適に使い続けられるでしょう。
長く使うなら補修用引手へ交換するのがおすすめ

ファスナー引手の代用品は、急なトラブルに対応できる便利な方法です。
しかし、毎日使うバッグや財布、洋服などであれば、長期間使うことを考えて補修用引手へ交換するのがおすすめです。
最近では、工具を使わずに取り付けられる商品も多く、初心者の方でも簡単に交換できます。
見た目も自然で使いやすくなるため、「お気に入りのバッグを長く使いたい」という方にもぴったりです。
ここでは、補修用引手について詳しくご紹介します。
補修用ファスナー引手とは
補修用ファスナー引手とは、壊れたりなくなったりした引手だけを交換するための専用パーツです。
ファスナー本体を交換する必要がないため、
- 費用を抑えられる
- 作業時間が短い
- 初心者でも取り付けやすい
といったメリットがあります。
商品によって形や素材はさまざまで、
- 金属製
- 樹脂製
- 革製
- 布製
などがあります。
バッグのデザインや使い方に合わせて選べるので、見た目にも違和感が少なく仕上がります。
また、最近では開閉しやすい大きめの引手や、おしゃれなデザインの商品も増えています。
「壊れたから交換する」というだけでなく、使いやすさをアップさせる目的で取り付ける方も増えています。
サイズの選び方
補修用引手を購入するときは、サイズ選びがとても重要です。
サイズが合わないと、
- 取り付けられない
- グラグラしてしまう
- 開け閉めしにくい
といったことがあります。
購入前には、次のポイントを確認しておきましょう。
引手を取り付ける穴の大きさ
まず確認したいのは、スライダーにある取り付け穴のサイズです。
穴より大きい金具では取り付けられません。
反対に、小さすぎるものは安定しない場合があります。
ファスナーの大きさ
バッグ用と財布用では、ファスナーのサイズが異なります。
- リュックや旅行バッグは大きめ
- 財布やポーチは小さめ
- 洋服は細め
大きなバッグに小さな引手を付けると持ちにくくなり、小さな財布に大きな引手を付けるとバランスが悪くなることもあります。
見た目だけでなく、使いやすさも考えて選ぶようにしましょう。
使用するシーン
毎日使うバッグなら丈夫な金属製がおすすめです。
一方で、衣類なら軽くて柔らかい素材のほうが使いやすいこともあります。
用途に合わせて素材や形を選ぶことも大切です。
交換方法は意外と簡単
「交換は難しそう…」と感じる方もいるかもしれませんが、補修用引手の取り付けは意外と簡単です。
工具不要の商品なら、数分程度で交換できるものもあります。
- 壊れた引手を取り外す
- スライダーの穴を確認する
- 補修用引手を取り付ける
- 正しく固定されているか確認する
- 開け閉めして動作を確認する
特別な知識や技術は必要なく、説明書どおりに進めれば初心者の方でも取り付けられるでしょう。
ただし、古い金具が固く外れない場合は、無理に力を加えないよう注意してください。
無理に引っ張ると、スライダーまで変形してしまうことがあります。
100均・手芸店・ホームセンターで購入できる
補修用ファスナー引手は、意外と身近なお店で購入できます。
- 100円ショップ
- 手芸店
- ホームセンター
- バッグ用品を扱うお店
最近では種類も増えており、
- シンプルな金属タイプ
- 革風デザイン
- カラフルな樹脂タイプ
- アウトドア向けの丈夫なタイプ
など、用途に合わせて選べます。
また、インターネット通販ではさらに種類が豊富で、バッグの色やデザインに合わせて選びやすいでしょう。
「近くのお店では見つからなかった」という場合は、通販を利用するのもおすすめです。
お気に入りのバッグほど補修用引手がおすすめ
毎日使うバッグや、お気に入りの財布などは、代用品のまま使い続けるよりも、補修用引手へ交換したほうが快適です。
- 開け閉めしやすい
- 見た目が自然
- 耐久性が高い
- 長期間安心して使える
また、「バッグ自体はまだきれいなのに、引手だけ壊れてしまった」という場合でも、本体を買い替える必要がないため、費用を抑えながら使い続けられます。
大切なバッグや財布を長く愛用したい方は、応急処置として代用品を活用しつつ、できるだけ早めに補修用引手へ交換すると安心です。
代用品を付けても直らないときの原因

ファスナー引手を代用品に交換したのに、
- 「開け閉めしにくい…」
- 「ファスナーが閉まらない…」
- 「すぐに開いてしまう…」
という場合は、引手以外の部分に原因がある可能性があります。
引手はあくまでも「つまんで開け閉めするための部品」です。
そのため、ファスナー本体に不具合があると、引手を交換しても改善しません。
ここでは、代用品を付けても直らない主な原因をご紹介します。
スライダーが摩耗している
もっとも多い原因が、スライダーの摩耗です。
スライダーは、左右のファスナーの歯(エレメント)をかみ合わせる役割をしています。
毎日何度も使っていると、少しずつ摩耗し、歯をしっかりかみ合わせられなくなることがあります。
次のような症状がある場合は、スライダーの摩耗が考えられます。
- 閉めてもすぐに開いてしまう
- 一部分だけ開いてしまう
- 動きはするが、しっかり閉まらない
この場合は、引手を交換しても改善しません。
スライダーの交換や、場合によってはファスナー全体の交換が必要になることがあります。
「引手を付け替えたのに直らない」というときは、スライダーの状態も確認してみましょう。
エレメント(務歯)が破損している
ファスナーのギザギザした部分は、「エレメント」または「務歯(むし)」と呼ばれています。
この部分が欠けたり曲がったりすると、スライダーが正常に動かなくなります。
例えば、
- 歯が1つなくなっている
- 一部だけ変形している
- 閉めても途中から開いてしまう
といった状態では、引手を交換しても直すことはできません。
一度破損したエレメントは元の状態に戻せないことが多く、ファスナー本体の交換が必要になるケースがほとんどです。
無理に使い続けると、ほかの部分まで傷んでしまうこともあるため、早めに対処しましょう。
布部分が破れている
ファスナーの周りの布が破れている場合も、代用品だけでは改善できません。
特に、
- バッグの入り口
- リュックの開口部
- ジャケットの前合わせ
などは、開け閉めのたびに力がかかるため、生地が傷みやすい部分です。
布が破れた状態で使い続けると、
- 破れがさらに広がる
- ファスナーが外れやすくなる
- 修理が難しくなる
ことがあります。
小さなほつれ程度なら補修できる場合もありますが、大きく破れている場合は専門店へ相談したほうが安心です。
ファスナーに汚れやホコリが詰まっている
意外と見落としやすいのが、汚れやホコリです。
長年使っているバッグや洋服では、
- ホコリ
- 糸くず
- 砂
- 小さなゴミ
などがファスナーの間に入り込み、動きを悪くしていることがあります。
このような場合は、引手を交換しても改善しません。
まずは、
- 柔らかいブラシでホコリを落とす
- 綿棒で細かい汚れを取り除く
- 乾いた布で拭き取る
などのお手入れをしてみましょう。
汚れが原因だった場合は、掃除だけでスムーズに動くようになることもあります。
修理と買い替えの判断基準

ファスナーの状態によっては、「修理したほうがよいのか」「買い替えたほうがよいのか」で迷うこともあります。
そんなときは、次の表を参考にしてみてください。
| 状態 | 修理がおすすめ | 買い替えを検討 |
|---|---|---|
| 引手だけ壊れた | ◎ | - |
| スライダーだけ摩耗している | ◎ | - |
| 生地が少しほつれている | ○ | - |
| エレメントが欠けている | ○ | △ |
| 生地が大きく破れている | △ | ◎ |
| 全体的に劣化している | △ | ◎ |
修理がおすすめのケース
次のような場合は、修理や補修で十分使い続けられる可能性があります。
- 引手だけが壊れた
- スライダーだけ交換すれば直る
- バッグ本体はまだきれい
- 思い入れのあるバッグや財布
お気に入りのバッグなら、補修用引手やスライダー交換で長く使えることも少なくありません。
買い替えを検討したほうがよいケース
一方で、次のような場合は買い替えも検討してみましょう。
- ファスナー以外も傷んでいる
- 生地が大きく破れている
- 修理費用が高額になる
- 長年使って全体が劣化している
修理代が新品に近い金額になる場合は、買い替えたほうが結果的にお得になることもあります。
大切なバッグやブランド品は修理店へ相談するのもおすすめ
ブランドバッグや思い出のある財布などは、無理に自分で直そうとせず、専門の修理店へ相談するのもおすすめです。
専門店なら、
- 元のデザインに近い状態で修理できる
- ファスナー全体の交換にも対応している
- バッグや財布に合った部品を選んでもらえる
などのメリットがあります。
「まだ使いたい」という気持ちがある場合は、代用品だけで済ませようとせず、一度修理の相談をしてみるのもよいでしょう。
代用品で直らないときは無理に使わないことが大切
代用品は、引手だけが壊れた場合にはとても便利な方法です。
しかし、スライダーやファスナー本体に原因がある場合は、代用品では解決できません。
無理に使い続けると故障が悪化し、修理費用が高くなることもあります。
「引手を交換しても改善しない」「以前より開け閉めしにくくなった」と感じたら、ファスナー全体の状態を確認し、必要に応じて補修や修理、買い替えを検討するようにしましょう。
ファスナーを長持ちさせるコツ

ファスナーは毎日のように使う部分だからこそ、少しずつ負担が積み重なります。
しかし、日頃から少し気を付けるだけで、引手やファスナー本体を長持ちさせることができます。
「また引手が壊れたら困る…」という方は、ぜひ次のポイントを意識してみてください。
無理な力で引っ張らない
ファスナーを長持ちさせるために、まず大切なのが無理な力で引っ張らないことです。
例えば、
- バッグに荷物を詰め込みすぎた状態で閉める
- 引っ掛かっているのに強く引く
- 片手で勢いよく開け閉めする
このような使い方を続けると、引手だけでなくスライダーやファスナーの歯にも大きな負担がかかります。
ファスナーが重いと感じたときは、無理に引っ張るのではなく、一度止めて原因を確認しましょう。
バッグなら荷物を少し減らしたり、生地を整えたりするだけでスムーズに動くこともあります。
毎日の小さな心掛けが、故障を防ぐことにつながります。
汚れやホコリを定期的に取り除く
ファスナーは意外と汚れがたまりやすい部分です。
バッグや洋服を使っていると、
- ホコリ
- 糸くず
- 砂
- ペットの毛
などが少しずつ入り込みます。
これらがたまると、開け閉めが重くなったり、ファスナーが引っ掛かりやすくなったりすることがあります。
月に1回程度を目安に、簡単なお手入れをしておくと安心です。
お手入れ方法はとても簡単です。
- 柔らかいブラシでホコリを落とす
- 綿棒で細かい汚れを取り除く
- 乾いた布で軽く拭き取る
これだけでも、ファスナーの動きがスムーズになることがあります。
特にアウトドア用品や通勤バッグなど、外で使う機会が多いものは、定期的に確認するとよいでしょう。
滑りが悪いときは専用潤滑剤を使う
ファスナーの動きが少し重く感じるときは、専用のファスナー用潤滑剤を使うのもおすすめです。
潤滑剤を使うことで、
- 開け閉めがスムーズになる
- スライダーへの負担が減る
- 引手に余計な力をかけずに済む
というメリットがあります。
使う際は、商品の説明書を確認し、適量を使用しましょう。
反対に、食用油や機械用の油などを代用するのはおすすめできません。
ホコリや汚れが付きやすくなり、かえって動きが悪くなることがあります。
滑りが気になる場合は、ファスナー専用の商品を使うようにしましょう。
違和感があれば早めに補修する
ファスナーは、完全に壊れる前に小さなサインが現れることがあります。
例えば、
- 少し引っ掛かる
- 開け閉めが重くなった
- 引手がぐらつく
- スライダーがゆるく感じる
このような症状をそのままにしていると、ある日突然ファスナーが使えなくなることもあります。
違和感に気付いたら、
- 引手の緩みを確認する
- 汚れを取り除く
- 補修用引手へ交換する
など、早めに対処することが大切です。
早めの補修なら費用も少なく済み、大切なバッグや洋服を長く使い続けられます。
荷物を入れすぎないことも大切
バッグのファスナーが壊れる原因として意外に多いのが、荷物の入れすぎです。
バッグがパンパンの状態になると、ファスナーには常に強い力がかかります。
その状態で無理に閉めたり開けたりすると、
- 引手が折れる
- スライダーが変形する
- エレメントが傷む
などの原因になります。
荷物が多くなりそうな日は、一回り大きなバッグを使うなど、余裕を持って収納することもファスナーを長持ちさせるコツです。
保管するときもファスナーへの負担を減らそう
使わないバッグや洋服を収納するときも、ファスナーへの負担を減らすことが大切です。
例えば、
- バッグを押しつぶした状態で保管しない
- 重いものを上に載せない
- 湿気の少ない場所で保管する
といったことを意識すると、ファスナーの変形やサビを防ぎやすくなります。
また、長期間保管する前には、一度汚れを落としておくと、より良い状態を保ちやすくなります。
少しのお手入れで長く快適に使える
ファスナーは、毎日何気なく使っている部分ですが、少しのお手入れや使い方の工夫だけでも寿命を延ばすことができます。
無理な力をかけず、汚れをためないようにし、違和感があれば早めに対処することで、引手だけでなくファスナー全体を長持ちさせられます。
お気に入りのバッグや財布、洋服をこれからも気持ちよく使い続けるために、ぜひ日頃のお手入れを取り入れてみてください。
よくある質問(FAQ)

ここでは、ファスナー引手の代用品についてよくある質問をまとめました。
「これも気になっていた」という疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。
Q1. ファスナー引手だけ交換できますか?
はい、引手だけ交換できる場合が多いです。
引手だけが折れたり外れたりした場合は、ファスナー本体が壊れていなければ、引手だけを交換してそのまま使えることがあります。
最近では、
- 補修用ファスナー引手
- キーリング
- ストラップ
などを取り付けるだけで簡単に直せる商品も販売されています。
ただし、スライダーやファスナーの歯(エレメント)が壊れている場合は、引手だけ交換しても改善しないことがあります。
まずは、どの部分が壊れているのか確認してから交換するようにしましょう。
Q2. 一番おすすめの代用品は何ですか?
もっともおすすめなのは、キーリングです。
- 丈夫で壊れにくい
- 指を掛けやすい
- バッグやリュックにも使いやすい
- 比較的見た目も自然
また、100円ショップやホームセンターでも購入しやすく、手軽に取り付けられる点も魅力です。
一方で、洋服にはひもや布製ストラップ、小さなポーチには革ひもなど、用途によっておすすめの代用品は変わります。
記事内の比較表を参考に、自分に合ったものを選んでみてください。
Q3. 100円ショップの商品でも十分使えますか?
日常使いであれば、100円ショップの商品でも十分活用できます。
ダイソーやセリア、キャンドゥでは、
- キーリング
- ストラップ
- 結束バンド
- 補修用ファスナー引手
などが販売されていることがあります。
特に補修用引手は、ファスナー専用に作られているため、見た目も自然で使いやすい商品が増えています。
ただし、商品によってサイズや耐久性が異なるため、購入前にファスナーのサイズを確認すると安心です。
Q4. 結束バンドは長期間使えますか?
結束バンドは丈夫ですが、長期間の使用には定期的な点検がおすすめです。
結束バンドは耐久性が高く、水にも強いため、応急処置だけでなく、しばらく使い続けることもできます。
しかし、
- 紫外線による劣化
- 繰り返し力がかかることによる傷み
などで、時間がたつと切れてしまうことがあります。
特に屋外で使うバッグやリュックでは、定期的に状態を確認し、劣化しているようであれば新しいものへ交換しましょう。
お気に入りのバッグなら、後から補修用引手へ交換するほうが安心です。
Q5. 代用品を付けてもファスナーが閉まりません
引手以外の部分が壊れている可能性があります。
例えば、
- スライダーが摩耗している
- ファスナーの歯(エレメント)が欠けている
- 布部分が破れている
といった場合は、引手を交換しても改善しません。
また、ホコリや糸くずが詰まっているだけで動きが悪くなっていることもあります。
まずはファスナー全体を確認し、汚れを取り除いても改善しない場合は、修理や交換を検討しましょう。
Q6. 洗濯しても代用品は外れませんか?
代用品の種類によって異なります。
例えば、
- キーリング
- 補修用引手
などは比較的外れにくいですが、
- ヘアゴム
- リボン
- 結び目だけで固定したひも
などは、洗濯中に緩んだり外れたりすることがあります。
また、金属製の代用品は、洗濯槽や他の衣類を傷付ける原因になることもあります。
衣類を洗濯する際は、できるだけ代用品を取り外すか、洗濯ネットを使用すると安心です。
Q7. ブランドバッグでも代用品を使って大丈夫ですか?
応急処置として使うことはできますが、長期間そのまま使うのはあまりおすすめできません。
ブランドバッグは、デザインや素材にこだわって作られているため、金属製の代用品で傷が付いてしまうことがあります。
また、見た目のバランスが崩れてしまうこともあります。
大切なバッグの場合は、
- 一時的にキーリングなどで代用する
- 早めに補修用引手へ交換する
- 必要に応じて専門の修理店へ相談する
という方法がおすすめです。
まとめ
ここまで、ファスナー引手の代用品についてご紹介してきました。
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 引手だけが壊れた場合は、身近なもので代用できることが多い
- キーリングやストラップは、使いやすさと耐久性のバランスが良くおすすめ
- 100円ショップでも代用品や補修用引手を購入できる
- スライダーやファスナー本体が壊れている場合は、代用品では直らない
- 長く使うなら補修用引手へ交換すると、見た目も使い心地も良くなる
- 日頃のお手入れや無理のない使い方を心掛けることで、ファスナーは長持ちしやすくなる
ファスナーの引手が壊れると、「もう使えないかも」と不安になるかもしれません。
しかし、引手だけの故障であれば、身近なアイテムで応急処置ができることも多く、慌てて買い替える必要がない場合もあります。
まずはファスナー全体の状態を確認し、状況に合った代用品を選びましょう。
そして、お気に入りのバッグや財布をこれからも長く使いたい場合は、応急処置として代用品を活用しつつ、補修用引手への交換や必要に応じた修理を検討するのがおすすめです。
適切な方法でお手入れをしながら、大切な持ち物を長く快適に使い続けてください。

